大窪寺
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大窪寺
撮影地:香川県さぬき市多和兼割
Nikon D300・AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
正式名称は医王山(いおうざん)遍照光院(へんしょうこういん)大窪寺。養老年間(7
17年 - 724年)に行基によって開基されたと伝えられる。四国八十八箇所巡りの第八
十八番札所、結願所である。奥の院で空海が薬師如来を刻んで安置したとも伝えら
れる由緒正しい寺だ。ご本尊が持つ法螺貝は全ての厄難諸病艱難辛苦を吹き払う
ものとされている。八十八箇所巡りを無事終え結願した者は、道中をともにしてきた
金剛杖、菅笠を奉納する。これらはいずれ護摩火で焚かれることになる。巡礼者の
汗と苦労と数々の想いは、煙と共に空に上っていくのである。
四国霊場八十八カ所の巡礼で、4年に1度のうるう年の今年、第88番札所大窪寺
から反時計回りに霊場を巡る「逆打ち」で結願を目指す巡礼者が増えている。
逆打ちは、1番札所から順番に回る順打ちとは正反対の巡り方で、四国遍路の祖 といわれる衛門三郎伝説に由来する。それによると、天長年間(824〜834年)ご
ろ、伊予の国(愛媛県)の衛門三郎が托鉢(たくはつ)僧の鉢を叩き割って僧を追い
払うと、8人の子どもが次々と死んだ。托鉢僧が弘法大師だったと思った三郎は謝罪
のため、何度も遍路に出たが大師に会えず、うるう年に逆の道順で巡っていると、第
12番札所焼山寺近くで病に倒れた際、大師が現れたという。
逆打ちの理由は諸説あるが、▽逆打ちすれば、霊場を巡っているとされる弘法大 師と出会いやすい▽順打ちのためにつくられた遍路道を逆から巡ると、道に迷うなど
苦労が多いため、より大きな功徳が得られる―などと伝えられている。
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