皮膚科特別診療 〜私はやってない!〜
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みなさん、こんにちは♪ 愛知県豊明市にあります四季の森どうぶつクリニックです♪ 寒いですね〜、毎回言ってますが(笑) 一昨日の土曜日の朝は、降雪&積雪がありましたね!! ついでに記念撮影もしました♪ そして雪道の影響で診察が少なめでした(笑) では、と〜っても真面目に更新しているこの2月、今回は症例報告です♪ 当院の中でもっとも遠い(僕は行ったこともない)ところから来院されている方です。 症例No.16 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 男の子 11歳 子犬の頃から耳のただれ、皮膚病などでず〜っと通院されていたようです。 ひどく悪化したのが、約5年前から・・・・・・ 首の炎症・脱毛・痒み、内股の湿疹・痒み、背中(腰)にもよく起きるとのこと。 当院にこられる1年少し前にインターネットで、皮膚病治療を専門的に行っている動物病院をさがし その動物病院で「アレルギー検査、食事療法、マイクロバブル」に加えて、漢方の薬をなんと6種類!! 処方され、1年間がんばって食事療法、マイクロバブル、漢方を継続されました。 「よくなってきたかな〜」と思ったら、またひどくなり、「ちょっとよくなったかな〜?」と思っても またひどくなるの繰り返し・・・で、結局明らかな改善はなかったとのことです。 そしてその皮膚の病院の通院をやめた理由が主に2つ。 1.長く続けることでちょっとづつよくなるかな〜と期待したが、1年経って効かなければこれ 以上継続しても変わらないだろう。 2.通院最後の方で、また悪くなったとき、院長から「絶対処方食以外のモノ(食べ物)をあげた でしょ!?それ以外考えられない!」といわれた。 飼主さまは「私は処方された食事以外一切あげてない!」と笑って怒ってました。 来院時も、非常に痒みが強く、内股や腰のあたりには止まらないほど噛みついてしまうとこのでした。 では、写真になります。 初診時の全体像です。 一見あまりひどそうではありません。 ですが、被毛をわけてみていくと、 治療7日目の2回目の診察時に院内薬浴を行いましたが、その時に全身の毛刈りを行いました。 治療を1週間行った後で、ある程度改善した状態でも、かなりひどいです。 頚部、胸部(背側、腹側、側面)、ワキ、上腕、内股、腰背部の部位はほぼ全部が病変部でした。 以後治療経過です。 クリックするとある程度大きくみることができます。 経過は写真の通り、非常にきれいになりました。 (被毛の再生によって皮膚病変が見えにくくなったわけではありません) 痒みも治療13日目にはほぼなくなりました。 治療途中に見られた体躯の色素沈着はそれまでの炎症がいかに重度だったかの証拠のようなものです。 今回の治療は投薬、院内薬浴、自宅での薬用シャンプー、食事療法、サプリメントをしっかり、 欠かさず実施していただきました。 治療方針におけるコンプライアンスは完璧といえるでしょう。 経済的な負担も特に大きかったのですが、熱心に通院していただけた飼主さまに感謝です。 重症度が高いわりに、非常に短期間で改善しましたが、すべての症例でこのようないい結果が でるわけではありません。 改善が認められるのに1〜2カ月かかり、許容できる範囲内に痒みが落ち着くのそれ以上 かかる症例もあると思います。 今まで何年もの間非常に苦労されてきた飼主さまが「今までの治療は何だったのだろう?」と おっしゃってましたが、今回の治療では確かに劇的に改善したと思います。 参考までに食事療法は当院に来られる前に通われていた皮膚の病院での食事と同じもので継続しました。 漢方については、6種類を1年継続して改善していなかったので、効果なしと判断せざるをえない かもしれませんね。 漢方は僕自身使用したことありませんし、今回の症例だけでその善し悪しの判断はできませんが、 当院での治療には使用する予定はありません。 ※飼主さまの許可を得て掲載させていただきました。ご協力に感謝です♪
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