★教育的話題★

小学校教師を目指した塾講師の独り言です。教育本、教育の話題他

教育本紹介

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「子どもの話にどんな返事をしていますか?」 ハイム・G・ギノット 菅靖彦●訳


この本は、全ての教師・親に読んでほしい1冊である。

近年、子どもとうまくコミュニケーションの取れていない親が増えてきている。
また、核家族化ということもあって、しつけを学校に任せている家庭も少なくない。
しつけを放棄しているのではないかと思わせる家庭も少なからずある。
特にうちの塾では、お母様が「私も仕事をしているので、しつけも兼ねてこちらの塾に・・・」
として、個別指導塾を選んでいる親もいるらしいのだ。
「しつけ」というものは、親が一番大切な役割を持っているであろう。
一生付き合っていく大人であるからである。
逆に、そう考えると、やはり親のしつけというものは非常に重要な役目を果たしてくる。
それなのに、うまくいっていない・・・。

そんな中、この本は、それを少しでも改善の方向に向かわせる手立てが書かれている。
著者は外国の方なので、日本に100%合うか、といわれると甚だ疑問であるが、
自分が読んだ感想としては、「今の日本の子どもに試してみる価値は十分にある」ということである。

それでは、プロローグから一部分をピックアップしてみます。

「・・・・・・
たいていの親は子どもの持つ破壊的な力に気付いていないからだ。
親たちは、気付くと、自分が親から言われたことを子供たちに言っている。自分のきらいな口調で、言うつもりのなかったことを言っているのだ。
・・・・・・・
子どもとのコミュニケーションを改善したかったら、何から始めればいいのだろう?
まず、子どもへの対応の仕方を調べる必要がある。そして、ふるまいを批判するのではなく、気持ちをくむ言葉を身につけなければならない。それは、大人が客や見知らぬ人にたいするときに使う言葉だ。
・・・・・・」

そして、本章(1章〜10章)では、実際のいい対応、悪い対応を具体的に挙げて、解説をしている。
ついついしてしまいがちな子供への対応に対して子どもがどう受け止め、そしてどういう子に
成長してしまうのか、恐怖さえ覚える。

エピローグでは次のように言っている。
子どもの能力を花開かせてやるには、思いやりと共感する心を持って子育てにあたらなければならない

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