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 当社のホームページでもおなじみですが、懐中電灯の明るさを表す単位に「ルーメン」と「カンデラパワー」があります。この両単位にまつわるお話を数回に分けて伝えたいと思います。
よく訪ねられるのですが、この両単位は測定方法が全く違うので、係数式等による変換方法は一切ありません。
 極論から言えば、どちらの単位も懐中電灯の性能を表すのに最適とはいえません。他に懐中電灯の明るさを効率的に表示する方法が無いので、使われているとしてしか言いようがありません。
それではこれらの単位が、なぜ適していないのか考えてみましょう。
「ルーメン」は電球(またはLED)が発している光の量を単純に計測したもです。つまりワット数の高い電球やLEDは大きい数字が出やすいのですが、懐中電灯の要である「リフレクター(反射鏡)」の性能が全く反映されません。
 逆に「カンデラパワー」は、ある距離においた面が照らされている明るさ「照度」を「ルクス」という単位で計測します。この「ルクス」に測定距離(m)の二乗をかけて、光源の明るさ「カンデラパワー」を求めます。この測定方法では、光源の発光量が比較的少なくてもリフレクターの集光性能が高ければ、非常に高い「カンデラパワー」値を得ることが出来ます。
 この様な事実から「ルーメン」または「カンデラパワー」の一方のみでは懐中電灯の明るさを判断することは出来ないのです。 つづく
 

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