絵葉書で見る帝国海軍軍艦
絵葉書に見る帝国海軍軍艦連載第二回 「長門」型戦艦 Vol.3
3.長門型の煙突について
最近、長門型のプラモデルでも屈曲煙突版が発売されました。我々戦後世代にとって長門型というと1本煙突のものがなじみ深いのですが、戦前の方たちにとっての長門型といえば屈曲型煙突1本と直立型煙突1本の2本煙突でした。戦前の男の子たちが海軍の戦艦を書くときは必ずといっていいほど屈曲煙突を描いたというエピソードからも、日本国民にとって長門型は頼もしくもあり、国防のシンボルであったといえます。
これほどまでに国民に広く知られ愛着も持たれていた煙突なのですが、実はこれは日本海軍造艦技術の試行錯誤の中で生まれたものでありました。長門型の新造時は煙突が2本ありましたが、高速運動を行うと艦橋直後の煙突の煙が艦橋に逆流するという不具合がありました。この不具合を改善するために、煙突上部前側
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