組織のミッションはなぜ必要か
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今回のQ研レポート№2では、組織のミッションはなぜ必要かについてレポートします。
NPOと企業では若干違いがあります。NPOでは、社会的な課題と向き合うことで組織のミッションを定義します。
企業では、組織のミッションから入ることは珍しいかもしれません。企業では、事業をどう構想し実現するか、どのような製品サービスを提供するか、この技術や製品サービスは経済的な業績をもたらすかどうか、ということから始まることが多いと思います。
企業の組織のミッションについて、少し詳しくレポートします。
企業の事業活動の象徴は、製品サービスに表現されます。どのような製品サービスをどのように提供しようとしているかで、その企業がどのような事業を行おうとしているかのを知ることができます。 製品サービスに企業の事業活動を焦点を当てて理解しようとすれば、組織のミッションは見えてきません。一歩踏み込んでいえば、組織のミッションがなくても支障はないということになります。
組織のミッションが必要な理由がよくわからないといわれる向きもあります。よい製品サービスを提供することで経済的な成果をあげることが企業の一義的な目的であるならば、ミッションの必要性は二義的か、一つの社会的な組織としての心構えを表明するものであるというところが、組織のミッションの理解になります。
ここまでの理解で済ますと、企業の組織としてのミッションの必要性が見えてきません。ここで思い出して欲しいのが、前回のレポートです。
前回のレポートで組織のミッションとは、その組織で働く者が、なぜその仕事をし、あの仕事をするのかを知るには、その組織の目的であるミッションが明確になっている必要があることをレポートしました。
まさに組織のミッションは、組織が人間組織であるからこそ必要であるという定義にたどり着くことができます。
一つのミッションをもつことが、そこで働く者の仕事に指針を与え、なすべきことを教えるからです。事業とは、社会的価値を創造する社会的活動であるからこそ、そこで働く者は仕事の意義と意味を知ることが必要だからです。
なるほどNPOは社会的な課題、つまり人間の問題に取り組むことからミッションを定義することから始まります。
企業は製品サービスの提供が一義的なミッションであると定義すれば、システムとして構築することに専念しがちになる傾向があるのも理解できるものがあります。しかしながら、企業も社会的な目的をもつ社会的な機関であり、人間組織であることに何ら変わりありません。
人間組織としての企業が、その組織としての機能を果たすには、その組織のミッションを明らかにし、そこで働く者の社会的な活動としての仕事を社会的に意義づけし、働く者のやりがいと働きがいを提供するものにしなければなりません。
まさに企業といえども人間組織としての役割と機能を果たすためにも、組織のミッションについての正しい理解と認識をもつことが求められます。
関連記事として、下記の「5つの質問」ガイドをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/start0110kt/2829049.html 下記のサイトは、「マネジメント見聞録」の事例です。
次回は、組織のミッションをどう定義するかについて、レポートします。
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