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2月3日の朝7時ごろ、突然鳴った電話に起こされました。
電話の相手は松山にいる今年90歳になる父です。
松山では今朝大雪が積もったのだが、おまえんとこはどうだと言うのです。
前日の天気予報で、日本全国くまなく雪が降るということは聞いていましたが、
どうなんだろうと半信半疑でカーテンを開けてみてビックリ!..なんと一面の雪景色ではありませんか。
木々に積もった雪の量が程よく、まさに今から朝日が昇ってくるというタイミングでして、
まれにみるフォトジェニックな情景に、カメラを持ってあわてて外に飛び出しました。
裏玄関から飛び出すと、普段見慣れた風景がどこもかしこもおとぎの国のようになっていて
あちらこちらと、夢中でシャッターを切って回りました。
この写真は、我が家の北側にある鏡池の岸辺から写したものです。ちょうど折よく風もおさまり、
昇ってきた朝日がオレンジ色の光線を、池のほとりの木々に注ぎ始めました。
鏡の様な水面には、裏側から見た我が家がきれいに映りこみました。
15分ほどの間に写した20枚ほどの写真は、どれもこれも感激するほどの
ドラマチックな情景を切り取っていました。
最近、写真を撮ることはとても少なく、カメラの機材もどんどん整理して、
写真を純粋に楽しめる最少必要限のものに移行しています。
デジカメも日進月歩、生鮮食料品のように新しければ新しいほどよいという現状です。
ハイエンド機の2000万画素などというものは、パソコンで等倍の全体像を確認するには
畳何畳分もあるモニターがなければ不可能という、過剰スペックを搭載しています。
はっきり言って私たちにはもう充分ですからと思ってしまいます。
フィルムカメラの時代には、まともな写真を撮ることは経験と技術を要する大変難しいことでした。
今は、カメラ任せの設定でパシャパシャ撮れば、カメラの持っている技術が絵を作ってくれます。
撮る側は、いい写真を撮りたいという気持ちを持ち続けていくことだけが必要の様な気がします。
年寄りの言うお決まりの文句でしょうが、便利な世の中になったものです。
小っちゃくて可愛くてそのくせ高性能なカメラを手元に置いて、
次の決定的チャンスを待つとしましょうか。
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