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調査会法情報150830(ロシア戦勝式典・降伏文書・公文書館)
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《ロシア戦勝式典・降伏文書・公文書館》
■ハバロフスクでロシアが対日戦勝軍事パレード(8月30日) 読売新聞
■ロシアが9月2日までに極東各地で戦勝記念式典(8月29日)毎日新聞
■米国立公文書館で日本降伏文書の原本展示(8月28日)時事通信
■外交史料館でも「降伏文書」の原本展示(8月27日)時事通信
■衆院議運委、新国立公文書館の用地選定は先送り(8月26日)時事通信
■新国立公文書館の候補地は衆院用地の2ヶ所(8月19日)時事通信
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《ロシア戦勝式典・降伏文書・公文書館》


■ハバロフスクでロシアが対日戦勝軍事パレード(8月30日) 読売新聞
ロシアで対日戦勝軍事パレード…1千人超が行進
2015年08月30日 01時25分 読売新聞

 【モスクワ=緒方賢一】ロシアは29日、極東ハバロフスクで第2次大戦での対日戦勝70年を祝う軍事パレードを行った。

 日本が降伏文書に署名してから70年となる9月2日には、サハリンなどでもパレードを予定している。プーチン政権は一連の行事を通じ、日本に対する「戦勝国」の立場を誇示する狙いだ。

 タス通信によると、ハバロフスクでのパレードは中心部の広場で開かれ、1000人以上の軍人らが行進した。ハバロフスクに司令部を置く東部軍管区の司令官が、満州(現中国東北部)や南樺太(現サハリン南部)、北方領土で日本軍と戦ったソ連軍の功績をたたえた。

 この軍事パレードは、ロシアの対日戦勝70年の行事の中では最初の開催。ソ連軍は1945年8月28日に北方領土の択捉島を占領しており、占領から70年のタイミングで戦勝行事を始めた形だ。択捉島はメドベージェフ首相が今月22日に訪問し、日本政府が抗議した。

 プーチン政権は北方領土について、「第2次大戦の結果、ロシア(ソ連)の領土になった」と主張している。日本に対する勝利を祝うことで、こうした主張を正当化する狙いもある。

2015年08月30日 01時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


■ロシアが9月2日までに極東各地で戦勝記念式典(8月29日)毎日新聞
ロ極東で対日戦勝式典 ハバロフスク、千人参加
2015年8月29日 19時07分 東京新聞

 【ウラジオストク共同】ロシア極東の中核都市ハバロフスクで29日、第2次大戦終結から70年を祝う事実上の対日戦勝記念式典が開かれ、軍人や治安当局者ら約千人が市内中心部をパレードした。ロシアが記念日とする9月2日までに極東各地で式典が開かれる計画で、戦勝国として国民の愛国心を鼓舞し結束を図る狙いがある。
 ロシア政府は日本が米戦艦ミズーリ上で第2次大戦の降伏文書に調印した2日を「第2次大戦終結の日」に制定。これまでも退役軍人や地元当局者による式典が行われてきたが、今年は規模が大幅に拡大された。


■米国立公文書館で日本降伏文書の原本展示(8月28日)時事通信
日本降伏文書の原本展示=戦後70年−米国立公文書館

 【ワシントン時事】米国立公文書館は27日、戦後70年の特別プログラムとして、1945年9月2日に日本と連合国が東京湾上の米戦艦ミズーリの甲板上で署名した2ページの降伏文書の原本を展示した。同館によると、米国内での公開は約10年ぶり。
 降伏文書は八つのパラグラフ(段落)で構成され、日本軍の無条件降伏や、天皇や日本政府の権限が連合国軍最高司令官の制限の下に置かれることなどが明記されている。日本側は重光葵外相ら、連合国側は米国のマッカーサー元帥らがそれぞれ署名した。(2015/08/28-06:58)


■外交史料館でも「降伏文書」の原本展示(8月27日)時事通信
GHQ「指令第一号」初展示=31日から外交史料館で
 
 外務省は27日、戦後70年の節目に当たり、東京・麻布台の外交史料館で、1945年9月2日に連合国軍総司令部(GHQ)から日本政府に手渡された「指令第一号」の原本を初めて展示すると発表した。同日に調印された「降伏文書」の原本も展示する。期間は31日から9月12日まで。
 「指令第一号」は、日本軍の戦闘停止と武装解除の手続きなどを規定した「一般命令第一号」を順守させるよう指示する内容。 (2015/08/27-12:31)


■衆院議運委、新国立公文書館の用地選定は先送り(8月26日)時事通信
公文書館、2候補地調査へ=衆院
 
 衆院議院運営委員会は26日の理事会で、新国立公文書館の建設候補地を2カ所に絞り込んだ。今後、具体的な調査を行った上で選定する。候補地は、国会参観者バス駐車場と憲政記念館敷地の2カ所で、いずれも国会議事堂に隣接している。ただ、調査期間などは未定で、今国会中を予定していた用地選定は秋の臨時国会以降に先送りされる。 (2015/08/26-12:14)


■新国立公文書館の候補地は衆院用地の2ヶ所(8月19日)時事通信
公文書館、国会脇に移転へ=2候補地、問題点も
 
 老朽化した国立公文書館の移転に向け、衆院が用地の選定作業を進めている。現状では、国会議事堂に隣接する憲政記念館の敷地と、国会見学のバスなどが利用する駐車場の2カ所に候補が絞り込まれつつある。ともに広さは十分だが、問題点もあり、結論を出すには時間がかかりそうだ。

 公文書館は現在、東京・北の丸公園の東京国立近代美術館と並ぶ場所にある。国の各機関から歴史的に重要な公文書を受け入れており、日本国憲法の原本や終戦の詔書なども保存。一部は一般に閲覧・展示もしている。ただ、1971年に設置された施設は老朽化が進み、スペースも手狭になってきているという。
 政府の有識者会議は今年3月、新たな施設を国会周辺に建設することなどを提言。これを受け、国会周辺の土地を管理する衆院が建て替え候補地の選定に着手した。当初は首相官邸前の国会記者会館なども候補に挙がったが、使いにくいなどの理由で候補から外れつつある。

 国会脇の駐車場は、道路を挟んで国立国会図書館に隣接し、面積は約8000平方メートル。現公文書館の敷地約4000平方メートルの2倍だ。憲政記念館を含む国会前庭は約3万4000平方メートルもある。
 ただ、駐車場をなくすと、全国から訪れる国会見学のバスの待機場所を確保しにくくなる。憲政記念館の敷地下には地下鉄が通っており、資料保管に必要な地下室を大きく造れない。
 衆院議院運営委員会の新国立公文書館小委員会は当初、今国会中に結論を出すことを目指していた。ただ、収める文書の規模や範囲など新たな公文書館の詳細を詰める必要があるため、候補地決定は秋以降に先送りされる。(2015/08/19-14:40)

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調査会法情報150829(歴史共同研究・中国戦勝式典・戦時地図)
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《歴史共同研究・中国戦勝式典・戦時地図》
■安倍首相は21世紀懇の提言を生かせ(8月28日)信濃毎日新聞 社説
■中国の習主席、米国のライス大統領補佐官と会談(8月29日)毎日新聞
■国連の潘事務総長が中国の抗日式典出席へ(8月28日)朝日新聞
■台湾の国民党元主席、中国「戦勝70年」式典出席へ(8月28日)朝日新聞
■陸軍が改ざんした地図、米軍は空撮で把握(8月27日)東京新聞
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《歴史共同研究・中国戦勝式典・戦時地図》


■安倍首相は21世紀懇の提言を生かせ(8月28日)信濃毎日新聞 社説
戦後70年に 歴史共同研究 21世紀懇の提言を生かせ
08月28日(金)信濃毎日新聞

 安倍晋三首相が戦後70年談話の発表に向けて設置した私的諮問機関の「21世紀構想懇談会」は、今後の日本が取るべき具体的な施策も提言している。中でも世界各国の研究者による歴史共同研究の場の提供は重要だ。

 しかし、首相は談話に盛り込まず、談話を発表した14日の記者会見でも触れなかった。それから半月たった今も反応がない。

 日本と中国、韓国との対立の元には歴史認識の隔たりがある。関係を改善していく上で、この溝を埋める営みは欠かせない。首相は提言をどう生かすのか説明すべきだ。今後の施策を含めて諮問した責任がある。

 2000年代、日本は中国と1回、韓国とは2回、歴史共同研究を行った経緯がある。いずれも教科書問題などで関係が冷え込んだときに首脳会談で合意し、3年ほどの議論で報告書をまとめた。

 ただ、近現代史は共通認識をつくるのが難しかった。韓国との間では日韓併合、強制連行、植民地での日本語教育などをめぐって両論併記で終わっている。

 中国との間でも南京大虐殺の犠牲者数や盧溝橋事件などが併記になった。一方で日本側も日本軍による虐殺事件の発生自体は認め「強姦(ごうかん)、略奪や放火も頻発した」とした。日中戦争については「日本による侵略」が共通見解になる成果があった。

 違いは残っても、両国の研究者同士が膝を交えて議論したことに意義がある。まだ序章だ。違いを認め合った上で、なぜ違うのかを研究し合う次の段階に進まなければならない。

 今でも新しい史料が発見されていることを考え合わせると、共同研究は時間で区切るべきではない。継続的な枠組みとして整え、少しずつでも一致点を探る息の長い取り組みにしたい。

 枠組みを横に広げることも必要だ。21世紀構想懇談会は「グローバルな視点から過去を振り返るため、多くの国が参加した形での歴史研究」を提言している。

 他にも、インターネットで資料を見られる国立公文書館「アジア歴史資料センター」で戦後の資料も収集、公開するなど、歴史の理解を深めるための提案がいくつも並んでいる。

 戦後70年の節目を談話の発表で終わりにしてはならない。隣国との和解のために今後、何をするのか。首相の言葉が聞きたい。


■中国の習主席、米国のライス大統領補佐官と会談(8月29日)毎日新聞
習・中国主席:「両国の発展維持」 米大統領補佐官と会談
毎日新聞 2015年08月29日 東京朝刊

 【北京・石原聖】米国のライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は28日、北京を訪問し、人民大会堂で中国の習近平国家主席と会談した。中国外務省によると、習主席は会談で「中米両国はそれぞれの核心的利益を尊重し、相違を縮小するように努力し、両国関係の安定的発展の大局を維持しなければならない」と指摘。9月の米国公式訪問については「オバマ大統領と共通の関心がある重大問題で突っ込んで意見交換をしたい」と述べた。

 中国外務省の発表内容によると、ライス氏は習主席に対し「両国関係における見解の相違を適切に管理し、関係発展を維持するようにしたい」と表明。「中国が第二次大戦勝利70周年を盛大に記念するに際し、オバマ大統領と米国は中国人民によるあの戦争での貢献と米中両国の厚い友情を高く評価している」とも語ったという。

 ライス氏は習主席との会談に先立ち、中国の外交を統括する楊潔〓(ようけつち)国務委員(副首相級)らと会談した。中国外務省などによると、両者は共通の関心事項で意見を交わしたとしており、南シナ海の岩礁埋め立てやサイバー安全保障などが議題に上ったとみられる。

 楊氏は「(習主席の訪米が)中米関係と国際情勢の発展に重大な意義を持つ。新型大国関係を発展させたい」と強調。北京の米国大使館によると、ライス氏は今回の訪中と習主席の訪米が「協力を深める一里塚となるよう期待する」と応じた。


■国連の潘事務総長が中国の抗日式典出席へ(8月28日)朝日新聞
中国の抗日式典、国連事務総長も出席へ 軍事パレードも
2015年8月28日11時53分 朝日新聞

 国連は27日、潘基文(パンギムン)事務総長が9月2〜6日に訪中し、北京で3日に開かれる「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念式典に出席すると発表した。軍事パレードにも出席する。潘氏は5月、ロシアの対ドイツ戦勝70周年式典にも参列した。

 発表は、潘氏が習近平(シーチンピン)国家主席の招待に応じて「第2次世界大戦の終結70年を祝う記念行事」に出席するとした。習氏や李克強(リーコーチアン)首相、王毅(ワンイー)外相らと面会し、国連創設70周年や気候変動について話し合う見込み。

 中国の発表によると、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領やロシアのプーチン大統領は出席するが、日本や欧米主要国の首脳級は欠席する。

 潘氏は5月9日にモスクワの赤の広場で開かれた対ドイツ戦勝70周年記念式典にも参加し、軍事パレードの後、近くの「無名戦士の墓」で献花している。こちらも日本や欧米主要国の首脳は欠席した。(ニューヨーク=金成隆一)


■台湾の国民党元主席、中国「戦勝70年」式典出席へ(8月28日)朝日新聞
台湾の国民党元主席、中国「戦勝70年」式典出席へ
2015年8月28日10時27分 朝日新聞

 台湾与党・国民党の連戦(リエンチャン)・元主席の関係者は27日、中国が9月3日に開く「抗日戦争勝利70周年」の記念式典に連氏が出席すると明らかにした。馬英九(マーインチウ)政権は台湾市民の出席を控えるよう呼びかけていたが、「国民党は中国寄り」との批判が高まる可能性がある。

 第2次大戦当時は国民党政権が中国を統治していた。国民党は日本と戦ったのは同党との自負が強く、中国共産党が抗日戦争勝利を功績としてアピールするのを苦々しく見ている。式典に出席すれば、中国側の主張を認めることになりかねないとの懸念があった。

 このため、国民党の広報担当者は、連氏が個人の資格で式典に参加すると強調。「国民党政権が抗日戦争を主導したことは変えようがない歴史的事実。現職の党幹部が大陸(中国)の抗日勝利記念活動に参加することはない」とした。

 元副総統の連氏は2005年に党主席として中台分断後初めて訪中し、国共トップ会談を実現。今回も習近平(シーチンピン)国家主席と会う予定だ。連氏には中台ビジネス利権の象徴的人物との批判的見方もあり、こうした批判がさらに強まりそうだ。(台北=鵜飼啓)


■陸軍が改ざんした地図、米軍は空撮で把握(8月27日)東京新聞
「撮」らえられた日本 戦時に米軍が重要施設を把握
2015年8月27日 東京新聞夕刊

 太平洋戦争末期から戦後にかけ、米軍が日本の主要都市を空撮した写真約七十枚をまとめた写真集「1945・昭和20年 米軍に撮影された日本」を一般財団法人日本地図センター(東京都目黒区)が発刊した。空襲前後の東京などの様子や、陸軍が地図を改ざんしてまで隠そうとした重要施設も写し出され、米軍が上空から日本国内の様子を詳細につかんでいた実態が浮かぶ。 (石原真樹)

 米軍はB29爆撃機を改造したF13写真偵察機で、一九四四年十一月〜四五年九月にかけて数千〜一万メートルの上空から撮影。空撮は、空襲や原爆投下前後に、偵察や与えた損害の検証のために行われた。
 同センターは、米国立公文書館で秘密指定が解除された写真を二〇〇二年から調査。約五千枚の写真フィルムをスキャナーで読み込み、デジタルデータ化した。このうち東京や横浜、京都などの空襲前後や、広島と長崎の原爆投下前後の写真とその拡大写真など計約七十枚を紹介している。

 東京の空撮写真では、四五年の東京大空襲の直前(三月八日)と当日(十日)、山の手空襲後(五月二十八日)などが掲載された。空襲前は家屋や緑が多く残り黒っぽかった部分が、空襲後は家屋などが灰と化して白っぽい部分が大きく広がっている。
 さらに、写真集は、五月十七日の新宿区を空撮した写真で、東京都の淀橋浄水場(六五年に廃止)がはっきりと写っていることに注目している。

 都によると、日中戦争が始まった三七年に陸軍測量部が作製した地図では、淀橋浄水場は公園として作図され、既にこの時点で軍部は浄水場への空襲を警戒していた。擬装を効果的にするため、敷地内に盛んに植樹もしていたという。

 ところが空撮の八日後に、浄水場は、焼夷(しょうい)弾による空襲でポンプ場などが破壊され、配水量は一時約50%まで低下した。
 同センターの主幹研究員、小林政能(まさよし)さん(47)は「米軍は空撮で重要施設の存在をつかんでいた。軍部が隠そうとしていた浄水場の存在も把握していたのでは」と指摘。「米軍が冷静に戦況の分析をする空の下で、日本では竹やり訓練などの精神論がまかり通っていた。そういう状況の中で多くの市民が空襲の被害に遭っていたことも考えてもらえたら」と話している。
 本はA4判七十一ページ、千二百円(税別)。書店での取り寄せは時間がかかるため、購入の問い合わせは、日本地図センター=電03(3485)5414=へ。

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調査会法情報150828(安倍談話・歴史認識・住民虐殺)
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《安倍談話・歴史認識・住民虐殺》
■河野元衆院議長、安倍談話を批判(8月27日)時事通信
■マレーシア華人代表、安倍談話は誠意がない(8月28日)レスポンス
■中国新華社、日本は「お詫びを拒む」と論評(8月26日)新華社
■新華社が評論で天皇の謝罪を要求(8月27日)朝日新聞
■政府は「礼を失している」と中国に抗議(8月27日)日経新聞
■浙江省の日本軍住民虐殺事件で被害者が提訴(8月27日)人民網
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《安倍談話・歴史認識・住民虐殺》


■河野元衆院議長、安倍談話を批判(8月27日)時事通信
戦後70年談話を批判=「被害者は納得せず」−河野氏
 
 河野洋平元衆院議長は27日、大阪市で講演し、安倍晋三首相が戦後70年談話で先の大戦に関して将来世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならないと訴えたことについて、「現実におやじが殺された、兄貴が死んだという人に『もうこれだけ謝ったんだから』と言っても、そうはいかない」と批判した。

 河野氏は「加害者が『(謝罪は)もうこれで終わりだよ』というせりふはどんな説明を付けても、被害者から納得の返事はもらえない」と語った。安全保障関連法案に関しても「はっきり違憲だと思う。閣議決定で(憲法)9条の精神を変えてしまうのは絶対認められない」と強調した。 (2015/08/27-18:47)時事通信


■マレーシア華人代表、安倍談話は誠意がない(8月28日)レスポンス
「安倍首相の談話には誠意がない」マレーシア華人総連合会会長
2015年8月28日(金) 06時00分

マレーシア華人総連合会(華総、フアゾン)のペン・インフア会長は、26日に行なわれた抗日戦没者慰霊祭に出席し、先の安倍晋三首相の戦後70年の談話ついて「誠意がない」と批判。ドイツに「誠意ある謝罪と行動を伴う謝罪を学ぶべき」と述べた。

その上でペン会長は、▽歴史教科書を正し、年少者に事実を教授▽被害国と慰安婦への無条件の賠償▽被害国民が行なった奉納金の早期返還▽靖国神社参拝中止及び被害国での慰霊祭への出席と謝罪▽安保関連法案の廃棄と平和憲法維持及び自衛隊の現状維持--の5項目を日本政府に要求した。

同慰霊祭には中国の代表団13人も出席しており、ペン会長の主張は概ね中国政府の主張を代弁するものとなった。一方、マレーシア政府・与党を代表する形で出席したチュー・メイフン副女性家族共同体開発相(マレーシア華人協会=MCA)は、抗日祈念碑が殉職者の愛国心を顕彰するものであり、加害国と被害国の間の怨恨を深めるものではなく世界平和に寄与するためだと強調。「歴史は忘れないが許すことはできる」と述べた。《伊藤 祐介》


■中国新華社、日本は「お詫びを拒む」と論評(8月26日)新華社
誰が日本による侵略戦争の謝罪をするべきなのか―中国メディア
2015年08月26日

中国メディア・新華網は25日、「誰が日本による侵略戦争の謝罪をするべきなのか」と題した記事で、「当時の軍国主義を支えた天皇、政府、軍隊、財閥などの主要勢力」は侵略戦争を起こした罪から逃れられないと主張した。

記事は「戦争を清算するなら、当時の政治、軍事、経済集団の罪を清算するべきである。彼らは中国やアジア、世界の人々だけでなく、日本人にとっても歴史の罪人だ。日本の内閣は侵略戦争中、軍国主義の意志を代表する役割を果たし、侵略戦争の戦略を画策。近衛内閣は『大東亜共栄圏』という植民地理念を打ち出し、首相を務めた陸将の東条英機が降伏後、戦犯の筆頭となった」と指摘した。

その上で、「日本の降伏から70年、野党や民間からは侵略戦争に対する反省や、2度とあの悲劇を繰り返してはならないとの声が上がっているが、天皇や政府、軍隊、財閥は罪を認めようとせず、被害国や被害者へのお詫びも拒んでいる」と主張した。

(編集翻訳 小豆沢紀子)


■新華社が評論で天皇の謝罪を要求(8月27日)朝日新聞
「昭和天皇の継承者は侵略の謝罪を」 新華社が評論文
2015年8月27日19時53分 朝日新聞

 中国の国営新華社通信は25日、「だれが日本の侵略戦争の罪を謝罪すべきか」との評論を配信し、「昭和天皇は亡くなるまで被害国とその国民に謝罪を表明したことはなく、その皇位継承者は謝罪で雪解けを、悔いることで信頼を手に入れなければならない」などと主張した。

 同評論について、中国外務省は27日、朝日新聞が「この評論が共産党や中国政府の立場を示すものなのか」と質問したのに対し「メディアが報道した観点について、我々は評論する立場にない」と述べるにとどめた。(北京)

*日本政府は抗議

 政府は27日、新華社通信の論評を受け、外務省局長と在北京大使館の公使がそれぞれ中国側に電話で抗議した。

 天皇陛下への謝罪要求は新華社が25日に配信し、中国紙・光明日報が26日付で掲載した。

 外務省幹部は「国営の通信社が配信したことと、あまりに問題が大きい内容であることを考慮し抗議した」と説明した。中国側は「関連部署に報告する」と応じたという。日本政府は同日、中国海軍が、尖閣諸島を背景に領土防衛を呼びかける兵員募集の動画を作成したことも抗議した。(松井望美)


■政府は「礼を失している」と中国に抗議(8月27日)日経新聞
政府、中国に抗議 新華社「天皇は謝罪を」 
2015/8/27 19:56 日経新聞

 政府は27日、中国の国営新華社が論評記事で天皇に過去の戦争の謝罪を要求したとして、中国政府に「陛下に著しく礼を失している」と抗議した。記事は25日配信で「侵略戦争は天皇、政府、軍隊、財閥が力を合わせた結果で、彼らは責任を免れない。昭和天皇は亡くなるまで被害国と人民に謝罪を表明しなかった。皇位継承者は謝罪によって雪解けを実現し、悔いて信頼を得なければならない」とした。


■浙江省の日本軍住民虐殺事件で被害者が提訴(8月27日)人民網
「温嶺虐殺事件」の被害者・遺族が日本政府に29億円の賠償請求
人民網日本語版 2015年08月27日16:12

74年前の1941年、中国を侵略した日本軍は、浙江省温嶺市松門一帯で殺害や放火、強奪を行い、「温嶺虐殺事件」を起こし、犠牲者は40人を超え、民家約2300軒が焼かれ、約6000人が路頭に迷っていた。浙江日報が報じた。

今月24日、同虐殺事件の被害者やその遺族77人からなる対日賠償請求団の委託を受けた西南政法大学軍事法研究所の潘国平教授と請求団の代表2人が、浙江省高級人民法院(高裁)に、起訴状を提出。日本政府を相手に総額1億5400万元(約28億9千万円)の損害賠償を求めた。

77人のほとんどが60歳以上で、最年長者は98歳。潘教授と共に裁判所を訪れたのは、曾合満さん(79)と、潘振華さんだ。
曾さんは、「1941年4月24日、日本軍が兵士を派遣し破壊にやってきた。そして、父親を家から追い出し、家を焼いた。それからしばらくして、父親は病死した。このような苦痛は、一生忘れられない」と訴える。

一方、浙江省台州市出身の潘さんは、南京大虐殺被害者の対日賠償請求などにも参加した経験があり、「対日賠償請求に20年近く携わっている。日本の裁判所は公正とは言えない。だから、中国国内の司法に救済を求めるのが唯一の方法。曾さんらの努力の結果、温嶺虐殺事件の調査を十分に行うことができた。被害者やその遺族の自らの体験に関する口述により、証拠も整った。日本政府には、きちんと責任を取り、被害者やその遺族に明確な説明をしてほしい」と訴える。

「人民網日本語版」2015年8月27日


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調査会法情報150826(中国戦勝式典・抗日記念館)
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《中国戦勝式典・抗日記念館》
■中国、戦勝式典に30人の国家元首が参加と発表(8月25日)新華網
■中国の戦勝式典、ロシア、韓国など49カ国が参加へ(8月26日)朝日新聞
■731部隊跡など中国の抗日記念館、相次ぎ改装(8月24日)朝日新聞
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《中国戦勝式典・抗日記念館》


■中国、戦勝式典に30人の国家元首が参加と発表(8月25日)新華網
中国の抗日戦争記念閲兵 49カ国が出席確認 国家元首30人
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-08-25 14:26:26 | 新華網日本語 
 
   【新華社北京8月25日】中国国務院新聞(ニュース)弁公室は2015年8月25日午前、中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念行事に関する第六回特別記者会見を開いた。
   中国外交部の張明副部長は関連状況を紹介した際、現時点で、49カ国が既に中国の招請に応じて中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年の記念行事への出席を確認したと示した。
   張明副部長は記者会見で次のように表明した。49カ国は閲兵式に出席し、そのうちに韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領、ロシアのプーチン大統領など30人の国家元首と19人の政府高級代表が含まれている。張明副部長は、閲兵が如何なる国を標的にせず、日本を標的にせず、日本人民を標的にすることもない、と強調した。
(翻訳・編集/謝艶)
 
(新華網日本語)  


■中国の戦勝式典、ロシア、韓国など49カ国が参加へ(8月26日)朝日新聞
中国の抗日戦勝70周年式典に49カ国が参加へ
2015年8月26日00時38分 朝日新聞

 中国外務省は9月3日に開く「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念式典に、49カ国の首脳や高官らが参加すると発表した。韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が出席する一方、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記は訪中しない。ロシアを除く欧米主要国は、首脳級の派遣を見送った。

 張明次官が25日の会見で明らかにした。首脳級が出席するのはロシア、韓国のほか、南アフリカなど30カ国。北朝鮮は崔竜海(チェリョンヘ)・朝鮮労働党書記を送る。外相を送るフランス、イタリアなど、19カ国は閣僚級以下の高官を派遣する。各国代表とは別に、日本の村山富市元首相、ドイツのシュレーダー前首相らも個人の立場で出席予定だ。

 中国は今回、「第2次世界大戦の戦勝国」として米欧主要国との連帯をアピールする狙いだった。特に、国連安全保障理事会の常任理事国の動向は「外交的な成否の目安」(北京の外交筋)との見方もあったが、首脳級が出席するのはロシアだけ。首脳級の参加は、中ロの影響力が強い上海協力機構やアジア相互協力信頼醸成会議の関係国が目立つ。張次官は「ゲストは各大陸から集まり、(国際社会を)幅広く代表している」と強調したが、米国やEUは駐中国大使らの出席にとどめる見通しだ。張次官は「誰を出席させるかは各国の判断だ。ゲストは皆客人で、我々は歓迎する」と述べるにとどめた。

 また張次官は、韓国の朴大統領を含め海外首脳は全員、軍事パレードにも参加するとしたが、韓国政府当局者は取材に「結論は出していない」と強調した。(北京=林望)

     ◇

■中国が発表した各国の記念式典の出席者ら

【首脳級】(30人)

ベラルーシ大統領、ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領評議会議長、カンボジア国王、チェコ大統領、コンゴ民主共和国大統領、エジプト大統領、カザフスタン大統領、キルギス大統領、ラオス国家主席、モンゴル大統領、ミャンマー大統領、パキスタン大統領、韓国大統領、ロシア大統領、セルビア大統領、南アフリカ大統領、スーダン大統領、タジキスタン大統領、東ティモール大統領、ウズベキスタン大統領、ベネズエラ大統領、ベトナム国家主席、エチオピア首相、バヌアツ首相、アルゼンチン副大統領、キューバ国家評議会第1副議長、アルジェリア下院議長、ポーランド下院議長、北朝鮮・朝鮮労働党書記、タイ副首相

【政府代表】(19人)

オーストラリア退役軍人相、ブラジル国防相、フランス外相、ハンガリー外相、インド外務副大臣、イタリア外相、リビア外相、マレーシア首相特使、オランダ国務相、チュニジア国防相、ニュージーランド元副首相、シンガポール元副首相、イギリス前司法相、カナダ駐中国大使ら大使館員、ドイツ(同)、ルクセンブルク(同)、パプアニューギニア(同)、米国(同)、EU(同)

【国際・地域組織】(10人)

国連事務総長、世界保健機関(WHO)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、国連工業開発機関(UNIDO)、赤十字国際委員会(ICRC)、独立国家共同体(CIS)、上海協力機構、上海協力機構地域対テロ執行委員会、集団安全保障条約機構、アジア相互協力信頼醸成措置会議


■731部隊跡など中国の抗日記念館、相次ぎ改装(8月24日)朝日新聞
中国各地で「戦勝70年」強調 抗日施設、相次ぎ改装
2015年8月25日05時00分 朝日新聞

 9月3日の「抗日戦争勝利記念日」に向けて、中国政府が各地で大規模な施設の改装やメディア向けのツアーを続けている。被害の記憶を呼び起こし、国民の一体感を高める狙いがありそうだ。

 8月15日、黒竜江省ハルビンで、旧日本軍の細菌兵器開発拠点を展示施設にした「侵華日軍第731部隊罪証陳列館」の新館開館記念式典が開かれた。同省共産党委員会の王憲魁書記は「この史跡は日本が中国を侵略した鉄証(動かぬ証拠)だ」と強調した。

 建築面積は約1万平方メートル。周辺の住宅を撤去して敷地を拡張した。1万点余りの資料や写真、模型を展示。「世界の戦史上、最も大規模な細菌戦の旧跡だ」と解説する。

 同じ東北地方の遼寧省阜新市でも多くの炭鉱労働者が殺されたとされる集団墓地「万人坑」の修復が終わり、この日、犠牲者の追悼式典があった。約5400万元(約10億7千万円)が投じられたという。

 上海市の「上海淞滬抗戦記念館」は13日にリニューアルオープン。改装で記念館の展示面積は約1500平方メートルに広がった。写真パネルや軍服などを展示し、当時の「抗日救国運動の高揚」を示す。

 中国メディアによると、こうした抗日施設は傷みが激しいとして、習近平(シーチンピン)国家主席が昨年、修復を指示したとされる。国家文物局が管理する113の施設は9月3日までに修復作業を終わらせ、記念行事が開かれる予定だ。

 (ハルビン=平賀拓哉、上海=金順姫)

 ■塹壕跡でメディアツアー

 8月中旬、雲南省へのメディアツアーに参加した。

 「日本軍の塹壕(ざんごう)は堅固にできていて、中国軍はとても苦労しました」

 ミャンマーと国境を接する同省騰衝県。標高2千メートル近い来鳳山の上で、地元博物館の研究員、李枝彩さん(59)が説明した。

 日中戦争中、英米の支援物資がミャンマーから同省を通り、重慶の国民党政府に運ばれた。旧日本軍はこのルートを断つため、1942年に騰衝を占領。街を見下ろす山の上に陣地を築いたが、2年後の44年、米軍の爆撃や国民党軍の反撃を受けて陥落した。

 戦跡は昨年から詳しい調査・整備が始まった。旧日本軍が山頂周辺に巡らせた深さ1〜2メートルの塹壕跡が、ほぼそのまま見て取れる。ツアーでは、犠牲となった兵士の墓地や抗日戦争記念館なども回った。

 戦争に参加した老兵に取材する機会も設けられた。盧彩文さん(91)は「戦争から70年たち、中国は強大になった。日本人も中国人も、多くの人は平和を望んでいる。若い人たちは歴史を心に刻み、平和を守ってほしい」と話した。

 (雲南省騰衝=延与光貞)

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調査会法情報150825(戦後70年談話・記念行事・浮島丸事件)
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《戦後70年談話・記念行事・浮島丸事件》
■参議院予算委員会で内政・外交など集中審議(8月24日)NHK
■安倍首相、「植民地支配」説明拒む(8月24日)時事通信
■安倍首相、侵略行為はあったと思う(8月24日)読売新聞
■安倍首相、侵略行為を特定せず(8月24日)共同通信
■安倍首相の訪中中止はワシントンの圧力(8月24日)スプートニク社説
■浮島丸事件から70年、舞鶴市で追悼集会(8月25日)読売新聞
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《戦後70年談話・記念行事・浮島丸事件》


■参議院予算委員会で内政・外交など集中審議(8月24日)NHK
首相 国際会議などで日中首脳会談実現を
8月24日 19時18分 NHK

安倍総理大臣は参議院予算委員会の集中審議で、国会の状況などを踏まえ、中国政府が来月開く「抗日戦争勝利70年」の記念行事に出席しないと判断したとして、今後、国際会議などの機会を利用して、習近平国家主席との首脳会談を実現させたいという考えを示しました。

参議院予算委員会は24日、「内政・外交の諸問題」をテーマに集中審議を行いました。
この中で、公明党の横山前農林水産政務官は、安倍総理大臣が発表した戦後70年にあたっての総理大臣談話について、「各国からどのような評価を得たと感じているのか。また談話の発表をてこに、中国や韓国との首脳会談の実現にどのように取り組んでいくのか」と質問しました。
これに対し、安倍総理大臣は「談話については多数の国々から歓迎または評価するコメントが出されている」と述べ、アメリカ、オーストラリア、フィリピン、インドネシア、イギリスを挙げ、それぞれの政府の反応を紹介しました。

そして、安倍総理大臣は中国の習近平国家主席との首脳会談に関連して、「9月3日に予定されていた中国主催の式典には出席をしないこととした。これは国会の状況等を踏まえて判断したものだ」と述べ、中国政府が来月3日に北京で開く「抗日戦争勝利70年」の記念行事に出席しない考えを示しました。そのうえで、安倍総理大臣は、「中国との間では引き続き、国際会議等の機会を利用し、首脳どうしが率直に話し合う機会を設け、関係のさらなる発展に向け、ともに取り組んでいきたい」と述べました。

また、安倍総理大臣は、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領との首脳会談について、「3月には日中韓外相会合が開催され、6月には国交正常化50周年の節目に東京で日韓外相会談が行われた。この流れを日中韓サミットの開催につなげ、さらには日韓首脳会談につなげていきたい」と述べました。

維新の党の儀間参議院幹事長代理は、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、政府が1か月間工事を中断し、沖縄県と続けている集中協議について、「どう見ても、1か月の間では出口の見える議論ができるとは思えない。見つからない場合は、さらに協議を続けていくのか」とただしました。
これに対し、菅官房長官は「かなりの距離があるということも事実で出発点は非常に違っているが、そうしたなかで話し合いをしていくことは極めて大事だ。協議は続いており、結果を現時点で示すことは適切ではない。いずれにしろ、沖縄県との協議は、あくまでも1か月という中で集中的に行っていきたい」と述べました。

共産党の山下書記局長は、戦後70年にあたって、安倍総理大臣が総理大臣談話を発表したことに関連して、「日本が中国、アジア太平洋地域に対して行った戦争は侵略だったのか」とただしました。
これに対し、安倍総理大臣は「今回の談話は、『21世紀構想懇談会』の報告書のうえに立って作成したもので、報告書にもあるとおり、なかには侵略と評価される行為もあったと私も思う。具体的にどのような行為が侵略に当たるか否かは歴史家の議論に委ねるべきだと思うが、重要な点は、いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならないということだ」と述べました。

一方、安倍総理大臣は戦後70年にあたっての総理大臣談話に、「戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます」と盛り込んだことについて、社民党の福島副党首が「いわゆる慰安婦の問題も含んでいるのか」と質問したのに対し、「いわゆる慰安婦の方々が辛酸をなめたということについて、『心が痛む思いである』ということは申し上げてきたとおりだ。そうした方々も含め、多くの女性たちが戦争の陰で名誉と尊厳が傷つけられたということを申し上げている」と述べました。


■安倍首相、「植民地支配」説明拒む(8月24日)時事通信
安倍首相、「植民地支配」説明拒む=野党は談話に批判と評価

 安倍晋三首相が戦後70年談話で示した歴史認識をめぐり、野党側は24日の参院予算委員会の集中審議で論戦を挑んだ。共産党は「侵略や植民地支配を行ったのは誰なのか、主語がない」と激しく追及。首相は「談話全体が一つのメッセージ」などと反論したが、個別具体的な説明を拒み、深入りを避けた。

 共産党の山下芳生書記局長は約40分の持ち時間全てを談話問題に費やし、「日本がどの国に対して植民地支配を行ったのか」と攻め立てた。これに対し、首相は「一部分だけを切り取って議論するのは、幅広い国民とメッセージを共有する観点から適切ではない。談話が全てだ」とかわした。

 14日に発表された首相談話は、先の大戦に関する「侵略」「植民地支配」「反省」「おわび」のキーワードが明記されたが、主語が曖昧で、引用にとどまっている。社民党の福島瑞穂副党首も質疑で「なぜ侵略だと認めないのか。自分の言葉でおわびしていない」と批判した。

 山下氏は、談話が「日露戦争は、植民地支配の下にあった多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけた」と記述したことも取り上げて、「日露戦争は朝鮮半島の植民地支配を進める重要なポイントだった」と指摘。だが、首相は「一つ一つの歴史的な事実について議論することは差し控えたい」と語り、山下氏は談話を「欺瞞(ぎまん)」と指弾した。

 ◇民主追及せず

 談話をめぐり、一部の野党からは歓迎する声も上がった。維新の党の儀間光男氏は「バランスの取れた談話だと評価したい」と強調。次世代の党の中野正志氏も「日本の未来へのメッセージに強く共感する」と語った。
 一方、民主党が首相の歴史認識を厳しく問いただす場面はなかった。同党の那谷屋正義氏が談話の一部記述に関する米国の考えを質問した程度。安全保障だけでなく歴史認識をめぐっても幅広い意見を抱える同党には「談話はもう終わった話だ」(若手)との意見もあり、せっかくの論戦の機会を生かせなかった。(2015/08/24-19:03)時事通信


■安倍首相、侵略行為はあったと思う(8月24日)読売新聞
首相「侵略とされる行為あった」…参院予算委
2015年08月24日 21時18分

 安倍首相は24日の参院予算委員会で、14日に発表した戦後70年の首相談話に関連し、先の大戦をめぐる日本の行為について「中には侵略と評価される行為もあったと私は思う」と述べ、侵略にあたるとの認識を改めて示した。
 首相は、日本による韓国、台湾の植民地支配に言及した「21世紀構想懇談会」の報告書を「歴史の声」として受け止めたとし、「報告書を前提に談話を作成した」と語った。野党議員は首相の歴史認識をただしたが、首相は「一つ一つを切り取って議論するのは、より幅広い国民とメッセージを共有する観点から適切でない。談話が全てで、この中からくみ取ってほしい」と強調した。

 一方、岸田外相は軍事的緊張が高まる朝鮮半島情勢について「北朝鮮は挑発行動を自制すべきだ」と述べ、北朝鮮側に事態収拾の責任があるとの認識を示した。

2015年08月24日 21時18分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


■安倍首相、侵略行為を特定せず(8月24日)共同通信
首相、中国「侵略」明示避ける 参院予算委で答弁

 安倍晋三首相は24日の参院予算委員会で、14日に閣議決定した戦後70年談話に関し、満州事変から先の大戦までの中国大陸での日本の行為について、侵略だったかどうか明示を避けた。自身の私的諮問機関が出した報告書に沿い「中には侵略と評価される行為もあったと思う」と述べたものの、行為を具体的に特定することはせず、曖昧にしたままだった。
 首相は答弁で、談話は報告書に沿って作成したと強調。侵略行為について問われ「具体的にどのような行為が侵略に当たるか否かは、歴史家の議論に委ねるべきだ」と答えるにとどまった。

 共産党の山下芳生氏への答弁。

2015/08/24 19:13   【共同通信】


■安倍首相の訪中中止はワシントンの圧力(8月24日)スプートニク社説
なぜ安倍首相は、北京に行かないのか? 
2015年08月24日 20:44(アップデート 2015年08月24日 21:04) 

安倍首相は、第二次世界大戦終結70周年にあわせ北京で行われる祝賀行事に出席しない。24日、菅官房長官が東京で明らかにした。安倍首相は、北京で9月3日に催される軍事パレードも見ることはないし、 2日あるいは4日に予定されているその他の行事にも参加しない。

菅官房長官は、安倍首相のそうした決定について、議会での仕事が多忙で、日程的に無理だからだと説明している。確かに9月初めに、参議院では、防衛領域での法律にひとまとまりの変更を加えることをめぐる審議の「ラストスパート」が予定されている。一方共同通信は今日「日本は、9月2日あるいは4日の訪問実施を主張していた」との情報を伝えている。もしそうなら、議会での仕事が多忙という説明は、どうしてなされているのか? 消息筋によれば、中国側は、天安門広場での軍事パレードの直ぐ後の3日夕方に訪問するよう提案したが、日中間で合意ができなかったとのことだ。
ロシア科学アカデミー極東研究所日本調査センターのワレーリイ・キスタノフ所長は、ラジオ・スプートニクのインタビューに応じ、安倍首相の北京訪問が実現しなかったことについて、次のようにコメントした―

「今回の拒絶は、若干意外なものだ。安保関連法案をめぐり国会で嵐のような論議が行われているなどは、言い訳に過ぎない。論議は、ずっと前からそうだし、9月半ばまで続くだろう。恐らく何か別の理由で、安倍首相は、訪中を止めたのだろう。日中関係緩和に向けた道を見出すために、彼は習近平国家主席との会談を、だいぶ以前から行いたいとしていたから、なおさらだ。両国関係は、ここ数年、大変緊張している。安倍首相にとって北京訪問は、重要であったはずだ。なぜなら、北京ではプーチン大統領とも会う可能性があるからだ。プーチン大統領の日本訪問には、現在、大きなクエスチョンマークがついている。日本人の目からは、ロシアが南クリルの領土問題に関し、態度を著しく硬化したように見えるからだ。おまけに、韓国のパク・クネ大統領の訪中が明らかになった。安倍首相は、彼女との会談も強く欲している。しかし習近平国家主席とは違って、短時間の会談さえ組織することはできないだろうが…
それゆえ、安倍首相が、ああした決定を下し、訪問を全くやめにしてしまった事は、私にとって意外だ。日本の指導部の内部で、戦いが行われているのかもしれない。中国指導部との関係改善に賛成する勢力もあるが、強硬路線を続けるべきだとする勢力も存在する。後者の勢力は、ワシントンの要求にしたがって行動している。恐らくは、安倍首相が訪問を中止した裏には、ワシントンの圧力があったのではないかと思う。」

米国や多くの西側諸国のリーダー達は、政治的動機によって、北京での軍事パレードを無視している。あべ首相はその中で「白いカラス」になることを望まなかったのだろう。日本の一連のマスコミは、そうした見方をしているが、ロシア科学アカデミー東洋学研究所コリア・モンゴル調査センターのアレクサンドル・ヴォロンツォフ所長も、同じ見方をしている―
「安倍首相の北京訪問中止に対し、当然ながら、残念だとの声が上がっている。実現すれば、言うまでもなく、日中関係改善を促すからだ。現在それは、差し迫って必要とされている。もし何らかの和解ができれば、日中関係における長期に渡る障害の一つである歴史的過去に対する、穏やかな関係に向けた出口が生ずる。

そうした障害は、この地域全体の状況を当然不安定化させている。

一方韓国のパク・クネ大統領は、北京行きを決めた。このことも、考える根拠を与えている。日本と韓国両政府は、米国の近しい同盟国である。もちろん。安倍首相が中国行きを止めた理由はたくさんあるだろうが、言うまでもなく、主な理由の一つは米国からの圧力だろう。しかしここで、韓国政府にも米国から同じ圧力がかかったのではないかとの疑問が生じる。その結果、安倍首相は北京行きを断念し、パク大統領は、北京行きを決めた。このことは、二つの国が、中国と自分の関係について別の対応をしていること、別の評価をしていることを裏付けている。」

スプートニク社説


■浮島丸事件から70年、舞鶴市で追悼集会(8月25日)読売新聞
浮島丸70年 平和の誓い
2015年08月25日

 ◇舞鶴・朝鮮半島 思い一つ

 終戦直後に舞鶴湾で輸送船が爆発、沈没し、帰国途中の朝鮮人らが亡くなった浮島丸事件から70年となった24日、沈没現場を望む「殉難の碑公園」(舞鶴市)で追悼集会が開かれた。参列した舞鶴市民や在日韓国・朝鮮人、韓国人ら約350人が「朝鮮半島の植民地支配の中で起こった惨事を風化させず、語り継ごう」と誓った。(中井将一郎)

 集会は、市民らでつくる「浮島丸殉難者を追悼する会」が主催。佐波賀さばか地区の海沿いに1978年、遭難者らを表した殉難の碑を建立し、毎年8月24日に碑の前で開いている。

 この日は、参列者全員が犠牲者の冥福を祈って黙とう。中学校の美術教諭として、碑の建立に携わった余江よえ勝彦会長(74)は「夢に見た故郷や肉親との再会を翌日に控え、尊い命を失った犠牲者の無念さは言葉に表しがたい。平和に向け、日本人の責任として追悼を続けていく」と決意を述べた。

 続いて、韓国伝統舞踊家の金一志さんらが追悼の舞を披露し、参列者は花を海に向かって投げ入れた。韓国からは、労働組合の幹部ら約30人が出席。事件は韓国でもほとんど知られていないといい、権在石さん(50)(ソウル市)は「追悼が続いていることを尊敬する。韓国内で南北交流は難しいが、こうした行事が世界平和につながるのでは」と期待を込めた。

 浮島丸事件を題材にした映画「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」(1995年)を手がけた映画プロデューサーの伊藤正昭さん(82)(西京区)はほぼ毎年、参列。「市民の自発的な思いで追悼している数少ない活動。戦争が二度と起こらないよう続くことを願っている」と話した。

 初めて参加し、会場設営を手伝った同志社大3年の花吉龍生さん(20)は「国境を越えた平和の取り組み。戦争を知らない若者として、平和について考えていきたい」と力を込めた。

 沈没後、佐波賀地区の住民らが救助や遺体の収容に奔走したが、当時を知る人は少なくなっているという。余江会長は「70年は節目だが、通過点。追悼の思いを次世代に伝えていく」と語った。

 <浮島丸事件> 青森県で働いていた朝鮮人労働者と、その家族ら計約4000人を乗せた旧海軍の輸送船「浮島丸」が、韓国・釜山(プサン)に向かう途中の1945年8月24日、舞鶴市佐波賀(さばか)沖の舞鶴湾内で突然爆発し、沈没した。政府発表では、朝鮮人524人、日本人乗組員25人が死亡。米軍が投下した機雷が原因とされるが、舞鶴に寄港しようとした理由や正確な犠牲者数など全容はわかっていない。

2015年08月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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