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FTP計測 1月14日 340W

1月14日、今季初のFTP計測をした。
20分358W、FTPは340Wだった。

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350Wを目標として回したので、想像以上の結果だ。

今回はベストの状態に比べると呼吸がキツいだろうと予想されたので、呼吸が乱れないように注意しながら回した。
2回呼吸のリズムで長くしっかり吐いて自然に長く吸い込む。これがキツくなってくると2倍のリズムで吐いて吸ってになったが、それを続けるとまた呼吸が安定してきて長く吐いて長く吸ってに戻すことが出来た。最後の5分程は出し切るつもりで2倍リズムで行ったが、気管に唾液が入りそうになって何度か呼吸できなくなって、それが辛かった。

脚の力を使わず体重をかけることで350W程は出て、それを最後まで続ける事が出来た。

脚は最後まで残ったし、脚がキツいとはあまりか感じなかった。
去年20分の最高値363Wを出した時は前半から脚に負荷を感じてフォームを変えながら何とか乗り切った形だったが、今回はブラケットポジションが一番楽に感じ、体重を乗せて回し続けた。
ペダルに入力する角度が少し変わるだけで負荷がだいぶ変わるので、一番楽な角度を維持するよう注意した。
下ハンでは脚の前にキツさを感じたので、そこは何とかして行きたいところだ。

体感としてもまだ上げられそうだし、伸びしろもまだまだありそうなので、引き続きコツコツやっていきたい。

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2017活動開始

【去年の総括と今年の方針】
2017年。今年の自転車ライフをどう楽しもうか考えてみた。

去年は宗谷遠征6回、函館遠征4回と好き放題楽しんだ。レースもブルベもあまり参加しなかったが、自分のサイクリングとしてやりたいようにやった。
これほど好き放題やれるのは一生でもう無い気がする。自分の好きな分野にどっぷり浸かることが出来た記憶に残る一年だった。

今年はそこまでの時間の使い方は出来ないので遠征の機会は減ると思うが、ニセコクラシック、サロベツ100マイル、宗谷岬600あたりをメインイベントとして要所要所ビシッと楽しんでいきたい。

大きな時間を取る機会は減りそうだが、その分短時間でしっかり強度をかけるトレーニングの機会は増やすことが出来そうだ。春までしっかりベースを作ってロードレースも含め楽しめるようになっていきたい。自分の走力のピークはまだ先だ。


【トレ進捗】
トレの進捗はというと、去年の10月23日の薄野200以来殆ど自転車に乗らずここ数年で一番体がなまった状態から11月29日にローラー開始し、1月と少しが経過した。
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去年の最強の時期
11月29日
12月28日(トレ納め)

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去年の最強期は3時間平均311W。かなり持久力が付いていて300Wをレストとして延々と使えていたが、11月29日のトレ開始では200Wが重く感じ、絶望的な気分になった。
心肺は衰え、脚力もダメ。このまま能力が戻らなかったら大変だと思ったが、単に怠けすぎで動いていない状態だったらしく、年末にかけて少しずつ戻った。コーチからも良い感じだとのお言葉を頂いていたので安心だ。

自分の経験上心肺は比較的戻りやすいが、筋量が落ちてしまうとそうはいかない。そうなっていたら凹んでいたところだが、8月後半から毎週末200km以上それなりに追い込んで走っていたおかげか、脚は無くなっていなかったようだ。

現在はトレ内で20分339Wまで回復してきた。
去年の最強の時期はトレ内で20分350Wを超えることができていたのでまだもう少しだが、コーチからも聞いていた通り一度作った能力はそれほど急激には下がらないようだ。

今は20分全力走で350Wあたりを目指してみて、2月あたりに去年のピーク(2月末に計測)の363Wを超えられればいいと思うが、今はあまりそれに対するモチベーションは強くない。
ロードレースやヒルクライムを去年よりも楽しむために、運動強度を上げられればいいかなと漠然と考えている。


【トレの目的】
自分のトレーニングの目的について少し考えてみた。

自分の目的は、自分の行けるところまで行くことだ。「行く」というのは、単独での走力の面で自分の身体能力を目いっぱいまで引き出すということだ。
レースで他の人と競って勝ちたい、ブルべで完走したいというのも目標としてあるが、自分の気持ちを突き詰めて最終的に目指したいのは今はそこではない。
鍛えた独走力で好きなところまで思い切り走りを楽しみたいのだ。

何年か前から思っていることだが、自分の走力のピークは5年か10年の間に来るだろう。自分は今やるだけやっておかないとその時を過ぎて「あの時鍛えていればもっと走れたのかな」と思いそうなのだ。そうなるよりは鍛えられる部分は鍛えておいて、「昔はあんなこともやったな」とやり切った感をもって振り返りたいのだ。

身体能力を上げたいという方向性は自転車に限った事ではない。
自分は大学時代から6年程合唱をやっていたが、本当に憧れる演奏は北欧やドイツの合唱団の超絶技巧や響きに飲み込まれるようなスーパープレー系のものだった。
歌詞の解釈と表現の繊細さ等に心を震わされるというよりは、圧倒的な声の圧力と音の精度に包まれて、「自分もこんな風に歌えたらどんなに楽しいだろう…」といつも心から思っていた。

そのころから方向性は一貫しているのだと思う。

この記事に

トレーニングまとめ

北海道に住んでいてロードしか乗っていない自分は冬場全く実走することが出来ない。
そこで今までに3シーズン冬トレとして固定ローラーを回してきたのだが、その経験と阿部良之コーチからの指導をもとに、今までに解ってきたことをまとめてみる。
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阿部良之

目的は一貫して出力のベースアップ。
トレーニング履歴はほかの日記で触れてきた部分だが、簡単に触れておく。

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【トレーニング履歴と結果】
〜2013〜2014シーズン〜
・60分全力走
・3日回して1日休む
 →FTPが286Wに。VO2maxパワーは400W程度。
この年は完全に自己流でやった。最初は250W台でもそれなりに疲れていたが、270W台は毎回出せる程度にはなった。
毎回25分の時点辺りで脚に疲れを感じていたが、それから長くもつようになった。実走では300km走ってからラスト100kmで強度を維持する場合など、非常にキツいけれども脚自体はもってしまう、という状態になった。
加えて、次のシーズン以降のトレーニングの土台にもなったかもしれない。

〜2014〜2015シーズン〜
・阿部良之コーチによる指導開始
・FTPをまたぐビルドアップの反復
・FTPを維持した中でのダッシュ
 →FTPが320Wに。20分345W。VO2maxパワーは変わらず。
この年から阿部良之コーチに指導頂くようになった。
自己流の場合、1セット60分と長いが自分の扱える強度以上は出せないので、新たな出力域にステップアップしていく形になっていなかったために286W以上上がらなかったのだと思う。コーチのメニューでは新たな出力域に対応できる時間を少しずつ増やしていくことが出来たので、体が適応していった。
VO2maxパワーは計測していないものの、恐らくあまり変わっていないと思う。

〜2015〜2016シーズン〜
・阿部良之コーチによる指導継続
・FTPをまたぐビルドアップの反復
・FTPを維持した中でのダッシュ
 →FTPが345Wに。20分363W。VO2maxパワーは変わらず。
この年も継続して指導頂いた。
前シーズンから引き続きベースアップを目標としたが、各セットのきつさが変わった。自分の状況に応じ、ちょうど限界を引き出してもらえる内容で、そこに適応していく中で2月末に目標値を達成。
2015年シーズン末に重いギアを使っていたこともプラスに作用したと思われる。


3シーズン通してのロングライド能力の変化は下の記事のとおり。
2016年には長距離で平均30km/hを超えるのが珍しくなくなった。



【基本的な考え方】
①トレーニングは環境への適応
トレーニングは生物が持っている環境への適応力を利用するもの。出力を上げたいにしてもダッシュ力を付けたいにしても反復回数を増やしたいにしても、そういう状況を作り出してそれに体を慣れさせていけばいい。
ただし、環境の変化が急激すぎると適応力の範囲を超えてしまうため、人間以外の生物なら死んでしまうし、人間でもそれ以上続けられなくなってしまう。
問題は、自分の限界と上手く向き合い、それを超えていくような丁度よい負荷をどのように設定するか。この部分は履歴にも表れているように自己流でやるのとプロに指導してもらうのとでは全然違う。

②キツければいいというものではない
体感としてキツかったとしても、「新たな環境への適応」というプロセスが入っていなければ無意味。
例えば自己流トレで60分耐久走ばかりをやっていた時は「270W〜280Wを60分間維持する」という能力は得られたが、300Wにチャレンジすることにはならなかったので、300Wを使いこなせるようにはならなかった。かなりキツかったにもかかわらず。
2シーズン3シーズンと同じことを繰り返していけば300Wに達したかもしれないが、それならある程度まで行った段階で短時間でもいいから300Wを取り入れ、それに対する適応のプロセスを開始した方が短時間で対応できる。
ダッシュにしてもインターバルにしても同様だと思う。

③脚が終わった状態でのトレーニングは厳禁
脚が終わるというのは、体感としてキツいという段階を超えて、出力の維持が難しくなっている段階。こうなってからのトレーニングは厳禁。コーチに何度か言われている。
理由は恐らく、狙った負荷が得られないので「新たな環境への適応」のプロセスが得られずトレーニングの効果が無い上に、体に対するダメージだけは深刻であるため。
肉体的に効果が無いトレーニングでダメージを受けて翌日以降の負荷が下がるのは愚の骨頂。

④最後までできなくてもキャパは上がっている
コーチのメニューでトレーニングを開始すると、最初は半分の内容もこなせない。そういう時に一喜一憂する必要は全くない。下手に落ち込んで自分の可能性を疑ったりすると、その後のトレーニングで追い込むための精神力が出なくなるかもしれない。
仮にこなせなかったとしても少しずつ適応してキャパは上がっているので、「きっと何週間かでこなせるようになっちゃうんだろう」と考えて淡々とベストを尽くすのが良い。実際自分も半分こなせなかったメニューをそれほど長い時間はかけずにこなせるようになってきている。

⑤休んだ日もやったものとして次の日以降続ける
スケジュール的にトレーニングできなかった日も、出来たものとして次の日以降は決まったメニューを続ける。
出来なかったから明日…等と考えていると全体のスケジュールが狂っていく。

⑥環境に応じて出来る方法を選択する
これは自分が感じたことだが、トレーニング内容が間違った方向に行かないように、その時の自分の環境や情報量に応じてやる内容を選択する必要がある。
自転車の走力をアップさせるには色々な能力が必要だと思う。
・筋力
・心肺能力
・ペダリング技術
・使うべき筋肉のコントロール
・ポジションの最適化
・空力と出力の両立
・集団走行の技術
・脚に依存しない出力の出し方

こういった色々な要素のうちその時の自分の状況に応じ、方向性を間違えずに鍛えていきやすい部分は何かを考えていく必要がある。
自分の場合、冬場コーチと毎日トレーニング結果をやり取りして結果について指導を頂くことは出来るが、実際にお会いしてペダリングを確認してもらったり、体を触ってもらって筋肉が動員されているかを確認してもらったりは出来る状況にない。
この状況で技術面やコントロール面のトレーニングをやったとしても自己流になってしまい、投入した時間に対してリターンが十分に得られない可能性がある。それを考え、自分は冬トレはフィジカル面を中心に取り組むようにしている。

自分と違って、専門家に頻繁に会い体の動作をチェックしてもらうことが出来る環境の人なら、技術面やコントロール面のトレーニングもできると思うし、実走出来る環境の人ならそもそも「冬トレ」という概念自体が希薄になるかもしれない。



【トレーニング内容について】
①短時間単発から長時間複数回へ
既に触れたが、実際に出力を上げていくにも「新たな環境への適応」が必要になるので、狙った負荷を最初は短時間でもいいから入れてみる。
その時間を徐々に増やし、目標とする時間できるようになったら今度は2セット目に挑んでみる。その中で自分でも信じられないような時間や回数、負荷を維持できるようになる。
例えばFTP280Wの人が300Wを使いこなしたい場合、
悪い例:長時間の全力走をひたすら繰り返す
良い例:260W3分→300W2分→320W1分を3セット
というような感じで、とにかく300Wを使ってみるのが良い。
「やればいつか出来るようになるけれども、やらなければ一生出来ない。」というコーチの言葉が印象に残っている。

②完全レストは入れない
これはあくまでもベースアップに関してだが、高出力と高出力の間も、ある程度の強度は維持し、その中で脚を回復させる術を追求するのが良い。
上記のように300Wを使いこなそうという目標を持った場合、「良い例」の260Wの部分を200Wにしてしまうと、完全に脚が休まった状態からの1分間ダッシュになってしまうので、「新たな環境への適応」にはならない。
260Wをキープして300Wと320Wの負荷を吸収することで、新たな出力域に適応していくことが出来る。
集団から抜け出す能力や足を休めた状態からのスプリントを鍛えたいのならコーチからの指導内容も全く別のものになるかもしれない。

③筋トレはすべき
筋力があった方が出力は出るので、筋トレはした方が良い。筋量が少ない人は筋量アップ、筋量がある人は動員率を増やす神経系のトレーニングになるだろう。
筋トレをしている自転車乗りというと力んでペダリングしているようなイメージの人もいるかもしれないが、自分の考えとしては全く逆で、筋力が高まることで同じ状況、同じ負荷においてゆとりを持って動作することが出来るので、フォームが崩れにくくなる。扱えるギアも重くなるので、ケイデンスを上げなくても出力を維持することができ、巡行が楽になる。
コーチに筋量が増えて体重が増えた場合どう考えればよいかと聞いたとき、「体重が1kg増えても心肺への負担やPWRはあまり変わらないが、筋量1kg増えたなら出力は大幅に増える。」という言葉が印象に残っている。



【その他】
①FTPは上がりやすい
やってみて解ったことだが、FTPは非常に上がりやすい。対してVO2maxは世の中で言われているように、ある年齢以降はあまり上がらないようだ。
自分の場合、FTPが286Wから345Wに上がった一方で、VO2maxパワーは恐らく(計測していないものの)400W程度のままだ。
VO2maxパワーに対するFTPの割合が71.5%から86.3%になっているので、FTPもそのうち頭打ちになるのかもしれない。

②パワトレでも技術は上がる
パワートレーニングばかりやると技術が下がる、バランスが悪くなるという言葉を見ることもたまにあるが、自分としては逆にパワートレーニングによって向上する技術もあると思う。
自分の場合出力の測り方は固定ローラー付属装置による速度からの換算なのでそれを前提とすると、未知の出力(速度)を維持するには、一踏み一踏みの角度や体の角度、ハンドルを握る位置、それらをどう使い分けて筋力を残すか、呼吸法、上半身の動員の仕方、空力をよくするためにこれらをいかに低い姿勢で行うか…無数の工夫を積み重ねる。その中で新しい発見がいくつもあるので、パワートレーニングをする前よりも脚を残す引き出しは増えたように感じている。
仮に自分のような速度換算ではなくトルクと回転数から計算する一般的な方法の場合、トルクだけがかかって実走では速度が出ない方法などもあるのかもしれないが、そこは自分は解らない。

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恐らく何度も加筆を繰り返すと思うが、パワートレーニングで学んできたことはこういう感じだ。

トレーニング内容については人によって違うので一般化できないですが、もしもベースアップのために内容を聞かせてくれ、という人はご連絡頂ければお伝えします。

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10月23日、今年最後のブルべである薄野200に参加した。大通公園発着でアクセス最高のブルべだ。
結果は9時間11分での完走。
ログは途中で切れている。

事前に予想された当日のコンディションは低温と曇り。
朝里峠では0度近い気温になることも考えられ、前日までに雨(場所によっては雪)があったので、そもそも走行できる状況なのか、雪がなかったとしても路面凍結の可能性もあるのではないか等、色々心配な状況だった。
しかし、スタッフの方が巡回された結果当日の路面状況は問題なく、予定通りのコースで実施された。

当日はどんな装備で行くか少し迷ったが、それまでのライド時の気温と装備を考えて、峠で0度近くなったとしてもふきっさらしの状況でもなければインナー1枚とアームウォーマー、レッグウォーマー、シクロクロス用スキンスーツに反射ベストで大丈夫だろうということでそれで行った。
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スキンスーツはこれ。実際峠の上でも問題なかったので、関東や関西でブルべに参加するときは、真冬でもこれで行けるだろう。その実感が得られたというのは大きかった。

【スタート〜通過チェック(定山渓)】
この日は最初から最後までRondの熊坂さんとご一緒させて頂いた。
強豪レーサーの方と一緒ということで自分一人の時と比べて少ししっかり目に踏んで230号線を北上。南沢?のあたりでの登りでは心肺を上げすぎてしまった。
そこからは去年逆方向で良く走った八剣山のあたりの道を小金湯の方に向かって走った。
最初の区間としては強度が高い。熊坂さんは合わせてくれているのだが自分的に少し頑張ってしまった。

定山渓入り口のセイコーマートでは軽く補給。Rondのナチュラルエナジーバーも1つ食べた。パサパサしていなくて美味しい。消化もよさそうだ。

【通過チェック〜PC1(銭函)】
定山渓から湖沿いの道を通り札幌国際スキー場へと向かう道は、この日で一番運動強度が高かったが、南沢で一度心肺を上げておいたので問題なく巡航できた。
やや向かい風だったが、先頭交代しながら快調に進んだ。
平坦は自分、登りは熊坂さんが中心という形で、ペースは自分がいつもロングで使っているよりも少し強めの、3〜4時間までなら何とか大丈夫そうだけどそれ以上は脚が攣るかも、という位だった。
事前に考えていた通り、ここでの気温は1度くらいだったようだが、登っているので体温は問題ない。
札幌国際スキー場からは少しゆったり目に登った。

朝里峠頂上からの下りは縦に切ってある溝が怖い。
熊坂さんの話だと、ツールド北海道のUCIレースではここは普通にノーブレーキらしい。自転車に追従するのではなく自分からラインや姿勢を作っていける人ならそれほど問題ではないらしい。
自分は体重が重いうえに空力が良いので下りはスピードが出やすいが、まだまだ技術的に不安があったので、縦溝が出てからは必要以上かもしれないくらいにゆっくり下った。

張碓峠は6分28秒だった。追い風基調だったこともあるが、ソロサイクリングではなかなか無いペースだが、熊坂さんは余裕という感じだった。

この辺りから冷たい雨と風が出始め、寒くなってきた。

【PC1〜PC2(厚田)】
この区間が一番きつかった。運動強度がどうこうではなく、寒さと強風が大変だった。雹まじりの雨が降り続き、強風で冷やされるのだ。

自分は客観的に見て寒さに異常に強いと思う。
走っていればだが、「体の表面が冷たい」と思うことはあっても、「内部が冷えている」とまで思うことはほぼ無い。防寒具を使っていなくても、皮膚が露出してさえいなければ大体大丈夫だ。ただこの日は、停まると震えるくらいにはなった。
レーサーとして相当絞れた体をしている熊坂さんは自分以上に寒かったようで、途中望来のセイコーマートでカイロを買って貼り、ビニール袋をジャケットの内側に来て防寒対策をした。ついでに近くにあった望来のコミュニティーセンターでは一息ついて、厚田に向かった。

望来を出たあたりで雨がやみ、寒さは大丈夫になったのだが、ここでは横風がヤバかった。
自分は60mmのメカニコのJシリーズのホイールを使っていたのだが、防雪柵の横を通るときには完全に体がもっていかれそうになった。体重の軽い人がディープリムを使っていたら吹き飛ばされていてもおかしくなかったと思う。
防雪柵はこういうタイプのもの。
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この日解ったのだがこれは非常にディープリム使いにとっては危険で、斜めになった羽で風圧が路面近くに集中し、薙ぎ払うような風が通常では考えられない強さで発生するのだ。
JシリーズとMAVICのCXRは横風での安定性が体感できるレベルで違うが、仮にCXRだったとしてもまともには走れなかったと思う。

厚田ではスタッフの田中さんとお話し、補給。
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(写真提供:ランドヌール札幌)

【PC2〜PC3(新篠津)】
この区間はまず厚田から青山方面に向け登る。
風が追い風になったので、登りが苦手な自分には嬉しかった。無風だったら熊坂さんに着いていくだけでも大変だったかもしれない。
7%か8%位のまとも勾配の登りが何か所かあったものの、どれも短めだったのも自分にとっては良かった。

青山からはまた1度軽く登り、新篠津に向かう平坦では横風だったが、そういう状況は(好きではないが)自分的には得意だと思っているパターンだ。
STRAVAのログによると横風区間も平均38km/h近くで維持できていたので、去年よりも成長したように感じる。

去年6時間14分で完走し最も強度が高いライドでもあった北見200は、無風or横風で36km/h、向かい風で32km/h、追い風で39〜40km/hのペースを保った結果最後は脚が攣りそうになっていたが、今年は問題なくそれ以上のペースを保つことが出来ている。今同じ状況で北見200のコースを走れば、6時間かからないかもしれない。

新篠津ではコーラを補給。

【PC3〜ゴール
この区間は強風の横風と向かい風しかなかったと思う。
向かい風から直角に曲がって横風になり、また直角に曲がって向かい風になり…という感じで、ペースは気にせず脚に無理をかけずに行った。
すすきのに着いたときはやっと風から解放されるという感じで嬉しかった。

この日は朝起きてからゴールまで合計1800kcal程しか摂取しておらず、ローカロリーなブルべとなった。






今回は熊坂さんとご一緒させて頂いたのが一番の思い出となった。トップクラスのレーサーがロングでどういう形で走るのか、自分の走り方はそういう方と比較してどういう性質のものなのか、勉強になった。
走りながら登り方や体の使い方を見させていただいただけでなく、自分の走り方を見て頂いたのも今後フォームなどを見ていただく際に役立つかな、と図々しく考えたりも…
またご一緒できるのが楽しみです。


他には、0度近いコンディションでスキンスーツは使えるのか、普段通りの軽装で行けるのかという実験を出来たことが大きかった。
結論としては、走り続けている限りは大丈夫。本州の冬のブルべに遠征するとしても高地や夜が長くなければこれで問題なさそうだ。


走者にとってもそうでしたが、スタッフの皆さんにとってもハードなコンディションだったと思います。今回も有難うございました。




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10月16日、空知スイーツ200に参加した。岩見沢の北村温泉発着で、途中多くのグルメスポット、スイーツスポットを通る魅力的なコースだ。天気にも恵まれてライド環境としては最高だった。
結果は8時間8分での完走。前日のししゃもライドで強度を上げて脚が残っていなくて辛かったのでどこにも寄らずにゴールした。。もっと余裕があればコースの魅力をより楽しむことは出来ただろう。

この日は脚に力が入らず全くペースを保てなかった。
ステージレースに出てるプロレーサーはもちろんだが、北海道地域代表でツールド北海道のUCIレースに出ている人たちの凄さもわかった。
レースに体が対応できているというのもあるのだと思うが、彼らはUCIレースの中で脚を使いすぎないようにペース管理出来ているのだろう。
ししゃもライドで翌日にダメージを残している自分はまだまだだ。

【スタート〜PC1(新夕張)】
この区間は向かい風が強くて後半登り基調なのでキツかった。
車検を終えてからスタート地点向かいのセイコーマートで朝食をとったので走り始めたのはほぼ最後尾。
最初の横風区間は楽に漕げたので、集団をいくつか追い抜いて前方に合流。
そこでまったり走っていたが、西川さんが先行した時に「行け行け」とあおられ、一緒に行くことにした。
ただこの日はひたすら登りがキツい。
アップダウンの場面では下りで勢い付けようとするも向かい風でスピードがのらず、登りはギアを軽くして何とかしのいだ形だった。
西川さんや今村さんと一緒に先頭交代して進んだが、なかなか辛かった。

【PC1〜PC2(三笠)】
この区間が今回のメイン。丁未峠を越える。
出発してすぐに西川さんのペースについていけなくなり、今村さんともばらけて単独に。まったりと漕いで峠に向かった。
峠は10%近い急坂が2か所あり、それ以外は比較的ゆったり。
当然ペースは上がらず、ゆっくり進む形となった。

下りは恐らく6%ほどのそれほど急ではない斜面が続く。普段なら楽しく下れそうな場所なのだが、ここは追い風が強くスピードが出すぎてしまうので注意した。
初めて通る道である上にタイトなコーナーがあったので、減速しながら無理なくいった。

峠を越えても下り基調で、追い風もあって快適に進んだ。
先行してアップルパイを食べていた西川さんと合流して三笠のセブンイレブンに到着。
西川さんは玉ねぎ屋に向かい、自分はスタッフの田中さんと話して出発した。

【PC2〜PC3(砂川)】
ここではまず三笠から国道12号線に抜ける山道を通る。
裏道だが、気持ちの良い道だ。こういうところは地域を熟知していないとルートに組み込むことは出来ないだろう。
達布山の下を通りすぎ、12号線に入ってからは追い風で一定ペースで脚に来ないように踏んだ。
ガタタンライドで通った場所だが、脚の状況は全然違った。
ここは交通量と信号が多かった。

【PC3〜ゴール】
ここは砂川から奈井江町のあたりで農道に入ってあとはひたすらゴールに向け巡航する区間。
PCを出て数分で西川さんとすれ違った。玉ねぎ屋に行ったはずだが、よほど早食いなのか飛ばしてきたのか…

奈井江からの農道は、スタッフの田中さんのお話によるとトライアスロンの練習に最適のルートらしい。確かに信号もほとんどなく快適な巡行を楽しめる気持ちの良い道だ。
この日はずっと向かい風だったが、平坦だったので無理のないギアで淡々と踏んでいった。平均30km/h程で、良くはないが悲観するほどでもないペース。
暗くなったら寂しい道だろうが、自分は明るいうちに通ることが出来た。
薄曇りで空が白く、少しぼやけた感じの中を独りで淡々と進む。不思議な光景だった。

ゴールの北村温泉に着いた時には疲れていたが、気持ちのいいライドだった。
この気持ちよさは200kmや300kmの良いところだろう。自分の場合、600kmや、下手すると400kmでもゴール後は負荷が高すぎて食欲がなくなっていたりするので、健康的に走って無理なくゴールできるのは嬉しい。

脚の疲れのため辛かったが、天気とコースに恵まれ、終わってみればいい思い出になるライドだった。

スタッフの皆様、有難うございます。


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