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アジサイ【オタフク】

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2004年5月30日

 面白い名前のアジサイに出会いました。

 その名は“オタフク”
 ふくよかな花びら見てると納得です♪


 アジサイ【紫陽花】
 *アジサイ科(ユキノシタ科
 *ハイドランゲア属(アジサイ属)

 *原産国:日本
  ガクアジサイが、ヨーロッパで鉢物用に改良され里帰りしたのが西洋アジサイ(ハイドランジアとも呼ぶ)です。
  ガクアジサイ【額紫陽花】
   周辺だけが装飾花です。
   装飾花で花弁に見えるのは、実は萼片が変化したもので、本来の花弁は装飾花の中心にあるごく小さなものです。
   ガクアジサイの中央部の花弁が無いように見える花は両性花で雄しべと雌しべがあります。
  ハイドランジア(西洋アジサイ)
   ほとんど装飾花だけで手まり状

 *お釈迦さまの誕生を祝う4月8日の花祭り(潅仏会=かんぶつえ)に欠かせないアマチャ(甘茶)もアジサイの仲間である。
  アマチャの葉や樹皮を蒸して、煎じると甘味あるので、古くから飲料とされてきたが、最近の子供はほとんど知らない。

 *ベニガクは在来種

  紫陽花に秘められた物語
  良家生まれの楠本 滝(17歳。親の商売の失敗で、家族を助けるために遊女になる)に、シーボルト(28歳)が、 勝気で義侠的な彼女に一目ぼれ…日本妻とする。
  二人の間には、愛娘お稲生まれ、三人で仲良く出島で暮らすが…スパイ疑惑(シーボルト事件)で日本追放される。その後、帰国したシーボルトは、紫陽花に“ハイドランゲア・オタクサ《Hydrangea・MacrophyllaOtaksa,Sieb.(大輪で空のような美しい青い色をしているからオタクサと名づけた)》”と名前つける。
  30年後、幕府はオランダと新条約を結び、シーボルトの再入国を許可。来日した彼は、妻の滝や日本初の女医となった娘のいねと再会を果たす。

  オタクサの由来:長い間、不明でした。シーボルトの日本妻だった、楠本滝の通称「おたきさん」の肖像画に添えられたシーボルトのotakusaのサインから判明。

 *『紫陽花』漢字の語源:
  「アジサイ」という名前は「アヅ(集まる)」と「サアイ(真の藍色)」の熟語。

  唐(平安)時代の詩人、白居易(772-846)の詩文集「白氏文集」中の詩「紫陽花」と言う花名を強引にも日本の紫陽花にあててしまったとか。
   何年植向仙壇上 (何れの年にか仙壇のほとりに植えたる)
   早晩移栽到梵家 (いつか移しうえて梵家に到れる)
   雖在人間人不識 (人間に在りといえども人識らず)
   与君名作紫陽花 (君のために名づけて紫陽花となす)

  中国では、紫陽花のことを『八仙花』とよぶ。

 *万葉集より
  『紫陽花の八重咲く如くやつ代にを いませわが背子見つつ偲はむ』 左大臣橘
  『言問はぬ木すら紫陽花諸弟らが 練の村戸にあざむかえけり』 大伴家持

  はてさてアジサイは“ユキノシタ科”なの? “アジサイ科”なの?
 この両方の表記のお陰で頭が混乱…だから、ちょこっと調べてみました。
 どっちが正しいのでしょう?

 あじさい科 Hydrangeacea
  1964年・新エングラーの分類によってバラ目群マンサク目ユキノシタ科の中にアジサイは位置してきました。
  1988年・A.クロンキストはバラ目の中にアジサイ科を独立しユキノシタ科と分化させました。
  1990年以降・辞典はハイドランジア科を独立さる

 ・日本の植物辞典の1990年迄の本は(別記)ユキノシタ科にあじさいはなっています。
 ・更にダールグレン(1985)らはバラ亜綱の中にクノニア目にユキノシタ科をハイドランジア目にハイドランジア科(あじさい科)を位置づける。

 ・ユキノシタ科でも間違いではないけれど、これは古い分類方式なんだそうです。 

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト
1796年2月17日 現在のドイツ連邦共和国バイエルン州ヴュルツブルク市の医学者の家に生まれる。

ヴュルツブルク大学医学部の時代には、医学以外に、動、植物学・民族学なども学び、のちにこの広い科学的知識がシーボルトが日本の調査・研究をするときに大いに役立ちました。

1823年 長崎出島のオランダ商館医(眼科医)として来日
  日本に滞在中、阿蘭陀通詞(オランダ語の通訳)や絵師川原慶賀、全国から西洋の学問を学びに来た学者たちの協力を得ながら、日本の調査・研究を行い、その成果をヨーロッパに紹介。その中には、長崎の自然・地理・歴史・風俗・美術工芸も含まれる。

1832年 出版を始めた著書「日本」には、当時の人々が実り豊かな自然を背景に素晴しい文化を築き上げたことがうかがえる。
    滝塾を通じて西洋医学を伝える。特に牛痘種痘法(種痘)を初めて日本に導入した。
    オランダに戻ってからは、“日本史”“日本植物誌”などを著しています。
    ヨーロッパ人でありながら、日本の文化などをこよなく愛した人物。
在日期間1823〜1829

 アジサイウンチク長くなりました m(__)m
  大阪市/長居市立植物園

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おぉ〜、勉強になりました!そうおす、科が新しくなって、古い分類のものって結構ありますよね・・・勉強せねば・・・今日はピーカンのお天気なのに、お家で仕事に追われてます〜。お外で写真撮りたいよ〜(^^;

2006/5/25(木) 午前 9:59 野の花

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なんだか肉厚ポニョポニョって感じのあじさいですね。まさにオタフクって名前がぴったりの感じです。

2006/5/25(木) 午前 11:26 ショーン&ニケ

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>野の花さん、調べてみました(笑) 古い分類表記って他にもあるんですか? 私もお山に行きたいですーあそこにあったササユリの蕾、咲き終わっちゃっただろうな(ToT)

2006/5/25(木) 午後 3:12 しんご

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>ショーンとニケさん、ちょっぴり肉厚でお椀状、ふくよかな感じの花にピッタリですね。

2006/5/25(木) 午後 3:17 しんご

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まんま「オタフク」ですね平安美人。真ん中下の花が逆向きなら正にお多福がいると言う感じですね。勉強になりもーした。

2006/5/25(木) 午後 8:02 seitenaz

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>鴉頭さん、訪問、有り難うございます。こちらこそ、あのコメントのお陰で勉強できました。有り難うございます。真ん中下の花、そうですね(笑)

2006/5/26(金) 午前 8:55 しんご

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こんばんわ。たま〜にしか外歩きしませんが、時々眺めに来させてもらってます。(●⌒∇⌒●)。 たまにはカキコしないと怒られちゃうので、足跡残します。よろしくねん。アンド、おやすみなさいませ。<(_ _)> 削除

2006/5/26(金) 午後 10:54 [ あしゅら ]

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>あしゅらさまぁ〜〜〜(爆) おはようさんですぅ〜! ほんとに滅多に外歩きしないね、外歩きも結構発見が多いよ♪ こうやってカキコしてくれると頑張れるのです o(^o^)o そりゃみんな同じでしょ? もう起きたかな?

2006/5/27(土) 午前 11:18 しんご

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