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◆455 映画「飯舘村 放射能と帰村」◆本部ニュース455号発行! 以下から、ダウンロードできます。
救援本部ニュース455号 2013.5.23
目に見えない放射能の厚い壁
(原発事故で)ふるさと、暮らし、生きる希望を奪っておいてどうして他国に売れるのか
5月20日付東京新聞が、土井敏邦監督の映画「飯舘村 放射能と帰村」について紹介しています。
* * *
古里って、家族って何だろう。そんな素朴な疑問から、ドキュメンタリー映画の製作は始まった。家も野山も一見無傷に見える。だが、なりわいも絆も未来も奪われた。目に見えない放射能の厚い壁。そこに映し出されたものは―。
人口約6千人。阿武隈山麓にひらけた福島県飯舘村は、原発事故の〝やるせなさ〟の象徴になってしまった…
山間の理想郷をめざした暮らしを原発事故が引き裂いた。飯舘村は原発から30㌔以上離れている。風向きや雨の影響で、たまたま大量の放射能が降り注ぎ、事故発生から1カ月以上も後で「計画的避難区域」に指定され、全村避難を余儀なくされた。
地震や津波で家が壊れたわけではない。ところが家に帰れない。田畑は荒れ果て、強い絆を結んだはずの村民の心の中にすき間風が吹き荒れる…
インタビューに応えて、監督が語っています。
原発事故という人災に故郷を追われた飯舘村の人々に、イスラエル建国のために土地を追われたパレスチナの民衆が重なった…
国家って何だろう。国はどっちを向いているのだろう。そんな疑念がわいてきた。除染作業はその象徴。誰のために巨額の費用をかけて、さほど効果のない除染作業を続けているのか。
そう考えると、国の原子力政策が透けて見えてきた。その象徴が原発の海外への売り込みだ。多くの同胞から、ふるさと、暮らし、生きる希望まで奪っておいて、どうして他国に売れるのか。
除染というプロセスが、原発の再稼働や売り込みに必要なのではないか。憲法9条を改めるために、まず96条の改正を持ち出すように。
* * *
こんな政治はもう終りにしましょう。悔しさ、やるせなさ。深い深いところからの怒りをたぎらせ、みんなで一つになって闘っていく。ふぁいとぉ!
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