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トヨタが新興国に攻勢 小型8車種投入、年100万台販売計画

〜アグマナいちおしニュース〜

フジサンケイ ビジネスアイ 5月26日(土)8時15分配信
 



 トヨタ自動車は25日、新興国専用の小型乗用車を2015年までに8モデルを投入する計画を発表した。年間100万台の販売を目指す。さらに10年実績で238万台だった新興国での生産能力を、13年には日本国内にほぼ匹敵する310万台にまで引き上げ、新興国需要の取り込みに向けて本格的な攻勢に乗り出す構えだ。

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トヨタのインド向けハッチバック車「エティオス リーバ」(写真:フジサンケイビジネスアイ)


 東京都文京区の東京本社で開いた説明会で、布野幸利副社長が明らかにした。新興国専用の小型車は、2010年12月にインドで販売を始めた小型車「エティオス」をベースに開発する。5人乗りで排気量は1000cc程度になるとみられる。価格は「100万円前後を想定」(布野氏)しているという。

 「エティオス」シリーズは22日にインド国内で累計販売10万台を突破するなど好調な売れ行きをみせており、専用車は中国やタイ、インドネシア、インド、ブラジルを中心に世界100カ国に供給。ガソリン車だけでなく、各国のエネルギー事情に合わせてディーゼル車のほか、エタノールやCNG(天然ガス)などを燃料とするエンジンも用意する。

 トヨタは「かつては7対3だった先進国と新興国の販売比率を5対5にもっていく」(豊田章男社長)との方針を掲げていたが、具体的な道筋を明確にしていなかった。8モデルの新興国専用車の拡販を図り、「15年か、それより早い時期に新興国販売比率を50%に高める」(布野氏)ことを目指す。

 これまで新興国市場はピックアップトラックや商用車の販売が中心だったが、日系各社は今後の需要拡大が見込める小型乗用車を次々と投入している。日産自動車は「ダットサン」ブランドを乗用車用に復活させ、インドやインドネシアなどで14年から順次発売。ホンダも昨年、インドとタイで低価格車「ブリオ」の販売を始めた。さらにタイで今年3月から三菱自動車が世界戦略車「ミラージュ」を、スズキが小型車「スイフト」の生産を始めるなど小型車の強化が相次いでいる。(平尾孝)


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