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BRM806宗谷岬600

もう1月以上経ったが、8月6日に宗谷岬600に参加した。
結果は旭川手前でDNF。
最後ダルダルで立ち止まりながら走ったが、ペースとしては悪くない。
何でDNFしたの?と色々な方から聞かれたので、そのあたりも書こうと思う。

【スタート〜PC1(小平町鬼鹿) 区間77.4km】
スタートからPさんと一緒に走行。ログによると30km/h台後半での巡行だった。
天気にも恵まれ、追い風基調で快適なサイクリングだった。
今回の宗谷岬600は参加人数が100人を超えて北海道のブルべとしては非常に多かった。そのため、スタートが2グループに分かれた。
自分とPさんは最初の方で、その10分後にもう一つのグループが出発という形だった。
鬼鹿についた時点でPCオープン前だったので、時間をつぶしているうちに何名かが到着。大学生の新星Aさんとも一緒に走りたかったが、Aさんは後ろの出発グループでPCオープン時間も違ったのでここで別れた。もし一緒だったらこのブルべ全体の走行状況が大きく変わっていたと思う。

【PC1〜PC2(天塩) 区間87.7km】
ここは今回のコースの核心部で、40kmにわたり20以上の丘を越える。
ここでの走り方としては、登りは絶対に無理せず、こんなにゆっくりでいいのか?というくらいで登り、その代わり登り切ってからの平坦と下りでも同じような出力で走る。今年はここを4回ほど走ったが、これが一番効率的だ。
Pさんが登りでかなり頑張られていて自分にとってはきつめのペースだったので、少し手加減してもらった。
PC1でポケットに補給食とオレンジジュースを入れておいたので、それを食べながら何とか天塩までは無停止で行けた。
距離的には大きな問題はない区間だが、丘が多かったのでギリギリだった。こういう記録は残していかなければならない。

天塩では13時1分にチェック。

【PC2〜PC3(稚内) 区間69.7km】
ここはサロベツ原野の無人地帯をひたすら走るだけの区間。
7月30日の小樽〜宗谷岬では平均時速39.0km/hという鬼畜じみたペースで走ったところだ。
しかしこの日はひたすら全部向かい風。それも強風だった。
利尻富士は最高にきれいだったが。
2人で先頭交代しながら走ったが、ここでの体力の残り方と自分の向かい風耐性(空力が良い装備である上に出力の絶対値が大きい)から、後半は自分中心で牽いた。
2年前、留萌300の新十津川で似たような風(さすがに新十津川の方が強風だった気もするが)にあった時は30km/hを持続するのが厳しくて飲んだコーヒーを軽く吐いたりしていたが、この日はログを見ると余裕をもって30km/hを維持できていた。
FTPが286Wから345Wに60W近く上がって出力が別次元なので当然だが、今年は体重が増えたこともあってヒルクラの成績が悪かったので、安心した。冬トレは嘘をつかない。

PC3で15時36分にチェック。
PC3到着時点で去年よりも40分位早かった。

【PC3〜PC4(中頓別ピンネシリ) 区間129.9km】
この区間は長いのでゼリーを2つポケットに入れて出発。
宗谷岬までは向かい風だが、そのあとは追い風基調になった。
Pさんは宗谷岬初到達とのことで、写真を撮影。その後はまた先頭交代しながら進んだ。速度は30km/h台後半〜40km/hくらい。
人の後ろにつくときは、車間距離ホイール1つ分前後くらいで楽さ加減が結構変わるなと体感した。
中頓別で休憩してジュースを飲んでピンネシリに到着。ちょうど暗くなったころだ。
20時10分のチェックで、去年よりは1時間近く早い。

ここでPさんはしっかり休むとのことで、自分もがっちり20分休憩し、そこからはソロで行った。
思えばここで気持ちが途切れた。

【PC4〜PC5(名寄) 区間77.9km】
ピンネシリを出てすぐに天北峠を越え、ひたすら40号線を南下した。
向かい風が出てきて、ペースは30km/h前後。

去年もそうだったが、この区間を夜に走るのは苦手だ。40号線の場合は昼間もそれほど雰囲気の良い道ではないが、仮に雰囲気の良い道だったとしても車通りのある道は夜になると無機質で冷たい雰囲気に感じる。
対向車のヘッドライトが路面に反射する光が金属的で冷たく、防風柵なんかがあると閉ざされた空間をひたすら冷たい気持ちで走る感じになる。

自分の限界に挑戦して本気で時間短縮をしているのならそういうことは気にしないが、今回はそこまでのスタンスを作り切れてはいない。
ただ何となくペースを保って何となく夜間走行をしている。
本来のコース設計では美味しいグルメスポットやのどかな田園風景などもあるだろうに、そういう部分を楽しまずに、惰性で夜間走行している自分の今の走り方は、楽しくないな。そういう気持ちが出てきた。

【PC5〜PC6(東神楽) 区間84.9km】
この区間の途中、地名は良くわからないが剣淵町を過ぎてからの山越えが終わった集落のあたりでDNFを決めた。

7月に北海道1200、サロベツ100マイル、小樽〜宗谷岬サイクリングと全く違った分野を楽しんでみて、色々な人と会ったり話したりして、考え方が変わってきた。

走行中考えていたのは次のようなことだ。
・惰性でファストライドやっても楽しくない
・ファストライドはある程度やったし、どんなものかも大体わかった
・色々な人と話したりもしたが、自分は別な方向も楽しみたい
・短距離でも長距離でも、本当に速さを追求するならいわゆるファストライドというニッチ分野にいるのではなく逃げずにロードレースのトレーニングをすべきだし、そうしたい
・サイクリングも、本来のその土地の魅力を感じられる形でしていきたい

こういうことを考えていたら、特に理由もなく走り続けるのもどうかなという気持ちになり、やめることにした。
本当に、やめる決断の早さは天下一品だと思う。


宗谷岬600のコースは本当に魅力的だ。今回はそれを楽しむ気持ちを作れなかった自分がDNFの原因だ。
これからも気が向いたら時間短縮チャレンジすると思う。そもそも400km位までなら景色を楽しむことと時間短縮することは両立する。

トレーニングは当然この冬以降も続けていく。
ただそのトレーニングで得た走力を、休憩や睡眠を削ってああしてこうして…ということに使うことは減っていくと思う。
好きなように気が向くまま使って、走り終えたら思い切り温泉に入って一服する。そういうサイクリングの計画が頭の中にどんどん浮かんでくるので、そういう機会が増えていきそうだ。

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INTERMAX様より、MET社のヘルメットRIVALE HESをサポート頂いております。
カーボンドライジャパン様のビッグプーリーキットエヴォルツィオーネのモニターを務めさせて頂いております。

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