The 12 finalists of the 2012 violin competition (ⒸBruno Vessie)
2012年5月26日(日本時間27日未明)、5日間にわたる本選(ファイナル)が終わり、
発表のテレビ中継はこちら。お客さんがあったかいのが、ほんと素晴らしいね!
1 : Andrey Baranov (ロシア)
2 : Tatsuki Narita (日本)
3 : Hyun Su Shin (韓国)
4 : Esther Yoo (アメリカ)
5 : Yu-Chien Tseng (台湾)
6 : Artiom Shishkov (ベラルーシ)
ファイナルに残りながらも、残念ながら6位入賞とはならなかった皆さんは、
アルファベット順に次の通り。(かつてのような7位〜12位ではありません。)
Ermir Abeshi (アルバニア/イタリア)
Marc Bouchkov (ベルギー)
Nikki Chooi (カナダ)
Dami Kim (韓国)
Josef Spacek (チェコ)
Nancy Zhou (アメリカ)
長かったね〜。4月末からひと月あまり、この長丁場を制したのは、
いまや世界的に有名?な competition-hopper、アンドレイ・バラーノフ君。
転戦に次ぐ転戦の末、ついに最難関のエリザベート優勝!おめでとうございます。
これで、コンクール行脚も終止符かな? ごくろうさまです。
そして2位は、日本の成田達輝さん。見事でした。本当におめでとうございます!
このひと月、ライブ中継を観たり、後でヴィデオを観たり、とても楽しかったです!
ファイナルを聴きながら、個人的な予想としては、成田さん、エスター・ヨーさん、
シン・ヒョンスさんあたりで1位から3位を争うのかな・・・・と思っていました。
コンクールのトリを務めた台湾の若き俊英ツェン君のブラームスのコンチェルトも
ちょっと線が細いけど、しなやかで瑞々しく、よく歌う演奏で、とてもよかったです。
あと、シンさんと同じシベリウスのコンチェルトを演奏したナンシー・チャオさんも、
いい線行くかなと思ってました。みそは、チャオさんのシベリウスの方が好きでした。
ということで、ファイナルだけで評価すれば、今回の最終結果の2位から6位までは
おおむね理解できるし、一次予選からトータルで考えると、成田君が一番安定していて
優勝に近かった気がします。パガニーニのコンチェルトで勝負するのはリスキーな気が
しなくもありませんでしたが。でもとにかく、みそにとって音楽的に最も共感できたのは、
成田君とツェン君でした。ふたりともセンスがいいね。ちょっと細いのが惜しいけど。
エスター・ヨーさんも、よく歌いよく喋る音楽でした。でもちょっと口真似っぽくて、
心の深いところから溢れてくる音楽という感じがあんまりしなかったのが残念でした。
じゃ、バラーノフ君は?
じつは正直、1位になるとは思いもよりませんでした。6位入賞できれば立派だと思ってた。
でも、ここ数年間、バラーノフ君の「道場破り的コンクール世界旅行記〜白熊奮迅の巻」を、
(ブツブツ言いながらも)内心楽しんできたみそとしては、「良かったね♪おめでとう!」と
賛辞を贈るだけです。ほんと、おつかれさまでした!
それにしてもさ・・・・。
今回のファイナルの指揮者とオケ、グダグダだったね・・・・。みんながかわいそうでした。
ギルバート・ヴァルガ・・・。ほんとにヴァイオリンの巨匠ティボール・ヴァルガの息子かしらん。
みんな、決死の準備をして渾身の本番に臨んできてるのだから、ちゃんと付けてあげようよ!
もちろん、5日間連続で2つのコンチェルトのリハと本番をするのは、オーケストラとしては
本当にしんどいと思います。それにしても、いつもモタモタ遅れぎみで、ソロと拍が合わず、
あわや事故寸前ってことも・・・。ヨレヨレした木管は音程もトホホだし・・・。
シベリウス・コンクールみたいに、フィンランド放響とヘルシンキ・フィルのふたつで分担して、
こないだのサカリ・オラモとヨーン・ストルゴーのように、ばっちり両シェフを起用するぐらい、
万全の態勢をつくってあげたらいいのに・・・。
・・・ということで、まだまだ書きたいことがありますが、このへんで一旦、小休止。
いつか、引退したら「エリザベート鑑賞旅行」にいきたいピョン!
みなさま、おつかれさま。ありがとう。おめでとう。成田君、おめでとう!
みそ