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家業からの脱皮

弊社は、9年前に事業転換し、会社のほとんどが、そのときからはじまった
事業になりました。

9年前は会社の危機で、逆にいえば、それが為に会社を大きく変革することが
できたんだと思います。

私たちの会社は、規模は小さいですが、かなりの部分で家業からの脱皮ができている
と思うのは、その過程で、一つずつ問題をつぶしていったからです。

ただ、まだ完全ではありませんので、そうでないようにもっていくつもりです。

先日、経営者同士の勉強会があり、その場では、かなり本音で話をするのですが、
何かのときに「奥さんが一番の抵抗勢力」といってられたのを聞き、そうだろうな
と思いました。

そもそも、家業でやってられると家と会社が分離しずらく、奥さんが経理を見られて
いるというようなところもあると思いますし、その中で、個人のお金を会社のお金
として使ったり、また、その逆もあったりというようなことがあります。

家業からの脱皮というのは、要は、所有と経営を分離するということにつきると
自分は思うのですが、そうであれば、現実的には、はじめはそれでは会社はやって
いけず、個人のお金を会社にまわしているわけですから、奥さんにしてみたら、
納得できないというのも、あながち、わからないことでもないと思います。

しかし、それでは、会社は成長しないわけで、成長の過程で、家業からの脱皮は
をしなければなりません。
中堅企業などでも、それができてないところがあり、問題点が潜在化して、会社が
よろしくないというのもよく見ます。

そういう意味で、私の家内は、元々、経営者の娘などでないためというのも
あると思うのですが、全く会社経営に対して、口を出すことはありません。
私がアドバイスを求めたら、返してくれますが・・
 
昔は、経営に理解がないところが不満もあったときもありますが、しかし、
今となってはありがたいことだと思います。
今でも、公務員が一番良いと言っていますので・・

何でも表と裏があるわけですが、良い面を見るということが大事だと思って
います。

今、他社のコンサルなどをやっているのですが、中小零細企業においては、この
へんの、公私の区別というのが、かなりのウェイトでボトルネックになる可能性
があると思っています。

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絶対、積極から入る

前回も言いましたが、戦後、あまりにも目に見えないものを軽視して
しまって、常に科学的であることが正しいことのように無意識に思って
しまうことが多いのではないかと思います。

特に、何かをしようとすると、まず、否定的に捉えようとする方がいらっ
しゃいますが、それが、良いことだと無意識に習慣づけられているんだろう
と思います。
もっと、悪いのは、そのことをバカにしたような態度をとったり茶化したり
する。

この否定的に捉えるが、なぜ、ダメかということを体の仕組みという切り口
から考えます。

人間には、習慣というのもがあります。
最初に、否定的に捉える人は、必ずそれが習慣化しているから、普段でも
そうなっています。
人間、否定的に捉えると、神経系統も否定的に対応するようになります。
人間の体を生かしているのは神経系統ですから、愚痴、怒り、悩みなど、
否定的な考えは、即座に神経系統に影響を及ぼし、免疫が低下し、あらゆる
病気になりやすくなります。

また、人間が本来持つ力が弱くなるので、運命が悪くなります。

愚痴の多い人、まずは、マイナスに捉える人は不健康の人が多いと自分は思う
のです。

ここで、言っておきたいのは、マイナスに捉えるのは、性格では絶対ないという
ことです。
人間というのは積極的に生きれるようにできているのです。
これは、習慣なんです。習慣は第二の天性といいますからね。

なんでも同調せよということではありません。
例えば、逆にマイナスのことをいってきたら、これは同調してはいけません。
「不景気で良くないですね」といわれても、「お陰さまでうちは好調です」と
言うというようなふうに・・

また、そこまで楽観的すぎたら経営的なチェックができないのではという方
もいらっしゃいます。
それは、その通りです。

それについては、稲盛さんの言葉でこういうのがあります。
「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に行動する」
これであるように、入り口は絶対に積極です。

そしてそれを検証するときにはじめてリスクなりを考え、行動するときは
楽観的で良いのです。

これは、経営だけでなく、普段の行動も同じことがいえると自分は思います。

特に、何かを変えよう、良くしようという考えは積極的に捉えなければなりません。
会社でも、普段の個人的な行動でも、そうあるべきだと思います。
 
 

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正しい宗教観

少し前ですが、オセロの中島さんが占い師にだまされるとか、
もっと前だとオウム真理教など新興宗教や人の心に関することのトラブル
というのが後をたたないと思います。

それは、正しい宗教観を持たないからじゃないかなと、自分は思っています。

そもそも、日本では戦後教育を受けた人は、宗教という言葉自体にネガティブ
な思いをもってられ、全く関心を示さない人が多いと思いますが、結構、そういう
人のほうが騙されたりということも多いんじゃないかと思います。

それは、免疫がないからというのがあるのかなと思います。
宗教というのは、特別なものでなく、どんな人も誰かの考え方に影響を受けています。

私の場合は、中村天風さんという松下幸之助さんや稲盛さんが影響を受けられた
という哲学者がいるのですが、その人の影響をすごく受けています。

人間とは何なのか?人生とは何なのか?
神とは何なのか?

経営哲学といいますが、それも、経営者又は社員の持つ哲学がベースになっている
はずです。ですから、それを考えるときに、上のような問題を抜きにしてはできないと
自分は思います。

例えば、弊社の理念で「社員の物心両面の幸福」というのがありますが、以前も
いいましたが、法律的には会社というのは株主のものであり、合理的に考えれば
矛盾がでてきます。それを自分の中で矛盾なくそういうことを言わしめているのは
哲学があるからだと思います。
ですから、一見無関係なようでも、経営理念や考え方が事業の盛衰を決めるのですから
そのバックボーンにある自己哲学、宗教観も正しいものでないといけないと思います。

若干ですが、自分宗の教観というのを話してみます。
私は、宗教の像を崇めるとか、仏滅とか、方角とか、そんなのは全然信じて
いません。
(昔、会社にある鳥居を壊したこともあります)

キリストもブッタもあらゆる宗教家も偉いなあとは思いますが、神だと思った
ことはありません。
 
宇宙の創造には、何らかの意志があり、進化と調和という法則をもって
動いていて、人間は、それを実現化するために生まれてきたものだと思っています。
ですから、神は、人格化されたようなものでなく、天地創造の宇宙が神だと
思います。
当然、宇宙も人間も偶然にできたわけではありません。
全て役割があって生まれてきているのです。

宇宙の恵みは、すでに与えられています。
今、この世の中に遍満しています。

それが考え方、生き方を正しくすることで、それの受容量が変わってきます。
健康、運命もそれを正しく受け取ることで良い方向に持っていくことができます。
人間の能力は、素晴らしいものがあり、それの受容を多く受け入れることで無限大
にまで、拡大していきます。
ある種のテレパシーなどの能力も人間の潜在的な能力として誰にでも備わって
いるのです。

なぜ、そういえるか?又は、それは具体的にどうすれば良いのか?というのは
中村天風さんの本などを読んでいただいたら良いと思います。
また、ブログでも少しづつトピックスにあわせて紹介していきます。

とにかく、自分の思想はそういうもので、それが、自分の人生も会社も良い影響が
あるのではないかと思っています。
 

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才能を私物化しない

これも、稲盛さんの言葉ですが、大変深い言葉だと思います。
人には、持って生まれた才能があります。
また、その才能を努力によって、さらに磨きをかける。そういうのも含めて
才能とするならば、人間全てに、それぞれが果たすべき役割があり、才能
を与えられていると思います。

人間とは素晴らしいものであり、どのような方も無限の能力を持っています。
少なくとも、私の会社は、そういう考え方で会社運営をしています。

つまり、社員各々が、成長し、能力が発揮しやすいようにするということで、
そうするためには、やはり、自由というのが必要です。

つまり、組織運営として、任せて、責任は経営者がとるというやり方です。

こういうのが社風をつくっていっているのかなと思います。それが行き過ぎて
礼やルールを逸脱してはいけませんが、あえて、そういう風土をつくっているという
ところもあります。

少し話がずれてしまいましたが、ここからが本題です。であれば、その能力を
どう評価するか?ということです。

もちろん、努力などは評価しないといけないと思いますが、だからといって
それが全てだということになると、チームプレイを重視する会社にとって大変
な悪影響があります。

極端な例ですが、中小企業というのは、99%が社長で決まるといっている人
がいます。であるなら、成果の報酬も社長がほとんどもらっていいんだ、リスク
も負っているんだからと・・。そういう考え方をしたら、すぐその会社は潰れる
と思います。(実際、そういうところも多いと思いますが・・)

社長がその考えだと社員もその考えになりますからね。

才能を私物化しないというのは、才能は天からの贈り物で、それは、集団の為、世の為
人の為に尽くせということで、もらったのであり、それは自分のものではない。

もし、それを自分のものとし、それだけの報酬をもらうとなったら、それは天の意志に
反することなので、失敗をするという考え方です。

もちろん、全て横並びで一緒で良いということではありません。
努力やそれによって得られた能力、組織に対する貢献、責任なども考慮にいれ決めて
いきますが、給与が上がった人も傲慢になるのでなく、才能を私物化しない、
という考えをもっていただきたいと思っています。
そうすることで常に謙虚でいられ、会社もうまくいくのです。

もちろん、自分自身もそうありたいと思います。

 

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新規顧客の信用について

弊社は10年前は、顧客が20社ほどしかなかったのが、現在1000社にまで
なっています。

しかも、毎月10軒ぐらいは新規先が増えている状況でして、その中で少額の
ところは先払いにしていただいておりますが、少し額がはると末締めの翌月払い
というふうになります。

その際、取引してよいかどうか?は全て社長決済になりますが、大丈夫だろう
と判断するところと、調査してから取引するところなど色々あります。

これだけ、取引会社が増えると信用調査をどうするかというのは非常に重要です。

しかし、よく考えれば、それだけでなく、我々、法人営業の会社は、営業が
どこの会社に行くか?で70%が決まってしまうというような説もあります。

70%が正しいかどうかは別ですが、かなり重要なウェイトを占めるというのは
事実だと思います。

営業にしろ、やはり、信用不安があれば行きにくいというのがあります。
しかし、あまり、怖がっていては、我々のような中小企業向けに新しいことを
ドンドンやっていく会社ですから、良くないと思います。

結局、その判断をどうしているか?というと総合的な判断をしているという
ことになります。

今のところ、何社かで回収不能になったところはありますが、大きなケガには
なったことはないです。
(実は、やばかったことはあるのですが・・)

いずれにしても、これは私の責任で、営業に責任を負わすのは酷過ぎると思います。
しかし、当社の場合、小さい会社ですが営業範囲は全国なので、顧客接点は営業で
すので、営業の情報を元に判断しているというのも大きいと思います。

その中で、営業にいつも聞くのは、その会社のトップの方がどういう考えをもって
いるか?ということです。

あるベンチャーキャプタリストが『一流の事業計画だが二流の経営者と、二流の
事業計画だが一流の経営者の、どちらに投資するかと問われたら、後者だ』と
いったということですが、真理だと思います。

何をもって一流か?二流か?というのは難しいですが、トップがこうしたいとい
う意志が強いと、やはり、その通りになっていくと思います。

信用不安になっているのは何か原因があるわけですから、そんなに良い経営者が
いるわけはないですが、(失礼かな・・)その中でも、積極的で、仕入先にも
思いやりの心があるなど・・・
少なくとも、そういうことはあってほしいと思います。

また、代替わりしたら会社もすごく変わったりしますからね。
特に、その経営者が若いですか?というのをよく聞きますが、若ければ、やはり、
なんとかしようという気持ちが強いというのもありますし、今までのことは先代
がやっていたので、変革しやすいというのもあります。

いずれにせよ、人間を見ると同時に数字や、支払い状況なども見るということ
になると思います。
人間というのも、状況が変われば変わりますからね。

逆に言えば、状況が変わっても、踏ん張って変わらない人は絶対成功します。
変わらないというのは、約束したことは絶対守るということです。
 

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開設日: 2005/12/29(木)


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