新庄動物病院の掲示板

奈良県葛城市の新庄動物病院の掲示板です。もはや院長の病院の日常を綴った日記です。もう、被災地ブログではありません。

獣医学情報

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

獣医学情報メルマガ

獣医学情報について、メルマガを発行することにしました。
 
 
真面目に情報を得ようとする方々に対して、最新の情報を効率よく提供するために作りました。多くは、専門的にやっている遺伝性疾患の知見などです。それと臨床上、役に立つであろう病気の話を書いています。
 
書いている感覚が、獣医学の論文ほどは堅苦しくないです。
学会発表の抄録、そう、字数制限があるものを、自由に制限なくわかりやすく書いた感じです。
そして、一般誌に投稿するくらいの読みやすさで書いています。
 
ネット情報に振り回されている方々救済計画でもあります。
読んでいくうちに考えが変わると思うんです。
 
ネットの情報を信じて、それを獣医さんところに行って
 
「先生、こんな治療法ネットで書いてあったんですけど。。。」
 
っていうのは、宣戦布告ですね。医療って、少なくとも信頼関係の上で成り立ちますので、その診断した先生のやり方が一番なんですよ。99%そうです。
 
たとえば、膀胱炎の治療で、どの抗生物質を使うか・・・・。そもそもどんな診断をしたのか?細菌の培養検査をして、抗生物質の感受性試験もしないで、いきなり多くの獣医師が感受性試験もしないで抗生剤を選択するのはなぜか?みたいな理由もわかります。そんなメルマガです。

閉じる コメント(8) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。

閉じる トラックバック(2) ※トラックバックはブログ開設者の承認後に公開されます。

神様の治療

今日は、ちょっと真面目な話です。iPS経由せず「血液細胞」成功したそうです。

さて、時間があれば、来年から院内で再生医療というものをやっていこうと考えています。実は、再生医療に関して、あるところから依頼があり、、、、まぁ、いろいろと・・・です。
 
個人的に研究分野は遺伝子なんですけど、遺伝的に欠損している何かを再生させることも、この分野の仕事かなと思い、手を出そうかと考えています。うーん。設備とか、細胞の培養に関しては、副院長の大学時代の研究が生きてくるのですよね。うんうん。大医学時代の基礎系の研究室も悪くないものです。
 
実際、我々獣医師の領域でもすでに、脂肪間質細胞を用いた治療も行われようとしています。骨髄細胞で行っていたのですけど、脂肪の方が採取が容易ですもんね。これにより、脊髄損傷や腎不全や心筋梗塞、小脳梗塞などに対しの治療が行われようとしています。
 
さてさて、ひじょうにコストがかかるという以外は、素晴らしい治療であると思います。毎日細胞を増やして、その成長に一喜一憂しながら、育ったところで体に入れて、、、、こうやって、治療する側は一生懸命なんですよね。
治せなかったものが治せる!
 
これって素敵です。
そのうち、遺伝子治療を実施した細胞で、特定の酵素欠損とかそういった不足分を補う形で正常細胞を作り出し、それを増殖させることで遺伝性疾患も制圧できないものか???とも考えています。
 
可能性は無限大。さて、こういった治療がどんどん進んで、多くの病苦を取り除けたらいいなと考えています。
実は、競走馬の「カネヒキリ」がこの治療を実施して、屈腱炎から回復しています。2007年から屈腱炎に対しての幹細胞治療を開始して、2008年にレース復帰、その後ジャパンカップダート、東京大賞典、川崎記念と3連勝しています。ただ、30頭の治療で、10頭がレース復帰。。。。今までは復帰が厳しかったことを考えると、、、、ね。効果はあるんですよ。でも、100%ではないんですよね。この確率向上が課題です。きっとこれからの分野です。
来年からやれたらいいですね。

なんだか、神様の領域みたいです。でも、医療ってどこか神がかり的なものがあってもまぁいいのかもしれません。

閉じる コメント(8)

閉じる トラックバック(1)

最新の論文

最近書いた論文です。

こういう感じの研究もやっています。
臨床家でありながら少しは研究的なことをやって、世間に貢献しようとしています。

http://ci.nii.ac.jp/naid/40017117855

目の前の一頭を治療することも重要性も理解できています。
しかし、目に見えないところにある病気や将来の疾患を予防することも、大切じゃないかな?と思います。

いつまでも治したいとか、病気を取り除きたいって気持ちを持つことは、重要です。
同時に、最新情報を効率よく吸収するには、自分もそれに対して感受性のある人間にならなければなりません。学会発表よりも100倍こういった論文にする方がしんどかったです。

何がしんどかったか・・・・。
いや、全部。です。

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

スタッフと参加の獣医学会

スタッフと参加してます。

獣医学会の一日目から帰ってきました。
うちのスタッフは、獣医師のセッションでも果敢に質問するほど積極的。
たくましいです。勉強熱心です。
また一回り成長して皆さんの前に現れます。

さて、そんなスタッフにつも支えられている院長の、、、、、、ぉぉ・・・・
学会一日目



ユニクロ騒動に巻き込まれて早起き
アンパンと牛乳がほしいわけではないけど、なんかそういうのほしい。

朝から心臓エコーの講義を聴いてみた。
知識の確認。何となく、エコーって話で聞くと難しい。

その後、顧問をつとめる三菱化学さんと雑誌の編集者さんと密談。

3月からの連載が決まる。それに対しての各社へのあいさつと相談。

他の雑誌との話し合い。なぜか本を買ってしまった。

ランチョンセミナーがあって、フィラリアとかのクスリの会社のエアフォースワンさん(仮名)御一行とお話。来年の学術セミナーの話。

長期間作用する抗生物質の会社と学術委員としてのセミナー依頼。

うちのスタッフ三人と合流。ブースを回りながらワイワイ
なんだか色々ともらったり情報交換したり試供品を送ってもらったり。。。。

さらに再び、顧問として某保険会社との密談。びっくりする内容(これは動物にとって前向きな内容)。
その後、少し勉強して、、、またコーヒータイム。


大学の教授、准教授複数。エキゾの専門家(東大に今でも診療に行ってる有名な先生が実は東大の同期、なぜか毎回学会で会う)。

交流して、再び、顧問の会社。年度末までに何か講演するかも。
一般向けの北海道が案外好評だったようで、一般向けの講演の依頼も入る可能性がある。

どたばたでしたが、オファーはある程度消化しました。


さっきスタッフと牡蠣食べて、さらに居酒屋行って、今は帰りの電車。


今からの一年は、成果を示す一年。

来た講演はすべて引き受ける、、ギャラなんか安くていい。
むしろ、いらん。

みんなのためになるなら、やるから!

ってかんじなんだけど、すでに2月の内科学アカデミー付近は企業さんに拉致確定。

さーて、誰か、なんかやるなら声かけてもらえたらやりますね。
だんだんの多くの人にいい影響を与えられるものを提供でいる環境にあります。

確実に飛躍の一年になると感じられます。明日から新年だよ。明日からの一年が大切。

しかし、北海道獣医師会の会長さんからいきなりおみやげをいただいたり、札幌市獣医師会の会長さんや、その他北海道でお世話になった先生方から色々大切にしてもらえた。

人との出会いに感謝した一日。

本当に、私は多くの方に恵まれています。

感謝する以外にできることがないのですけど、その分、本気で感謝します。

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

いい死に方と医療

すごいですね。

最近どんどん体が解明されていますね。
きっと、全部わかったらおもしろくもなくなるかもしれません。

今日も、こんなニュースがありました。

少量の血液で9割検出 金沢大グループ開発


 少量の血液から遺伝子群の変化を調べ、従来より極めて高い確率で消化器がんを診断できる方法を、金沢大の金子周一教授(消化器内科)らのグループが開発、19日に発表した。血液を用いた従来の方法ではがんを検出する確率は20%程度だが、9割にまで上げることができ、人間ドックや健康診断に導入すれば早期発見につながる。同大学は既に特許を出願しており、来年には検診に応用したいとしている。

 金子教授らは、胃、大腸、膵臓(すいぞう)の消化器がんの患者約50人の血液を解析。一定の遺伝子群に、働きが活発になるなど変化が見られることを突き止めた。この遺伝子群に着目し、別の消化器がん患者53人の血液を検査したところ、9割にあたる48人の遺伝子群が同様のパターンを示していた。検診で応用する際には、約800種類の遺伝子群に的を絞り、血液のRNA(リボ核酸)に蛍光試薬を加えて反応のパターンを調べる。必要な血液は2・5CCで済み、結果は3、4日で出せる。

 血液を用いたがん検査は従来、がんの発生で出現する物質(腫瘍(しゅよう)マーカー)を調べる方法があるが、金子教授によると、検出の確率は20%程度という。金子教授は「通常の血液検査と同じ方法で、がんが検出できる。がんの早期発見に大きく貢献できる」としている。

 遺伝子解析に詳しい「DNAチップ研究所」社長、松原謙一・大阪大名誉教授の話 がんで変化する血液中のRNAのバランスを突き止めた例は初めてだろう。臨床研究を進め、さらに検査能力の高さを実証できれば、簡便ながん検査を広める足がかりになる。

DNAって万能に思えるけど、100%ではない。
医学で唯一万能なのは、人の死亡率が100%ってこと。

生まれ来る命には必ず終りがあるということ。

治療とは、死ぬ期間を先に延ばすことという考え方もできるのではないかと思ってみたりするのです。
いい医療とは、いい死に方ができる医療という考え方も、極端ですけど間違ってないのかな?と思います。きっと、あきらめということが生きていくうちで大切になるのでしょう。いい死に方とは、「いい生き方をしてきた人」が「後悔なく逝くこと」ではないでしょうか?
それに向けて少しでも力を貸して行くのが医療ではないかと思います。


さて、明日明後日と2連休です。
スタッフ一同で学会に出かけます。

病院を休んでいくだけのメリットがあります、それを現場で還元することが大切です。

そう考えています。ご理解ください。

閉じる コメント(1)

閉じる トラックバック(0)

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


.

人気度

ヘルプ

Yahoo Image

  今日 全体
訪問者 124 372694
ブログリンク 0 116
コメント 1 13443
トラックバック 0 60

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

開設日: 2005/5/11(水)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.