香りのある花は好きですか

香りの良い花、香りの良い薔薇、撮影機材の作例、に分かれています。香りの良い花を中心にのんびり更新して行くつもりです。

写真の道具と作例

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

Distagon 50mm F5.8 F系 Hasselblad レンズ

イメージ 1

私は昔のフォーカルプレンシャッターのゼンザブロニカSシリーズが好きでよく使うのですが、ブロニカの50mmはNikkorもZenzanonもF2.8の開放値です。その意味で、レンズシャッターの制約が無ければ、中判の広角50mmの開放値はF2.8が相場で、ハッセルブラッドのFシリーズのDistagon50mmF2.8のレンズは相場通りのレンズということになります。ただ、相場と決定的に違うのは大きさで、DistagonはNikkorの2倍くらいありそう。重量は1Kgを超えます。

しかし、私が最も多用するHasselblad用のレンズでもあります。何故かと言うと30cmくらいまで寄れるので接写がし易いことと、フローティングが内蔵されているせいか、接写した時の画質が良いこと、そして6X6フォーマットの50mmは面白い画角であるからです。正方形での広角レンズはパースのコントロールを強調することも、目立たなくすることも出来、使い道が多いと思います。

また、接写する場合でもFレンズの場合、2段半くらいまでは、絞りの形が円形に近いので、ボケもスムーズなことが大きなメリットになります。

かくして、重量にもかかわらず使用頻度が高くなって行き、花を記録するレンズは、ほとんどPentax645につけたDistagon50mmになってしまいました。

さすがに、電車や飛行機で移動する旅の時はかなり悩みます。けれど、結局「これ一本にしてしまえば良いじゃん」みたいなのりで、他のレンズを置いて、これだけ持っていってしまうことも多いです。

重ささえ気にしなければ、本当に良いレンズです。

カメラ:Hasselblad 201F レンズ:Distagon50mmF2.8 フィルム:RVP

実は、サッタースゴールドの黄色と赤の綺麗なマーブルの蕾を記録するつもりでしたが、一足遅かったようです。マーブルのパラソルは開きかけてしまいました。少しだけ絞っていますが、中途半端で、どうせなら開放にした方がよかったかも。この距離と角度と絞り値で変なゆがみになりました。写真としては失敗作なのですが、作例としては面白いかと思ってこれにしました。

閉じる コメント(1)

閉じる トラックバック(0)

Planar110mmF2、Hasselblad、Fシリーズ用レンズ

イメージ 1

FシリーズのHasselbladはレンズシャッターのVシリーズに比べて、壊れやすくまた壊れたら絶望的な修理費を請求される、危なっかしいカメラシステムでした。

この危ないモデルをなぜ人は使おうとするのか、その答えになり得たのが、Planar110mmF2のレンズを使う為でありました。

このレンズは、使う絞りによって、印象が変わります。開放のF2ではぼやっと、少し絞ると加速度的に鋭くなり、F8を過ぎると、回折が起こって、光量不足を感じる描写となります。中判のレンズでありながら、被写界深度の浅い写真を撮ることを前提にしたポートレート専用レンズの趣があります。このレンズを使用して撮った綺麗な女性の写真は、少し検索すれば、いろいろ見ることが出来ます。

ポートレートなど撮る機会の無い私は、どうして使っているかと言うと、一番多い使い方はPentax645にアダプターをつけて、2倍のテレコンを併用して220mmF4のレンズとして最短距離の80cmあたりから、花のアップを撮るという使い方です。

このレンズは、2段半くらいまで円形の絞りの形を保つ、少し絞るだけで鋭くなる、中心部の解像力が素晴らしく高い、という特性を持っており、一回り小さい645のイメージサークルで使う分には、テレコンと併用することで、最高の望遠接写用のレンズとなるのです。

そうやって撮った写真は立体感と、つやがあって私は大好きです。が、このレンズはもともと暖色の発色をする傾向があり、Mutarを併用することで、その傾向はさらに強まります。したがって、風景とか撮る場合にはあまりお勧めできない使い方かも知れません。

カメラ:Hasselblad201F レンズ:Planar110mmF2 フィルム:RAPF

人のポートレートは撮る機会がありません。そのかわり、野良猫のスナップが出てきました。その猫は熱心に桜の花を愛でておりましたので、お邪魔にならないにならない距離で、そっと撮らせていただきました。めずらしくF8くらいに絞っているので、回折の影響が出始めているかも知れません。

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

Macro Zoomar 50-125mmF4

イメージ 1

一般的にはあまり馴染みがありませんが、かつてドイツのミュンヘンにKilfittというレンズメーカーがあり、革新的なレンズを作っておりました。その後Zoomarという会社に買収され、1986年まで民生用のレンズを販売していたようです。

http://www.kilfitt.org/  にその辺りの事情と、革新的なレンズの一部が載っております。

今回紹介しようとするレンズは、世界初のマクロズームレンズMacro Zoomar50-125mmF4のレンズです。今日レンズメーカーの作るズームレンズには必ずといって良いほどマクロモードがついておりますが、このレンズはその最初の製品です。1972年の製品と何かの資料でみたことがあります。

マクロモードといっても、このレンズの場合何の切り替えもせずにレンズの先端から20cmまで被写体に近づけることをさします。最大望遠が125mmですから、最高倍率はいくらになっているのでしょうか。かなりのマクロであることは間違い無いです。

また、レンズにはレリーズ穴があり、ダブルレリーズを使うことで、自動絞りが使えるようになっています。各種のカメラのマウントに対応する自動絞りをこの方法で解決していた訳です。

そして、ほぼ最大マクロを開放で撮った時の画質はどうか...。作例のように収差だらけの画質となります。このレンズの名誉のために弁解しますが、絞り込むか、焦点距離をを短くするか、すると、収差は改善されて行きます。

しかし、私はとても性格が悪いので、このレンズを使う時は、最高に収差がでる条件だけで使ってます。現代のレンズではあり得ない効果があって、面白くて、嬉しくてたまりません。絶対に残したいレンズのうちの一本です。

カメラ:Canon5D レンズ:Macro Zoomar 50-125mmF4  125mm、開放

最新のデジカメでもちゃんと収差が出ます。当たり前だけど、嬉しかったりします。ただ、紫が外れる色収差のにじみを、デジタルが不得意な赤紫から青紫の微妙な識別でどう処理するか興味がありました。フィルムとはまた違った面白さがありますね。
モデルはムスカリです。ムスカリの紹介はこの次にでも。

閉じる コメント(4)

閉じる トラックバック(0)

Sonnar150mmF2.8、ハッセルブラッド、Fレンズ

イメージ 1

一時期、軍用航空カメラから摘出されたZeissの150mmレンズがE-bayを賑わせたことがありました。Sonnar150mmF2.8です。このレンズはイギリスのAgifliteという手持ち航空カメラに付いていたものです。写真と解説を見ただけで実物はみたことがありませんが、映画用の70mmフィルムを使って、フィルム送りとフーカルプレンシャッターを12ボルトのバッテリーで駆動させ、12mのフィルムで6x6サイズの画像を175枚、手持ちでかつ、レバー一本の操作で撮影するカメラだったようです。

用途は軍用、沿岸警備用で、たとえばP3-Cから乗務員が手持ちで撮影していたのかもしれません。偵察用のカメラがデジタル化して、払い下げられ、E-bayで出回り、レンズも同時にE-bayを賑わしていた訳です。このレンズはHasselbladのFレンズと同じ構成のものです。私も興味がありましたが、こらえました。使い道がわからなかったからです。

F系Hasselblad用Sonnar150mmF2.8レンズは、造りをみると焦点距離のわりにバックフォーカスが短く、Hasselbladでぎりぎりの長さです。Planar110mmF2のレンズと同じ鏡筒を使いながら、後玉の位置は110mmよりカメラ側、マウントぎりぎりまで来ている、と言えばいかにバックフォーカスが短いかわかると思います。したがって、ヘリコイドもシャッターもないAgiflite用のSonnar150mmは使い道に困る代物だったのです。

Sonnar150mmF2.8の主なユーザーは軍用、沿岸警備用だったことに、このレンズの性格があらわれていると思います。Zeissも認めるように120mmから180mmまでのHasselblad用レンズのなかで最もシャープなレンズです。その為ポートレートの焦点距離のレンズでありながら、ギンギンの描写をしがちです。

大口径のレンズでバックを綺麗にぼかしてポートレートを撮るというのであれば、Planar110mmにメリットがあり、そのせいかSonnar150mmF2.8は、手ごろな焦点距離にかかわらず早めにF系Hasselbladのラインアップから消えてしまいました。

ところで、私はこのレンズが大好きです。合焦点のシャープさは抜群なので、メリハリのある絵になることと、Mutarと組み合わせることで、シャープな300mmF5.6のレンズとして使いでがあるからです。

カメラ:Hasselblad 201F レンズ:Sonnar 150mmF2.8 フィルム:RVPF
開放で、木漏れ日に浮かぶ枝垂桜の花びらだけにピントを合わせています。

閉じる コメント(1)

閉じる トラックバック(0)

テレテッサー250mmF4、ハッセルブラッド Fレンズ

イメージ 1

FシリーズHasselbladの250mmのレンズはSonnarではなく、Tele Tessarです。私はこの事に以前から興味を持っておりました。

FシリーズのHasselbladのレンズはレンズシャッターの制約から解放されるので、Vシリーズのレンズよりも開放値が明るかったり、最短距離が短かったり何かしらのメリットを、同じ焦点距離のレンズに対して持っています。

250mmではVシリーズが開放値がF5.6なのにF4と一段明るく、さらに気持ち小型化されています。だから本当は十分なのですが、それなら過去の1600/1000FシリーズにあったSonnar250mmF4を使っても良かったはずです。

過去のレンズをいまさら作るのは芸が無い、というのであれば、その時はまだSonnar250mmF4のレンズはプロジェクター用の望遠レンズとして、P-Sonnar250mmF4として作っていたので、その理由では無いと思います。

Zeissはあえて、Tele Tessarで設計したと思います。その理由はテレタイプで小型化するという動機もあったと思いますが、NASAのスペースカメラへのレンズ供給ということが最大の理由でなかったのかと思うのです。

学術用にはレンズシャッターを持ったSonnar-Superachromat 250mmF5.6が1972年には世に出ており、解像度では最良のレンズが既にあったものの、F4の開放でNASAが満足する画像をもたらすレンズが必要であったのだと思います。

TeleTessar250mmF4がリリースされたのは1979年で、1977年の紹介から時間が経っています。このことからも、Zeissもそれなりに気合を入れて作ったレンズだと思われます。

今日、TeleTessar250mmF4はすでに製造中止になり、中古市場でも不人気なレンズで、残されたMTFからたいした魅力の無いレンズ(多分Saとか、Sonnar180と比較して)と言う評判も聞きますが、実際使ってみるととても使いやすく好ましいレンズです。あと、絞り羽の枚数が8枚なのは私にとって大きなメリットです。

カメラ:Hasselblad201F レンズ:TeleTessar250mmF4 +Mutarx2 フィルム:RVP

作例ではMutarX2をつけて開放で撮っております。500mmF8で、最短2.5m近辺での撮影ですのでピントは、極薄なのですが、合焦面はいい感じでシャープですね。

閉じる コメント(0)

閉じる トラックバック(0)

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


.

sho*ub*tu*asuki
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

過去の記事一覧

開設日: 2005/12/15(木)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.