Smallblueの観察ノート

僕が住んでいる兵庫県を中心にした、蝶と昆虫たちの記録です。

観察ノート

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ウスイロヒョウモンモドキ保全活動と今日出会った虫たち

 ウスイロヒョウモンモドキの季節まで、あと1か月と少しになった。今日は、ウスイロヒョウモンモドキを守る会で、トランセクト調査のためのくい打ちなどをおこなった。今年も、このブログをご覧のみなさんに、保全活動へのご理解をいただけるよう、心からお願いいたします。
 
 
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                     くい打ちをして、ポールを設置する
 
 木々は若葉を開いているけれど、草本はまだ出始めたばかり。ウスイロヒョウモンモドキの幼虫は、もう冬眠から目覚めているはずだが、今日は日差しがなくて気温もやや低めなので出会えなかった。
 蝶の姿はまばらであったが、ウスバシロチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、キチョウ、ツマグロキチョウ、ベニシジミ、ルリシジミ、コツバメ、トラフシジミ、アゲハチョウなどを見ることができた。
 
 若葉が展開する季節なので、あたりでは、葉巻き虫たちが忙しげに働いていた。こちらは、ルイスアシナガオトシブミであろうか。ケヤキで働いていた。
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 ほかにも、キイロヒゲナガオトシブミや、ヒメゴマダラオトシブミなどが、一生懸命に仕事をしており、僕は、久しぶりにぼんやりとそれを眺め、心安らかになった。
 
 こちらは、山で見かけたトラフシジミ。ウツギのつぼみにさかんに産卵をしていた。
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 こちらがその卵。トラフシジミはまだ飼育したことがないので、一枝採ってみたのだが、よくみると卵がたくさんついていた。ちょっと、飼育を頑張らなくては・・・。
 
 さて、夕方に神戸市内で用事があったので、保全活動の方は昼までで失礼して、一路、神戸へ向かった。ところが、高速道路を飛ばしていると、眠くて仕方がない。あんまり眠いので、とあるサービスエリアに立ち寄ることにした。車を降りて、ジュースでも買おうと歩いていると、エノキが植えてある。ゴマダラチョウの幼虫でもいるかしらんと見上げてみると、いましたよ。ゴマダラじゃなくて、こんな子が。
 
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 ヒオドシチョウの終齢幼虫の群集である。地上から2mばかりの梢に、十数頭が群れている。たちまちにして、目が覚めたのは言うまでもない。よくよく調べてみると、幹にも、下草にも、たくさんの幼虫が下りている。これは、蛹化の兆しに違いない。いやー、たまにはSAにも寄ってみるもんだ。
 僕は神の配剤に感謝しつつ、そのうち何頭かを持ち帰ることにした。なにしろ、僕はまだヒオドシチョウの蛹を見たことがない(お恥ずかしい)。前に幼虫を見たのは中学生の時だったから、もはや40年ぶりである。べつにさしたる珍種でもないのに、めぐり合わせというのはそういうものである。
 
 いかにも恐ろしげな、とげとげの毛虫を手づかみで採集している僕を、通行人は気味悪そうに眺め、だれも声をかけてはこなかった(小学生くらいの子供が、ちょっと興味ありげに見ていたけれど)。
 
 神戸市内で用事を済ませ、家に帰ったのは21時50分。車のトリップメーターは、313キロメートルを示していた。ちょっと疲れた・・・。
 
 

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5月9日の公園

 ここ数日は、5月と思えないほど朝が冷えている。これでは、この先出てくる蝶たちも、結構、遅れるんじゃないだろうか。そんなことを思いつつ、恒例、昼休みの散歩。
 実はこの公園では、もうシロスジカミキリの羽脱が始まっているのだ。幼虫がたくさん巣食っていて、ごつごつしたアラカシを眺めながら歩いていたら、おおっ! これはウマノオバチではないか!!
 
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ウマノオバチをここで見るのは二度目である。アラカシに沿って低く飛ぶのを目で追っていると、やがて彼女は根元近くにとまった。そして幹をゆっくり歩きながら、やがて、小さな孔のそばで立ち止まった。長い触角を、交互にゆっくりと動かして、孔の周辺を叩いている(こういう行動を見ていると、あのひげは、やっぱり何かを感知する装置なんだって思うね)。孔の中に触角を差し込んでみたり、また抜いてみたり。10分ばかりそれを繰り返していたが、やがてその作業を中止して、梢まで飛んで行ってしまった。
 
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きっと孔のあたりには、カミキリムシの幼虫のにおいがプンプンしていたのだろう。そうやって、木の根元に座り込んでいると、その木の幹から「カリカリ」という小さな音が聞こえてくる。どうやらシロスジ君が脱出しようとしているらしい。本当なら、座り込んだままで、出てくるまで待っていたいところだけれど、短い昼休みではそうもゆかなかった。これは、先日撮ったシロスジ君。
 
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ゆるゆると社屋へ戻りかけていると、今度は、アオスジアゲハが産卵している。カメラを取り出して構えていると、そこへ♂のアオスジ君がやってきて、求愛を始めた。♀の方はその気がなさそうで、しきりに産卵しようしていたが、しつこい求愛にキレて(?)、ついには舞い上がって行ってしまった。人も蝶も、しつこいのはダメである(めっちゃしつこい本人が言うのだから間違いない)。
 
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こちらは先日、同じ公園で撮ったキアゲハ(一応、飛んでるところだよ)。やっぱり綺麗だね。前にもどこかで書いたけれど、もしこの子が年1化だったら、春の女神の座は、絶対にキアゲハだと思う。
 
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淡路島の一日

 連休ではあるが、娘が風邪ひきということもあって、どこにも出かけずにいた。その娘もようやく調子が戻ってきたので、今日は、家族揃って淡路島へ遊びに。島の北部にある公園へ出かけた。
 公園は、いろいろな春の花がいっぱいである。初夏らしい爽やかな風と、眩しい陽射しに恵まれて、子供たちの歓声が響いていた。もちろん、娘も(風邪が治りきっていないのに)大はしゃぎである。その公園の一角にあったコデマリの花で、ベニシジミが蜜を求めていた。
 
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 愛らしい蝶ではあるが、実は、かなり気の強い蝶でもある。
 
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 後ろ翅の水色の斑紋は、低温期の特徴である。すぐ近くのスイバで、卵も見つけた。
 
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 横にある抜け殻みたいなのは、何だろう??
 
 今日は、ほかにもモンシロチョウ・モンキチョウ・キチョウ・ルリシジミ・ヤマトシジミ・ツバメシジミ・モンキアゲハ・カラスアゲハ・ナガサキアゲハ・アオスジアゲハ・キマダラヒカゲなどを見かけた。初夏の蝶たちが、活動を始めている。
 
 そうそう、公園の中にあったトイレの前で、カタビロオサムシを見つけた。トイレ前では、さすがの僕も写真を撮るのは断念(だって変態がトイレを盗撮してると思われたら困る)。でも、初めてこの虫が翅を開いて飛ぶのも見ることができて、ちょっと満足。満足ついでに採集してしまった。カタビロ君よ許せ。
 
 

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公園は春の盛り

暖かいというよりも、少し暑く感じるほどの一日であった。ここのところ、まだ工事が始まらないので、ずっと本社勤務である。一日中デスクにへばりついているのは、全然、性に合わない。昼休みになると、わが社は「節電のため」と称して、事務室の電気を全部消してしまう。事務室は半地下のレベルにあって、窓も小さいから、室内は相当暗くなる。そんな場所で昼の弁当を食べるのは、精神衛生上、実によろしくないことである。
 だから、昼はいつも超特急で飯をかきこみ(こちらは胃腸によくないなぁ)、さっさと公園へ散歩に出かけることにしている。
 公園の桜〜多分オオシマザクラだと思うけれど〜は、もうそろそろ終わりで、八重桜が満開を迎えている。その終わりかけた桜の周りで、クマバチたちが縄張り飛行を始めていた。ぶんぶんとうなりながら、ホバリングして、何か飛ぶものがいるとすごい勢いで追いかけてゆく。
 桜には、キチョウが何頭か吸蜜に訪れていた。僕は初めて見る光景である。この公園はキチョウの数が多くて、今、♀たちは産卵の時期で、♂は、♀を探してあちこちを飛び回っている。
 そんなこんなを眺めながら歩いていると、足元から、大きな枯葉のようなものが飛び立った。「クロコノマ!」と叫びながら追いかける。着地したところを見ると、確かにクロコノマチョウである。それもかなり大きめの個体だ。多分、♀なのであろう。後翅が少し破れていて、冬越しの過酷さを物語っている。厳しかったこの冬も無事に乗り越え、これから、産卵をするのであろう。
 
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 クロコノマチョウの幼虫や蛹はとてもきれいだから、ぜひとも飼育したいところだけれど、今日は網を持っていない。で、飛び立っては着地するクロコノマを追いかけて、写真を撮る。公園の木陰に這いつくばってカメラを構えていた僕は、かなり変質的な姿だったかもしれない(陽気がよくなると増えるからね)。
 でも、この公園でクロコノマを見るのは初めてである。何枚か撮影して、満足しながら暗い事務室へ戻ったのであった。
 
 今日、ほかに見た虫たち。
 
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 ベニシジミはとてもきれい。ホシアシブトハバチのお母さんは、産卵が忙しい。
 
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八重山へ行ってきた・・・のだ

 先週末、予告どおり(予定どおり)、僕たち家族は南の島へ出かけた。沖縄本島はよく行くけれど、僕たちはまだ、八重山へは行ったことがなかったから、僕としては行く前から万端の準備を整え、まなじりを決して出かけた・・・かというと、ぜんぜんそんなことはなくて、出発前夜、大急ぎで荷物をトランクに詰め込んだなけであった。ぜーんぶ、仕事が忙しいのがいけないんだ。
 土曜日から、水曜日までの5日間、僕たちは石垣島に滞在し、1度竹富島へも出かけた。出発の日には、桜はまだ咲き始めたばかりだったけれど、さすがに石垣島は暑くて、Tシャツ1枚に半ズボンで、十分一日が過ごせる。
 しかし、そもそも今回の旅行は妻が企画したものである。妻は、仕事が異常に忙しくて、1月から3月まで、ほとんど休みがなかった(ひどい話さ)。で、一仕事終わった3月末に、とうとうぶち切れて、今回の旅行を企画したのである。だから、今回の旅行は妻子中心。楽をしてもらえるように、僕としても配慮せねばならぬ。
 というわけで、5日間で虫に費やした時間は大体4時間くらい。それでも、南国らしい個体数の多さや、沖縄本島でも目にできないような種を見ることができて大満足であった。オオゴマダラなんて、数が多すぎて手づかみ状態である。
 
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 おなじみのこんな子やら、
 
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 こんな子やら、
 
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 こんな子がいて嬉しかった。
 
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 この写真、ちょっといい感じでしょ? 僕のコンデジの最大ズームで撮ったんだけど、うまくピントがきてくれました。アオバ君は、沖縄県下で初めて見た。もしかして、タイワンアオバ君??
 
 今回の旅では、少し採集もさせてもらった。友人に頼まれている種もあったし、僕自身も、久しぶりに採集をしたい、八重山の蝶を採りたいと思ったので。
 でも、その殺生がいけなかったのかなぁ。旅の最終日、僕は、ひどい下痢と熱に侵され、うんうんうなりながら帰路の飛行機に乗ることになった。汚い話で恐縮だが、飛行機に乗ってしばらく後、僕はトイレに立たざるを得なくなった。険しい顔でトイレにたどり着いた途端、シートベルト着用サインが出た。無常にもCAのお姉さんは、「お客様、ベルトサインが消えるまでトイレは使用できません」と言う。仕方なく僕は、近くの空いている座席に座った。ところが、このベルトサインがいつまでたっても消えない。15分経ち、30分経ち、僕は冷や汗と脂汗を流しながら、体を「く」の字に曲げて座っていたのだが、薄情にも、くだんのCAさんは「お客さま、大丈夫ですか」とも言ってくれない。そしてついに飛行機は着陸態勢に入った。するとベルトサインは継続しているにもかかわらず、くだんのCAさんは「お客様、着陸態勢に入るとトイレは使用できなくなるので、今すぐお使いください」と言う。しかしすでに、「どっちにしてもベルトサイン中なのだから、行かせるならもっと早く行かせてよ」と言う余力も、僕にはなくなっていたのだった。
 帰宅後、僕の熱はさらに上がり、2日間というもの、ほぼ何も食わずにすごしたため、腹のあたりはずいぶんスマートになった。もちろん医者にも行き、薬も飲んだが、まだ具合は悪い。いったい、何にあたったのか???
幸いにも、妻子は元気そのものである(同じものを食ってたのに)。
 
 
 

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