ピアーネットメンバー、フィリッピンからの報告
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大寒を過ぎてもまだまだ冷える日本を脱出し常夏のフィリッピンから、メンバーの「Aribai.Ariba」さんが楽しいヨットに関するレポートを送っていただきました。以下に転載いたします。 ヨット後進国フィリピンでのヨット(?)の話 今年の冬も六甲山の寒さから逃れて息子の住むフィリピンで3週間過ごしてきました。昨年マニラ滞在時に、大阪湾よりも汚いマニラ湾にある由緒正しいManira Yacht Clubを表敬訪問するも、メンバーでないので玄関さえも通してくれなかった。もちろん、新西のメンバー・カードは用を足さなかった。でも、帆走しているヨットは皆無だったし、クラブ自身がセーリングをする場というよりもハイササエティのメンバーが社交を楽しむ場なので、門前払いにあってもがっかりするほどではなかったが。 今年は、昨年10月号の“舵”で紹介されていた(自作魂:“フィリピンの山上湖で楽しむヨット自作とセーリングのススメ”)高柿豊文さんのSummer Holiday House(www.summerholiday.ph)を訪問。高柿さんのご活躍の様子は、舵の記事と、Summer HolidayのHPをご参照ください。私は、彼の製作工房と訪問した時に進水させようとしておられたカタマランを紹介させていただきます。 製作中のモノハル艇。快適な休憩所もあり、食事も美味しい。周りには、経済的なリゾート宿泊所も多く、安価にヨットを自作したい人には、好ましい製作場所のひとつでしょう。
進水準備中のカタマラン。私が訪問中にはうまく進水できなかったようでしたが、製作したローカルの人たちの真剣な取り組みを感心して見てました。又、彼らとのヨット談義も楽しいものでした。 今回は世界で最も美しい海岸の一つを持つといわれているボラカイ島で8日間過ごしてきました。そこでの楽しみに一つは、アウトリガーを両側にもつ、フィリピン独特の帆船でのセーリングでした。自分でセールを操る事は出来ませんでしたが、1時間あたり約1000円でチャーターし、鏡面のような穏やかで、エメラルドグリーンの鮮やかな海面を、滑るように進むセーリングを2日間にわたって存分に楽しんできました。 夕方には、サンセットをこの帆船から眺めるのがボラカイ島の名物です。この時期には、いつも東から適度な風があがり、南北に7Kmにわたって伸びる島に沿って、アビームでの快適な帆走でした。軽量ですので、時速30Kmものスピードも出るといわれ、実際、お尻を潮で洗ってもらいながら、そのスピードも体感できます。 これらの船は、25フィート位から35フィート位までのレンジで、もちろんのこと、エンジンも電子機器も一切ない。シートはメインとジブと舵用の3本のみ。価格は20万円弱より40万弱まで。現地の何人かの人より、購入するよう強く勧められましたがーーー。投資と、又、訪問したときに自分でセーリングするために。大型の船では、近辺の島々への、クルージングも楽しめるとの事。 家内に言わせれば、このダブル・アウトリガーの帆船の方が、私のヨットよりもはるかに快適なセーリングを楽しめたとの事。新艇を一つ買って、往復旅費を払って、ホテルに泊まって、最高のリゾート地で1週間過ごしてでも、新西での年間維持費よりも、はるかに安いのです。本格的なヨットでのセーリングは高柿さんのところに立ち寄ってやらせていただければよいのでありーーー。外国で船を買うということは、実際、そんなに簡単な事ではないのですが、こんな夢も見てみました。 なお、ボラカイ島でのお勧めは、魚のマーケットで魚・海老・イセエビ・貝・牡蠣,等々と野菜を買って、傍の料理専門の食堂で料理をしてもらって食べる事です。美味しくて、安くて(とんでもないほど安くて)、私達は、毎日、もう魚介類は当分口にしたくないと思うほど、堪能しました。 |

