将棋の茶店「芹沢鴨?」

将棋は大切な日本文化の一つ。将棋界が羽生(はぶ)さんを得たことは、天恵です。

全体表示

[ リスト ]

〜 12月26日、調査委員会の結果発表会見についての私見 〜

第三者調査委員会の調査結果発表は、

常識的で妥当なものであった。

と、思った。

調査委の結論は、既に疑惑浮上当時から、十分予想されたものだった。

ブログ友達の a14**98さんを始め、多くの人が当初から「 確たる証拠は見つからない 」と喝破していた。


さて、私の結論。

私は、この疑惑が渡辺竜王から理事会に提示される前、

10月3日のA級順位戦、渡辺vs三浦戦から、三浦を怪しいと睨んでいた。

「 お前みたいな素人に何が判る! 」と御叱責を賜ろうが、

私の勝手であり、将棋界に何ら迷惑をかけない。

よって、この疑惑騒動が勃発しようが、しなかろうが、

第三者調査委員会の結果発表がどうであろうが、

私は、三浦に対する疑惑を抱いたままである。


まあ、それにしても、記者さん達の質問の拙さに、がっかりさせられた。

流石、鋭いなあ、と感嘆させられるものが皆無だった。

2013年、第2回電王戦での最終記者会見における質問には舌を巻いたが、今回は、足元にも及ばなかった。


「離席回数」「スマホを触っていた」「指し手の一致率」も、とても証拠になんかならない。

当然である。

さらに、プロ棋士が「変だ」とする感覚なんて、問題外となる。


「離席回数」で云えば、糸谷八段なんか、桁違いである。

「スマホを触っていた」だけでは、カンニングしたと断定できない。

将棋ソフトとの「指し手の一致率」なんて、途中の二三手だけ検索したのであれば、下る。

それに、思考時間1分と5分、10分とかでは、答えが異なる。

当然、「バラツキ」が発生するに決っている。



*----------*----------*

イメージ 1



三浦九段に「不正証拠なし」 AI時代「現実直視すべきだ」 産経新聞 12/27(火) 7:55配信


三浦弘行九段の将棋ソフト使用疑惑について、「不正の証拠はない」としながらも、出場停止とした日本将棋連盟の措置は「やむなし」とした

26日の第三者委員会の調査報告書。

明確な証拠がないまま対局が迫るなか、出場停止の対応を取らざるを得なかった連盟の状況に、第三者委が“現実的な判断”を下した結果となった。

第三者委は三浦九段のスマートフォンやパソコンを解析するとともに、ソフトとの一致率や棋士へのヒアリングなどの調査を進めた。

その結果、「不正を認めるに足りる証拠はない」と結論づけた。一方、調査報告書には、疑惑を残したまま竜王戦に突入した場合、

「大きな混乱が生じることが必至」とも示され、連盟の対応に理解を示した。

とはいえ、現役棋士からは「何一つはっきりしなかったという印象で、すっきりしない」

「三浦さんは不正を全面否定したのに、なぜ証拠もなく棋士生命にかかわる重大な処分を下したのか」などと疑問を呈する声も上がっている。

人工知能(AI)研究は進化を続け、ソフトは最強棋士をも凌駕する実力を持つようになった。

連盟は12月14日、ようやく電子機器の持ち込みを禁止したが、今回の事態は、すでに“性善説”に頼る時代ではなくなったことを示した。

但木敬一委員長は会見で「連盟は現実を直視し、将棋というわが国の精神文化を守るための体系的な規定を早急に整備すべきだ」と提言した。

AI時代の将棋界に、待ったなしの改革が求められている。


*----------*----------*


将棋の三浦弘行九段(42)が対局中にコンピューターソフトを不正に使用した疑いが浮上し、年内の出場停止処分を受けた問題で、

日本将棋連盟が設けた第三者調査委員会(委員長・但木敬一元検事総長)は26日、「不正行為をしたと認める証拠はない」とする報告書を発表した。

連盟の出場停止処分については「(竜王戦を控えた)非常事態で、やむを得なかった。当時の状況としては必要性、緊急性があった」と判断した。

調査委では、対局映像の分析や羽生善治棋聖らトップ棋士から聞き取り調査を行い、疑惑が指摘された7月の竜王戦決勝トーナメントで

三浦九段に30分の離席という事実はなかったと判断。

また、三浦九段から提出されたスマートフォンやパソコンを解析した結果、ソフトを利用する不正をうかがわせる痕跡は、

確認されなかったという。

会見した但木委員長は「連盟は三浦九段を正当に遇し、一刻も早く将棋界を正常化されるよう要望する」と話した。

三浦九段は、10月15日に開幕した竜王戦七番勝負で渡辺明竜王への挑戦者に決まっていたが、対局者が直前に変更される異例の事態となった。

一貫して疑惑を否定していた三浦九段は「調査委の会見の内容を踏まえて27日に記者会見を行う」とコメント。

連盟の谷川浩司会長は「調査委には綿密な調査をしていただいた。27日に理事会を開き、連盟の方針を決定する」とし、

同日に記者会見することを明らかにした。

*----------*----------*

この記事に

閉じる コメント(4)

最後に一つだけ雑感ですがitumonとしてよろしいでしょうか
情報が報道で断片的に錯綜する中、「三浦九段がそんなことをするはずがない!」という気持ちと「でも疑うって事は何かあったのかも。。」という気持ちに板挟みで心を痛められ、もしかして。。。と思ってしまってもそれは致し方ないことです、どうかご自身をお攻めになられませんように
そして元検事総長で今は弁護士をされている但木敬一様を中心として設立された第三者委員会により、三浦九段や奥様スマホの解析等、ありとあらゆる捜査をしても「三浦九段に不正は無かった」という結論が昨日発表されました。
ですがなお「実は三浦九段、やっていたんでしょう?」「疑われるには理由がある」というご意見を拝見致します
どうかそのお言葉はなにかの不正の証拠が見つかるまで胸に納めて頂きたく思います
三浦九段には奥様がいて、1歳のお嬢様がいらっしゃいます
その子が大きくなった時、冤罪により「お前の父親は不正」等と事実無根の中傷に傷つくような事は断じて許される事とは思えません

どうか但木敬一様の調査を信じここはなにとぞそのお言葉をお納め頂きたく思います

2016/12/28(水) 午後 11:45 [ i_i*agi*ary*i_*umb*r_* ] 返信する

似た感想を一連の騒動で思いました。
言い換えれば、

・自分の求めたい結論に引っ張られ過ぎて、新聞の見出しだけみているのか、ちゃんと自分でできる調査をしない人が多過ぎる、(これは私も)
・記者なのか、編集者なのか、とにかく記事見出しの論理レベルがおかしい

ってことですね。
http://mainichi.jp/graphs/20161226/hpj/00m/040/001000g/1
↑果たして、今回の件につき言及している人のどれだけの人が、全文をちゃんと読み理解しているんでしょうか?
結局のところ、第三者委員会の判定は連盟のほぼ全面勝ちですよ。連盟の当時の対応を批判してた人達はこの報告書に反論できるんですかね?
また報告書は、不正をしたと認めるに足りる証拠はない、と言っているつまりクロかとは認定できないと言っているだけで、シロと認定できるなんて言っていません。なのに、三浦九段シロ、という見出しの新聞記事の数々。
ま、谷川会長自身が27日に、三浦九段は不正を行っていないこと〜の結論を頂きました、と間違っちゃってますけど。会長はワザと間違ったのかもしれませんが。

2016/12/29(木) 午前 0:53 [ a14**98 ] 返信する

i_i*agi*ary*i_*umb*r_*さん

思慮深く、お気遣い頂いた諫言、痛み入ります。

実は、調査委員会の発表後と、三浦九段の会見後では、全く感想が違いました。

一応、その変遷も書こうと思い、分けました。

ただ、私は、H.T八段のように、同じ棋士であり、且つ、影響力のある人とは違います。

私の発言は、一部の人の内心です。
こんな考え方、見方、感じ方をしている人も居る、と言う程度の代物です。
これによって、三浦九段のご家族に迷惑がかかるなら、書きません。
どうか、ご寛容に。

2016/12/29(木) 午後 0:22 [ 銀桂一行 ] 返信する

a14**98さん

耳の痛いご指摘です。
3者の会見を見終って、衝撃を受けました。
新聞や週刊誌、テレビに踊らされていたのか、と。
しかし、我々には、それしかニュースソースがない。
そう言う意味で、連盟は油断していた。
こんな公開騒動になる前に、暗々裏に調査すべきでしたし、それよりなにより、事前に芽を摘んでおくべきでした。

2016/12/29(木) 午後 0:32 [ 銀桂一行 ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事