◆235 福島駅前でスタンディングデモ
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救援本部ニュース235号 2012.2.9
3・11郡山へ! 福島現地・全学連からの報告
2/5福島駅前でスタンディングデモ
毎週日曜「原発をなくすまで駅前に立つ」
2月5日、3・11へ向け福島駅前でスタンディングデモを行いました。
このスタンディングデモは一人の女性が原発事故後、自分ひとりでも原発をなくすまで駅前に立つという意志で行動を開始したことが周囲に広まり、始まったものです。毎週日曜日に行っています。ここに全学連福島現地行動隊も合流しました。
この日は子ども福島の椎名千恵子さん、女川原発反対運動の方、放射能からいのちを守る全国サミット実行委員会の人々らで10人以上が集まってにぎやかな街宣となりました。参加したお母さんたちは「子どもの放射能の影響は深刻です」と赤ちゃんの写真つきのプラカードを持って、真剣に訴えていました。
1時間の街宣でビラは300枚まけ、署名は100筆近く集まり、診療所建設へのカンパは7000円集まりました。
福島の人々の生活を奪ったままでどこが事故収束なのか。政府と電力会社による原発再稼働は、事故で生活を奪われ、無念、悔しさを感じている人々を切り捨てながら行われようとしています。こんなことを絶対に許さず、政府と東電に全責任を取らせなければなりません。
キャンパスを除染してほしいと大学に頼んだが、大学当局は「検討します」と言うだけで何もしないと怒りを語る母さんと出会いました。政府のもとで「復興」が進められていますが、このお母さんのように不満の声をあげている人がいます。
「原発には建設の時からずっと反対してきたんだ」と力強く語る方もいます。
福島の怒りは収束させられず、その怒りは間違いなく政府・東電に向けられています。この中で私たちの福島診療所建設基金カンパの訴えが多くの人々の注目が集めました。
全学連の仲間がマイクで訴えているとき、そこに山本太郎さんが合流。マイクを握り、「俳優の山本太郎です。福島の皆さん、原発事故は終わってませんよ。声上げていきましょう」と熱烈アピール。この日、山本太郎さんは自身の書籍を出版して、サイン会に来ていました。
現在、政府による再稼働と復興が進められています。事故収束による福島と全国との間の分断を許さず、福島から怒りを発していきます。全国の皆さん。3・11へ共に闘いましょう。
この子の命は40万円か!いわき市に住む母親の訴え
いわき市に住む小学生・中学生のお母さんの訴えを紹介します。
中学生の男子と小学生の女子2人、3人の子どもがいる母子家庭です。
3・11直後は原発のことよりも水でした。12、13日はずっと給水車に水をくみに行ってました。余震が続いて子どもはすごく怖がっていて、とても放っては行けず、下の娘は何時問も一緒に屋外で水くみに並びました。
そのうち原発で大変なことが起きたことがわかってきたけれど、逃げようと思ってもお金もないし、どこに行けばいいかもわからない。そこに私の父親が電話してきて「お金がなければ出すから、頼むから子どもたちを逃がしてくれ」と言った。とにかく行けるところまで行こうと15日に車で家を出ました。でも行き先が確保できず、「しょうがない。戻るしかないか」と思ったところで知り合いに連絡が取れて「うちにおいで」と言ってくれて、その方の栃木県の家に向かいました。久しぶりにお風呂に入れて本当にうれしかった。
10日間避難した後、職場から「仕事を再開する」と連絡が入り戻りました。だけど結局、3月末で解雇。そのころはノイローゼっぼくなり、寝ていても涙が出てきてしょうがなかった。職安に行っても順番待ちしているだけで1日終わる。すぐに見つけられた仕事は双葉郡から避難してきた原発関連の会社でした。
4月に入り子どもの学校が始まった直後、いわきでは11日に震度6の大地震があった。山が崩れて下敷きになって亡くなった人もいたし、3月には崩れなかった建物もいっぱい崩れました。学校は翌日からまた1週間休みになり、子どもは地震を怖がってぎゅっとしがみついてくる。会社に「子どもを放っておけないから仕事を休みます」と連絡したら「子どもがなんだ」と言われ、その仕事も辞めざるを得ませんでした。
この10カ月、心配なことばかりです。子どもには水道水は飲ませず、ペットボトルの水を与えています。野菜も地元のものは買っていません。
学校給食の牛乳は下の娘には飲ませていない。長女にも「飲まないで」と言うけれど、「なんで?」と言って飲み続けている。飲まないと友達から浮いちゃうから。私が放射能の話をすると「うるさい。やめて」。長男も「マスクをつけて」と言っても聞いてくれない。周りの子がつけてないから嫌なんです。「野球やりたいし」と。
子どもの将来のことが心配です。「チェルノブイリみたいな被害が出る」と言われ、どうしようと思うし、将来は「福島出身の人間とは結婚しない」なんてことが起きてくるに違いない。本当は逃げたいけれど、生活の保障もなく、逃げることもできない。
県外に行ったら福島のナンバープレートを見て車が傷つけられたり、子どもがいじめにあったりしている。この子らがしたことじゃないのに、なぜこの子らが一生背負っていかなきゃならないのか。避難した人は本当に勇気がいったと思う。
政府は18歳以下は40万円、それ以外は8万円という賠償方針を決めたけれど、「この子らの命は40万円なのか。私たちの命は8万円なのか。私たちの命はそんなに軽いのか」と思いました。しかもたったの1回限りなんて、お話にならない。
福島の18歳以下の子どもたちの医療費無料化も見送られました。そもそも18歳までの無料化でもまったく不十分なんです。20代、30代になってから病気になったら、誰が責任を取るのか。
少なくともできることはやってあげたいと思って、3人をきちんとしたがん保険に入れました。がんになった時に「お金がないから治療できない」ということだけはならないようにと思って。それしかしてあげられないのが悔しいです。
政府や東京電力には「とにかく本当のことを発表して」と言いたい。子どもを育てている以上、本当のことを知りたい。もう隠しごとはやめてください。後々になって「実は…」なんて発表するのもやめて。うそばっかりで、テレビを見るのも嫌になります。
政府・東電は責任を取れ! 3・11郡山2万人集会へ
原発いらない! 3・11 福島県民大集会
3月11日(日)13時 福島県郡山市・開成山球場
郡山駅西口よりバス「郡山市役所」下車徒歩2分
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