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2005年10月2日

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名前の呼び方

日本からアメリカに行って変わったことの一つに
人を呼ぶときに使う名前。日本では、鈴木さんとか
山田さんとか苗字で呼ぶことが多い。

でも、アメリカの場合は、JohnとかDavidとか
下の名前で呼ぶことが普通なのはみんな知っていると思います。
日本人の場合でも、下の名前で呼び合うことが多く、Kenとか
machikoとか、呼ぶのが普通になってました。で、私の場合は
yukiだったわけです。

そんな風にしていると、同じ日本人同士、親しくなってきても
お互いの苗字を知らなかったりする。だから誰かが、あ、鈴木さんね、とか
言っている人がいたりすると、それって誰?ひどいときは、友人が日本に帰国、
日本の連絡先も聞いておいたから大丈夫、と思って日本に電話。普通はじめに
「あ、田中さんのお宅でしょうか?」
なんて言いますが、苗字を知らないので聞けない。おまけにその人が日本で
下の名前で呼ばれているとは限らないわけで、非常に連絡しづらく
なってしまったりしました。

そんな感覚でアメリカからシンガポールに移ってきた私。
ここも英語だから当然と思っていた。よし、シンガポーリアンも
みんなKelvinとかLindaとか下の名前で呼び合ってる。
アメリカと一緒だ、と思いきや・・・

日本人の方々は、日本とおんなじように苗字で呼び合っているではないか。
シンガポール人も自分たちはファーストネームで呼び合ってるくせに
日本人には、スズキさ〜んとか、たまに呼び捨てで日本人を呼んでいる。
お〜これは逆カルチャーショック。それまでファーストネームで
自己紹介した人たちにも、自分の苗字をあわてて教えてしまいました。

あとで知ったことですが、シンガポール人のほとんどは、すずきさ〜んタナカさ〜んとか
が日本人のファーストネームだと思っているらしい。

そういえば、韓国の人は金さんがすごく多いけど、日本みたく苗字で呼ぶの?
と韓国人に聞いたら、やっぱり違うみたい。そりゃそうだよね・・・

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NY

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数年前、NYに留学していたことがある。今思えば会社を辞め、
ロクに言ったことに無い海外へ、それもよりによってNYに、
よく勉強しに行こうなどと思ったなと、自分のことながら
感心してしまいますが・・

アメリカ留学なんて甘い言葉につられて、思い描く学生生活。
しかし、NYという街はそんな留学雑誌などによって造られたイメージを、
思いっきりぶち壊してくれます。

まぁそれはさておき、そんなNYでの生活の中で半年だけだが
韓国人女性2人とルームシェアしたことがありました。

ルームメートの名前は、MとJ。2人は幼馴染だそうで、
私はMのほうと学校で仲良くなった。変な意味ではないよ。
(また、アメリカでは男女がシェアメートになるのも普通らしい)

クィーンズにフラッシングという、ダウンタウンに負けないくらい大規模な
チャイナタウンとコリアンタウンが通りを隔てて隣り合い、中国から一瞬で
韓国にトリップできる、不気味な場所である。彼女たちの借りたコンドは
このコリアンタウンの真ん中にあった。

ま、友達同士だし学校にいるときみたいに楽しくなりそうだ。家賃も安いし。
友人たちはうらやましがった。だって女の子2人とルームシェアですよ!!
こんなおいしい話はありません。

ところが、これが地獄への片道切符だったことにこのときは気づきませんでした。

彼女たちは、毎日にように韓国の手料理を私にもご馳走してくれ、自炊の
手間が省けたり、一緒に勉強したり。韓国語も教わったりもしました。
毎日充実した日々、と思っていた・・・

ところが、変化が見え始めてきたのは1ヵ月過ぎたころでしょうか。
このころから、何かがおかしいと思いはじめました。

ある日私が家に帰ってきて、専用のトイレに入ると、なんとそこには
流し忘れ(それも大) + タバコの吸殻
うゎ!!

洗濯をしようと洗濯機を開けると、洗濯途中の下着を含む衣類が一週間くらい前からそのまま。
自分専用コーヒーカップを使おうとしたら、口紅べったりで流しにおいてあるし・・・
おまけにそこのタバコの吸殻満載。

友達を連れてくるときは、全員の承認を取ってからね、なんてルールを作っておきながら
ある日、リビングで酔った見知らぬ韓国人女性が冷蔵庫を開けているではないか!!
おまけに酔って誘惑までされそうになったり。

そしてトドメは、チャイニーズの家主が尋ねてきて、あなたの家は家賃が何ヶ月も
滞納されているので今すぐ払ってくれ、という。え??だって毎月ルームメートのJに
チェックで渡してるはずなのに?後でJを問い詰めると、私とMから回収した
お金は全部使ったと言う。

え〜??じゃどうすんだよ、ここの家賃!

彼女の金遣いの荒さはものすごいものがあった。全額韓国にいる両親が
送金してくれているらしいのだが、ある日彼女はアクセサリー、電化製品などを
ダンボールいっぱい買ってきて、韓国に送るといっていた。そんなに送ってどうするの?
と聞くと、なんでも両親への感謝の気持ちを込めてのギフトなんだそうだ。
でも、ギフトってそれ買ったお金ってご両親がせっせと送金してくれたお金でしょう?
韓国ってそんなにものがないの?それともこれが韓国流の贈り物なの?
これにはかなりびっくりした。

話を元に戻すと、私は巻き込まれたくないのでとりあえずどうやってこの韓国人ハウスを
脱出するか、毎日そればかり考えていた。そんな時タイミングよく、私の元に吉報が届いた。
金遣いの荒いJが、韓国に一時帰国するらしい。お!これはチャンス。
もう一人のMには申し訳なかったが、彼女は親友、分かってくれるはずだ。

そして数日、JがJFKを飛び立った直後、日本人学校に駆け込む脱北者のように
クィーンズのアパートを出て別の友人宅になだれ込んだ。
家を出るときのMのちょっと寂しそうな顔は今でも忘れられない。
胸が痛んだ。

それからしばらくして、私はブロンクスで優雅に一人暮らしをしていたが、
あの韓国人ハウスに新しいルームメートが、入れ替わり何人か入ったと聞いた。
MとJはまだ一緒だった。Mに聞いた話だと、yuki(私)が今までのなかで
一番よかったので、呼び戻してくれないか?とJに頼まれているという。
あのね、原因作ったのはJちゃん、君でしょうが。

その後、JとMの間に修復不可能な亀裂が生じ(男がらみらしい)、
あの韓国人ハウスはついに崩壊した。

Jはまだ、そのときのボーイフレンドとNYで暮らしている。不法滞在らしい。
仲良しだったMは2年前に韓国に帰り、実家のレストランビジネスを手伝っているらしい。
半年前電話で話したが、英語ができなくなっていた・・・・

しかし、彼女たちとの思い出の中には楽しいこともいっぱいありました。
みんなを呼んで朝まで飲み明かしたり、いろんな韓国語をおしえてもらったり。
今でも、ここで覚えた韓国語を韓国人に使って和んだりすることがあります。

嫌なことばかり思い出してしまうけれど、楽しかったな、あのころは・・・

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開設日: 2005/8/28(日)


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