◆231 原点から問おう「金なのか、命なのか」
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救援本部ニュース231号 2012.2.3
原点から問おう 「金なのか、命なのか」
「(ウラン採掘)の仕事のおかげで失業率が下がり、子どもたちは大学に行けるようになった」…ほんとにこれでいいのか。こんな社会でいいのか
世界各地のウラン採掘の現場を取材し、その危険性に警鐘を鳴らすドイツのドキュメンタリー映画「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」が話題となっています。
ヨアヒム・チルナー監督は訴えています。
「核燃料開発の最初の段階から被ばくが始まっていることを誰もが知るべきだ」
現在、生産停止している旧東ドイツの鉱山の膨大なウラン残土の埋め戻し作業についても「労働者が被ばくしていることに加えて、ウラン残土の処理は出口が見えない。このことを世界の人に知らせたい」
カメラが入ることを許可されなかったカナダの鉱山では、鉱山近くに住む先住民の労働者は「この仕事のおかげで失業率が下がり、子どもたちは大学に行けるようになった」と語ったといいます。
社会の根本が問われている!
ここに、私たちの生きている社会の問題が浮き彫りとなっています。
被ばく労働をしなかったら生活していけない失業と貧困の現状。それをも食い物として極限まで利潤を上げようとする国家と資本の論理。
しかし、これでいいのか。自らの命と健康を売らざるをえない労働、子どもたちの未来を犠牲にする「社会の繁栄」。そんなものはぜったいにあってはならないはず。なんのための「生産」であり、何のための誰のための「社会」なのかが問われているのです。
再稼働阻止! すべての原発いますぐなくそう!
1月31日付東京新聞の投稿に、1月14、15日の横浜「脱原発世界会議」での福島の子どもたちの訴えが引用されています。
「国の偉い人たちに言いたい。大切なのは僕たちの命ですか? それともお金ですか?」
ウランの採掘作業に始まり、核燃料製造から原発稼働と点検時、事故処理にともなう膨大で半永久的に続く被ばく労働。今も深刻化する福島第一原発事故と放射能汚染・健康被害の拡大、汚染物質の蓄積と拡散。数百万年単位の処理・隔離作業。
「核と人類は共存できない!」
「金よりも命!」
この原点に立ち返って、核と原子力をあくまで進めようとする者たち、国と資本と非妥協的に闘うこと。そこから始めて社会の原理を根本から変えること。それが3・11以来の教訓です。
全国から、3・11福島(郡山)2万人集会へ
2月16日に大規模避難訓練が予定されている伊方原発はじめ、原発再稼働と六ヶ所はじめ核燃料サイクル事業再開の動きが急です。
残りあと3基となった全原発の停止と廃炉へ、今こそ全力で闘いましょう。この社会を動かしている労働者・労働組合の闘いが決定的です。組合旗を林立させ、3・11郡山2万人集会に全国の職場から結集しましょう。
☆原発再稼働阻止!
☆すべての原発いますぐ なくそう!
☆国と東電は事故の全責 任を取れ!
3/11(日)12時半 福島県郡山市開成山球場へ
反原発・反失業! 生きるための闘い
東日本大震災救援対策本部ニュース第2集
(7月15日発行101号〜12月2日発行200号)
A4版 204ページ 1200円+税 |

