無題
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俺は幽霊を見ることができる。
たぶん、最初に幽霊に気づいたのは、俺がまだランドセルを背負って小学校に通っているときだ。学校の帰り道で毎日会うおばあさんにいつものように挨拶した。おばあさんもにっこり笑っていつものように挨拶を返してくれた。その日の夕食時に母が父に話していたことは、俺がいつも元気よく挨拶しているおばあさんが一昨日亡くなったということだった。その次の日からも俺はおばあさんに挨拶し続けたけど。
俺は明るくてスポーツもできるし、勉強もできて、いつもたくさんの友達がいたし、はっきり言って女の子からの人気も一番だ。そして今は有名大学病院の外科医をしているもんだから、女の子にはさらにもて、人当たりがいいので患者にも人気だし、幽霊たちにも大人気だ。この病院で一番元気なのは幽霊たちで、彼らは疲れを知らない。死ぬ直前まではベッドから
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