ひとりごと地蔵
雑草に教えられて
二十六歳の時、失明して一挙に暗黒の世界へ突き落された
ひとりの青年が、 前途の不安にさいなまれ、≪いっそ死んで
しまいたい≫と 生きる希望を失いかけていた・・・
そんなある日のこと、
大きな岩に腰を掛け、ぼんやりと何を考えるでもなく落ち込んで
いた時,青年の指先にふれたものがありました。
それは一本の草の葉っぱで、何の気もなしに葉の先から茎、
そして根本の根をまさぐっていた時、青年は一瞬、電気に打た れたかのように何かを感じたのです。
その草の根は、何百キロという大きな石の下から、営々として
のびてきていたからなのです。
−草ですら、花を咲かせ実を結ぼうと、一切の
抵抗を排除して命のかぎり生きようと努
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■■■■ 特設の2
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