読んだ本 その11 バースト・ゾーン

 バースト・ゾーン -爆裂地区- 吉村萬壱 ハヤカワ文庫  とても重い本です。そして中身がダーク。救いは無いです。  おそらく日本の街。  人々はテロリンに対する敵対心で狂気に包まれている。対テロリンの戦争の為か人々の生活は貧窮している。  主人公の男は病弱な家族との貧しい生活と愛人との廃退的な生活の2重生活を行っているが、家族と愛人を捨て、大陸に渡りテロリンとの戦いに身を投じる。それは決して英雄的な思いからではなく、むしろ生活からの逃避に違いない。  大陸は対テロリンの最前線であり、「神充プロジェクト」が実施されるのだと言う。  愛人の女も男を追い、大陸に渡る輸送船に乗る。その船の中ではセックスが平然と行われそして人々は死んで行く。やがて女達は狂って行く。  一方、一足先に大陸に渡った男は依然姿の見すべて表示すべて表示

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