とよなか創政記

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2012年2月14日

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日本で初めての研究

 
 連日、後輩の活躍が目を引き、僕も頑張らないといけないと思っています。
 
 日曜日は、中学の後輩がラグビーの高校日本代表に選ばれたと朗報がありました。
 月曜日は、大学の後輩が私のフィールドワークをもとに日本で初めての研究をしてくれました。
 
 私のフィールドワークというのは、
 これまでもみなさんにお伝えしてきましたが、
 学校における有権者教育です。
 
 その3−3 生徒会ホンモノ選挙をご覧ください。
 
 生徒会選挙における立候補をはじめ、
 投票者においてもは大人と同じように期日前投票を実施し、
 生徒の選挙管理委員会が投票率向上を訴えるという取り組みです。
 
 学校におけるこうした取り組みを一般的に「模擬選挙」といい、
 選挙教育として、様々な形で行われています。
 しかし、教育の政治的中立性などの立場から、
 現場では批判の声もあり、実施されている学校は少なく、
 そうしたことから、模擬選挙の効果自体が評価されてきませんでした。
 
 私はNPO活動として、学校現場、選挙管理委員会と協働して、
 模擬選挙活動に取り組んできました。
 そして、学校現場の協力を得て、模擬選挙をする前と後にアンケートを実施し、
 生徒の意識がどのように変化したかを調査してきました。
 もちろん、生徒への意識の変化は見られました。
 
 その基礎データを元にして、後輩である大学院生が修士論文を書きたいと、
 申し入れをいただいたのが一年半ほど前のことでした。
 統計学に基づくT検定という手法をもちいて、その効果を実証してくれました。
 本当にありがたいことです。
 
 海外では学校における有権者教育は当然のように行われ、
 その効果を測定する学術論文はあるそうですが、
 日本にはそうした研究は今までなされておらず、
 後輩が日本で初めて、学校における有権者教育の効果を論文にしてくれました。
 
 こうした研究が今までなされてこなかったこと自体、
 日本の政治がよくなるわけがないのですが、
 この研究をきっかけとして、有権者教育が日本でも普及することを期待しています。
 
 実際に私の携わった学校現場では、今でも選挙教育は行われていて、
 当初86%だった投票率は、4年の歳月を経て習慣化し、今では95%にまで上昇しているそうです。
 それだけ多くの生徒が自分の学校のことを考えていることは、素晴らしいことです。
 
 そうした子どもたちを育てなければ、
 地域のこと、社会のことを考える大人は育たないでしょう。
 
 後輩の活躍に鼓舞されるとともに、
 自分のやってきたことに自信を持つことができました。
 ありがとうございました。
 
 

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