宇部興産特高線の地中化地点
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久しぶりにローカルネタを書くので、如何にもコアネタ好きな御仁向きな記事をお届けするってことで…^^;
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まず、この場所がお分かりになるだろうか。
浜バイパス(市道北琴芝鍋倉町線)の浜通り交差点である。
実はこの記事で案内するターゲットに対して背を向けて撮影している。
この場所を地図に示してみた。
回れ右して北を向くと、やや細い路地が見える。
この場所なら見覚えがあるかも知れない。
あいにくズーム撮影するのを忘れてきたので、以前撮った写真を掲載する。
斜面に建てられた個人宅の裏に、見慣れない1回線の鉄塔が見えている。しかもそれは何故か引き留め型の鉄塔になっている。
この引き留め鉄塔は注意すれば浜バイパスからでも見える。
子供の頃から私はこの奇妙な形の鉄塔の存在もさることながら、民家の裏で引き留め型になっているのが不思議でならなかった。見かけ上、鉄塔はここで終わっているのである。
このようなタイプの鉄塔は通常、工場など大口需要家の末端部に観られる。
斜面に建つ家は確かに周辺の家屋よりは大きいが、どう観ても専用線を引っ張るような工場には見えなかった。外観が普通の家に見えるだけで、よほど電力を大量消費する機械類をお持ちなんだろうと思っていた。
実際の答がどうであるかは後述するとして、この鉄塔の正体だけは早くから分かっている。宇部興産(株)の所有する厚東川発電所で造られた電力を窒素工場向けに送る専用線(”特高線”と呼ばれるのを聞いたことがある)である。
窒素工場向けなので、特高線は厚東川発電所から一路、窒素工場に向かっている。中国電力の鉄塔とは違い、途中で変電所に立ち寄らない。既存の中電の鉄塔と並走する場所もあるが、基本的に全く独自のルートを通っている。それも丸山溜め池の上とか、厚東川水路橋付近の断崖とか、霜降山付近の高嶺など、一体何を好きこのんでこんな難しい場所を…と言いたくなる位に接近が困難な場所を通されている。
(メンテナンス用の索道はあるにはあるが…辿るのは本当に重労働だろう)
特高線は恐らく近接して建っている中電のどの鉄塔よりも古い。昭和24年代に建てられたようだ。
さて、この鉄塔がどうして民家の裏で引き留め鉄塔になっているかだが、現在なら恐らくこうだろうという答えを持っている。
この家で消費しているのではなく、
特高線はここから地下に潜っている。
残念なことに、国土地理院の地図から送電鉄塔のルートが抹消されてしまったので今では分からないが、かつては確かにこの家の裏側で地下に潜っている状況が記号で描かれていた。
もう一つ確からしい証拠は、特高ケーブルの存在である。
特高線は22Kvというかなり高圧な規格なので、知らずにバックホウで掘削作業していてバケットで引っかけると大変なことになる。そこで地上部には埋設位置を知らせるサインが随所に設置されているし、地中部もケーブルの真上には万一知らずに掘削したとき分かる視認しやすい幅広のテープが埋設されているという。
市内の土木業者にも注意喚起するためか、特高線のルートは市の道路河川管理課のカウンターに地図として公開されていた。
(最近見かけないけど片付けられたのかも…)
さて、ここから派生する話だが…
別にこれから特高線の鉄塔をすべて辿ろうではないか、という途方もないプロジェクトに取り掛かろうという訳ではない。
(やりたくない…しかし…やってみたい誘惑に駆られるのは事実w)
今日たまたまこの記事をお届けしたのは、午後この場所を訪れデジカメ撮影したからであった。
それにはもう一つの意図があった。
この道は市道下条浜通り線と呼ばれ、今いる側が終点である。
左へ曲がる細い道は市道浜線である。
そして…
ここにもう一つ、
訳のわからない市道が隠されていた。
知ってしまったからには記事にせねばなるまい。
そう思って、その市道の記事向け写真を撮影しようと思ったのだ。
(本当に訳が分からない市道…詳しいことは担当部署でも分からないのでは…)
詳細な記事は、ホームページ側に掲載する予定である。
【追記】(4/20, 10:40)
ホームページに掲載された後続記事である。
「市道浜中山線」
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