旅日記、あるいは食べある記

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桜の京都

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先週末、京都にて花見。
七〜八分咲きぐらいのところが多かったので、今週末は満開でしょう。満開の桜花賞ですね。

いわゆる桜の名所は人が多くて辟易なので、おもに穴場をめぐりました。

ルートは醍醐寺、蹴上のインクライン、哲学の道、真如堂、上賀茂神社、平野神社、城南宮(ここはまだほとんど咲いていなかった)、大徳寺の高桐院(桜はありません)、船岡山の建勲神社、千本釈迦堂など西陣周辺のお寺etc.


いくつか紹介いたします。
写真は、上から 醍醐寺の桜(三宝院の前、満開の枝垂桜)、インクラインの線路、高桐院、建勲神社、西陣の桜。
しかし、桜のない高桐院の静謐さが引き立ちますね。まるで時間が止まったよう。

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ウブド、レゴンダンス、バロンダンス (バリ島旅行記、その3)

バリ旅行記の続き。

3日目から海沿いのリゾートエリアを離れ、内陸部のウブドへ。芸術の村として名高いウブドですが、噂にたがわぬ素晴らしさでした。

なにが素晴らしいって、もちろん少なからず観光地化されてはいるんですが、それでも残る田舎らしい素朴で美しい風景に、街の活気、猥雑さと宗教性etc. 世界のすべてが(といったら大げさですが)ここには詰まっている感じ。

泊まったのはロイヤル・ピタマハというホテルで、西欧の資本ではなく王家が運営しているらしい(といっても値段はやはり高いんですけどね)。
アユン川の渓谷ぞいの広大な敷地に建ち、客室のすべてがプールつきのヴィラ。森のなかの一軒家という感じで、建物の趣も景色もすばらしいです。

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もちろんスタッフの接客も親切で申し分なく、最高のホテルでした。
一生に一度くらい、こんな贅沢も自分に許しちゃう。

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ウブドでは、王宮にておこなわれるダンスを毎日みていました。
女性のみの踊り手によるレゴンダンスに、「聖獣・バロン」(日本の獅子舞によく似た)の禍々しくも愛らしいバロンダンス、等々。

「ビナ・ルマジャ」というグループのレゴンダンスなどを見たのですが、その動作の美しさ、機敏さ、踊り手の真剣さ、緊張感が(その前にウルワトゥで見たケチャックと比べて)桁違い。
じつに衝撃的でした。とにかく筆舌に尽くしがたい…。ぜひ一度ご覧あれ。

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これがバロン。彼の顔には、バリの街のいたるところでお目にかかれます。

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ケチャックダンス(バリ島旅行記、その2)

バリ島のつづき。

最初に泊まったようなヌサドゥアのような西欧資本のホテル地区は、地元住人を完全に締め出していて、植民地のようなつまらないところだったのですが、そこから外に出れば想像していた以上のアジアの混沌。

野犬(飼い犬?)や野鶏(というのか?)が歩道や車道を闊歩すれば、車のあいだを縦横無尽にバイクが走り抜けていきます。
食べ物屋の屋台にも心惹かれますが、衛生的に耐性のない旅行者にはさすがに厳しそう。


男たちは昼間から店や家の前でたむろしてのんびりおしゃべりに興じたり、ひとり物思いにふけったり。
女たちは家事にいそしんだり、供え物を家々や道端に供えたり(バリでは、お供えは神に捧げるだけでなく、悪霊にも捧げるのだとか)。

どの顔も一様に幸福そうで、目が合えば屈託のない笑顔で、親しげにほほえみかけてくれます。
これはホテルの従業員や店員ももちろんみんなそうで、日本の営業スマイルやヨーロッパの冷たい対応に慣れたぼくには新鮮な驚き。いい国だあ。

なんでも、バリでは怒ること自体がタブーなのだそうで(「地球の歩き方」情報)、だれもが裏表のない親切さで接してくれるのです。


さて、そんなバリでいちばんのお目当てだったのはダンス。まさにバリ文化の粋。
レゴンダンス、バロンダンス等々、さまざまなダンスが有名ですが、最初に見たのは観光地ウルワトゥ寺院でおこなわれるケチャックダンス。

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(これが夕暮れのウルワトゥ寺院)

ケチャック(ケチャ)はそもそもが観光客相手に20世紀になってから考案されたダンスだそうで、それゆえにさほど期待してはいなかったのですが、上半身裸の男たちが「ケチャッ、チャチャッ!」とリズミカルに声を発しながら体を揺らしていくさまはなかなか圧巻。

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この「ケチャ!」の声を周囲にしたがえて、古くからの物語「ラーマヤーナ」が繰り広げられるわけです。
金ぴかの衣装の踊り子たちは、不思議に体をくねらせ、とにかく神秘的。

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最後には火に囲まれた白い猿が、本物の炎からの脱出劇を演じます。
おいおい、こんなに火をつけて大丈夫か(観客席にも火が来るんじゃないか)と心配になりますが、このあたり観客を巻き込んでハラハラさせる性格は、本物の宗教儀礼にも通じるものがあるかもしれません。

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この話のつづきはまたいずれ。

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出ない!(バリ島旅行記、その1)

先週の3日から、少し早めの夏休みをもらってバリ島に行ってきました。

大学時代に熱心に読んでいたのが植島啓司の宗教論や伊藤俊治の芸術論で、彼らが好んでバリを取り上げるものだから、ぼくの妄想のなかで勝手なイメージばかりが膨らんでいた「神々の暮らす島・バリ」。

強い憧れにもかかわらずなぜかずっと縁がなかったのですが、ようやく機会を得てはじめてのバリです。


詳しく旅行記を書いている余裕はないのですが、見聞きした面白いものを何回かに渡ってメモ程度に。



ガルーダ航空で成田から約6時間、デンパサールへ。
空港ではさっそくオブジェを発見。これは「割れ門」というやつで、街中でもあちこちで目にすることになります。
はるばる来たぜバリへ、という気分になります。

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バリでは神聖とされる山(とくにアグン山)を模した形なのだとか、あと、2つに分かれた形はバリ・ヒンドゥーの思想の象徴でもあるとか(善悪や聖俗、男女等々、さまざまな二元論とその融合という問題がいつもあるんだとか)、のちにガイドさんたちから説明を受けました。


最初に泊まったのがビーチ沿いのヌサドゥア地区にあるアヨディアというホテル。
このあたりは欧米の資本が買い占めた地区で、このホテルも旧ヒルトンだそう。

そう考えるとなんか面白くないのですが、ただこのホテル、巨大なホテルなんですが、造りはなかなかおもしろい。
ロビーがまるで寺院のようなのです。

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予約したクラスの部屋が満室だったそうで、案内されたのがスイート。ラッキー!


こんな感じで、ちょっとずつバリのことを書いていければと思います。





ところで話を先取りしてしまうと、旅行前から少し心配ではあったのですが、滞在最終日になって案の定、おなかを壊してしまいました。
なにが当たったのかわからないけど、観光もままならず、1日苦しんでいました。

しかたなく現地(ウブド)で薬を買ったのですが(話はそれますが、薬屋さんでさえもバリでは売り物に定価がなくて、いちいち交渉しなきゃいけないんですよ)、そこで飲んだ「イモディウム」という薬、効きすぎちゃいまして今度は便秘に。
いったいどんな成分入ってるんだ?

普段は万年ゲリ腹体質の私なので、こんな経験はほとんど初めて。
土曜日に帰国してから丸3日間、1度も出ないのです。


今日ついに下剤を飲んでみたのですが、便意は催すものの、直腸の便が固まってふたをしている状態で出られません。
このままずっと出なかったら、腸閉塞で死んでしまったりはしまいか・・・。経験がないだけに、そんな想像までしてしまいます。

こういうときの対処法はイチジク浣腸しかないのでしょうか? だれかご存知のかた、おしえてください。

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秋の京都 その1

先週末、紅葉シーズンの京都に行ってきました。ミシュラン風に、簡単にその記録を。

23日
1、東福寺・・・採点不能
京都駅で新幹線から奈良線に乗り換えて、東福寺を目指す…も、境内に入る前に満員電車のようなあまりの人手に行く手を阻まれて、断念。ディズニーランドか!
しかし、紅葉の通天橋、見たかった…。


2、法金剛院・・・☆
行き先変更、JR花園駅から法金剛院へ。ここは人が少なくていいです。
門のところのカエデは、まさに紅葉真っ盛り。

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「花の寺」というだけあって、ここは庭園がこじんまりとしながらもなかなか可憐でいいですね。花のシーズンもよさそう。
そして、本尊の阿弥陀如来(重文)がすばらしい。あまりに穏やかな表情に、見ているほうがうっとりしてしまいました。

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3、妙心寺・・・☆
妙心寺の退蔵院へ。全体としては、まだ色づき始め。

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24日
この日はレンタカーを借りて、西山方面に遠出。

4、勝持寺・・・☆☆☆
いかにも山寺で、参道からうっそうと樹木がおい茂り神秘的。
そして紅葉。まだベストシーズンには早いようでしたが、ここのカエデはほんとに強烈な赤。
緑から黄色、赤までグラデーションがかったかのようで、じつにきれいです。
ここまで来る人は少ないようで、ここならじっくり味わえます。

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5、金蔵寺・・・☆☆☆
さらに山道をすすみ、京都のお寺でいちばん行きにくいという金蔵寺へ。

http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/6c/d6/shii_take1977/folder/693807/img_693807_53446775_7?1196408539

勝持寺にもましてひなびた山寺で、うち捨てられた感じなのですが、それだけに紅葉もいっそう鮮やか(ただ、これでも今年の紅葉はあまりきれいではないほうなんだとか)。
これはあまり人に教えたくない…と思いつつ、ここに書いてしまいます。

http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/6c/d6/shii_take1977/folder/693807/img_693807_53446775_6?1196408539

http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/6c/d6/shii_take1977/folder/693807/img_693807_53446775_5?1196408539

色づきかたとしては、まだこれからがベストの時期だと思うので、今から京都に行く方にはお勧めします。


つづきはまたいずれ。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

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