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オランダに2012年初頭に立ち上げられた安楽死専門クリニックと
そこを拠点とする「起動安楽死チーム」に関する情報が
オランダのメディアから英語記事として出ている。



起動安楽死チームについてはこちらに ↓
オランダで”起動安楽死チーム”スタート(2012/3/2)


まず目を引くのは、
上のエントリーで拾った開設当初は6チームだった「起動安楽死チーム」が
現在は30チームに増えていること。

スタッフは2名の精神科医のほか、多数のGPと内科医。

医師全員が精神障害者の安楽死希望を扱う。
精神科医の一人Gerty Casteelen医師は2週間に1度、精神障害者の相談日を決めており、
そこでは患者はそれぞれ約1時間に渡って、安楽死を望む思いを語る。

2013年に同クリニックでは精神障害者9人に安楽死が行われた。

精神障害者からの安楽死希望は286件で、
全体の約3分の1にあたる。

2012年に安楽死の妥当性を検証する地域委員会に報告された
精神障害者の安楽死または自殺幇助は14件で、
委員会はこれらについては「熟考」されたものと判断。

2011年は13件。

2013年の安楽死クリニックから報告された9人のうち
7人のケースも「熟考」されたものと判断されている。
(2例は現在、検証中)

安楽死クリニック以外でどれだけの精神障害者に安楽死が行われたかは
今のところ不明。

Nicole Visée, secretary of the assessment committee, underlines the fact that the law is not being stretched but that the understanding of the legal demands constantly continues to develop. She believes that psychiatrists are becoming less reluctant when it comes to requests for euthanasia. Visée feels that the founding of the end-of-life clinic has brought attention to the demand for euthanasia by psychiatric patients.

(ゴチックはspitzibara2)


創設直後の最初の精神障害のある人の安楽死は潔癖症の女性のケースで、
もう一人は、プライベートがないほど仕事人間をしてきてウツ病を患っている男性が
定年を前に安楽死を選んだというケース。

どちらも安楽死の実行前に
友人らと飲み交わすシャンパンを自分で用意して、お別れをし、
穏やかに亡くなったとのこと。

女性の方の安楽死の方法は眠らせてから筋弛緩剤を注射。
(それぞれのケースの詳細は元記事にあります)

2012年の調査では
回答したオランダのGPと専門医の60%以上が
精神障害のある人への安楽死は「信じがたい inconceivable」と答えた。

また2011年のオランダ医師会の会員への調査によると
調査対象となった医師のうち52人が
精神障害者への安楽死は安楽死法では認められない、と考えていた。

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