これが,『最後の晩餐』だ。
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我が家のお父さんが,本日朝,出張へと旅立ちました。
それで、前夜に,「みんなそろって最後に食べにいこう。」 恒例ではありますが、外食となりました。 その時に,「最後の晩餐だ」 と言いはしましたが,本当は,本日(ああ、書いているうちに、『昨日』の事になってしまった!)の夕食こそが,両親とのアメリカでの最後の夕食でした。 おばあちゃま曰く、「何だか,違った意味みたいで、変な感じね」 そりゃそうでしょうよ。キリストが、亡くなる前に、あの裏切ったユダもいっしょに描かれていた「最後の晩餐」の絵画で有名なイベントを連想するんですから、穿った考えでは,もう今生の別れにでもなりそうな表現だったのですからね。 そんな失礼な意味ではなくってよ。 そうね、夏にはまた会えるでしょ。 食事の後,子ども達は,ダイニングから消え去り、親子3人水入らずで、話しました。 父曰く,子育てで一番大事なのは,如何に子どもに成功体験をさせるかという事だと思うんだよ。 それには,如何に成功した人との関わりを持つかが大事なんだよね、それもその人のそばにいるだけでいいんだ。 ポジティブパワーが感染して,良い刺激をもらえるってことなんですね。 本日,早速,大学進学のカウンセリングを受けて来た事を受けての発言。 それに、よっぽど気をつけないといけないのは,本当に成功した人は,解説者や評論家にはならないから、解説や評論を鵜呑みにしないことだね。 それに、成功した人は,自分のことにかまけて,子どもはほかっちゃうこともよくあるし。 はい。十分承知しています。 母曰く、 のんびりした子ども達を焚き付けてモチベーションをアップするためには,お母さんがもう少しがんばらないとね。 なぁんて。。。。 ははは。ご自分は,そりゃあ,うまくいきましたでしょうよ。 「そりゃ、あなた、子どもに恵まれていたんだわよ。自分で言うのもなんだけど!(手前味噌)」 「まあね。」 確かに、「〜ちゃんは,どこそこを受けるんですってよ。」と言われて,(ほう。あの子が,あそこを受けるんなら,私だって、がんばってこっちを受けてみよう。)なんて、うまい具合に,焚き付けられて、ちょっとしたライバル心から,見事高校も大学も合格いたしたしたよ。 レールにうまく乗せられました。それも、乗せられたなんて,ひがむ事もいっさいなく。 一度も勉強しろだの、言われた事もなかったし,どちらかというとのんびりもしていました。 そこそこ成績が良かったので,試しに受けてみた小学生対象の某有名進学塾の入塾試験。 見事に落ちたのが,先ず第一の挫折。 良い刺激になりました。 そうか。受験のための勉強をする塾に入るためにも,特別の勉強をしないとけなかったのか〜!! 自分が,それほどではなかったと思い知らされたわけです。努力もしていなかったけど、甘くみていた事を悟ったのね。 そして、中学に入ってみたら,逆に、思いのほか順位は良かったので、「おや?思ったよりは,まんざらでもないかもしれない。」 とっと自信回復。 そして、そのがんばりは,試験勉強を付け焼き刃で,丸暗記して乗り切るというものだったので、長くは続かず、中だるみで、成績が低下したのは,2年生のとき。 まあ、それでも、そこそこ、上位はキープしていたけれども、自分としては恥だった〜、というか、第2の自信喪失。 かなりのショックではあったのに父の一言。 「あんなに、勉強をやっていなかったのに、このくらいの成績を取れるなんて、立派だよ。」 それも、一桁の順位をとっても,別段褒められた事がなかったのに,下がった時に初めて褒めてくれました。 これが、これから先も、一生、心に残る事になるんでしょうね〜 そうか、私は,ちゃんと勉強すれば,もっと勉強出来るようになれるんだ。 という自信が生まれた瞬間でした。 ええ、それで、受験勉強は,私なりに,自分の得意不得意を考慮に入れて、志望校を決め,やるだけの事はやりました。 私の信条は、「『湯島天神のお守りを購入した以上、菅原道真公の威信を貶めてはいけない。』と思って,そのためには、ひたすら,合格を信じ切ってがんばるのみ。」 それが、正しい神頼みのし方であると思っています。 客観的に言うならば、自己暗示の一種でしょうか。 右肩上がりで,最後は,あきらめ切っていた志望校も合格できました。 自分の体験を振り返ってみると父の言った事には,いちいち納得できます。 高校も大学も志望校には,合格しました。それが、人生の中で,確かに成功体験となって、前向きなイケイケGO!GO!の精神につながっているのだと思います。 その後の不勉強な人生の割に,国家試験も合格しましたし、専門試験も合格しました。 いざという時に踏ん張りが効く、集中力は,そんな経験から培われたのかもしれません。 子どもが育つ魔法の言葉という本にもありましたっけね。 子どもは,褒められて育つと,自分を好きになるんでしたっけ? 認められて育つと,やる気が出るんでしたっけ? あぁ、いちいちもっともなのに、ちっとも自分の子育てには活かされてないじゃん。 「そりゃ、あなた、子どもが,多すぎるのよ。」 母も別に孫を否定する意味で言っている訳ではありませんが,ぽこぽこと間隔を取らずに,生み過ぎて,母親の私にゆとりが無さ過ぎたわねっていうのは、事実です。 話が途切れたところで,父が,言いました。 「そろそろ、明日に備えて,シャワーでも浴びてこようかな。」 そこで,私は,急に、ぐっとセンチメンタルな気分になりました。 「ああ〜、そうだぁ〜。明日もう、帰ってしまわれるんじゃないぃぃぃぃ〜」 そこで、思わず,涙がこみ上げてきて,とっさに、手を伸ばして,父の両手をさすって言いました。 「ああ、今のうちに,たくさん,手を触らせて下さいね。寂しくなるわぁ〜〜〜〜(涙で、うるうる)」 次に,もらい泣きをしている母の手を握りしめ、すりすりさすりながら、「今度は,母様の番ね。」 そこで、両親とも目を潤ませて,言い合いました。 「お父さん,貴方は,本当に幸せな父親よね。普通,娘たちからそんなに、愛されてもらえる事なんてないんだから。うちのお父さんは,どの娘にもたくさん愛情を示してもらえるなんて、幸せねって、いつもお父さんと言い合っているのよ。」 「本当だよ。ありがたいことだと思っているだ。」 「いえいえ、愛されるには,必然性ってものがあるんです。尊敬出来る親だからこそなんですから。それに、比べて,至らない娘で申し訳ありません。」 最後に,ソファーで寝入っていた長女を起こして,リビングに残っていた次女とともにお休みなさいを言って立ち去る前に,次女が走りよって,既にリビングに布団を引いて寝ていた両親に飛びついてたくさんハグをしながら,お休みなさいとキスをしたので、次に私が,「私も!」と言って,同じように,二人にハグしながら、お休みなさい。を言いました。 「なんだ、お母さんか。」 次は長女と思って待ち構えていた母に言われました。 「ええ、M(長女)の代わりにと思って。」 私は,とうとう,風邪を引いて,鼻水たらたら,鼻づまりで,薬を飲んで寝ることにしました。 さあ、明日は,遅刻しないように,今から,目覚ましセットして寝る事にします。 いよいよ、お別れです。私,どんなに、体調を崩そうとも,むち打って,無事に空港までお送りしないといけないんだわ。 名残惜しいものですね。 明日から,また、部屋の中が,散らかり放題になったままになるんだわぁ〜。 あぁ〜、お姉ちゃん,受験対策で,うちの手伝いをしっかりしましたってアピールが必要だそうだから、のんびりしないで,おばあちゃまがたくさん手伝って下さったように,お母さんのお手伝いをしてもらわないと。 |
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海外生活:挫折、そして、復活
海外生活での挫折は、大なり小なり誰でも経験すると思います。 そこで復活できるかどうか。これは、残念ながら誰でもそうできるとは限りませんね。 また、滞在が長ければ...
2010/5/3(月) 午前 10:42 [ Hiro Imafuji Dot Com ]
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成功体験と同時に挫折を知ることも大事かな。
でも「3歩進んで2歩下がる」って言うのは日本的な考え方なのかしら。
アメリカでは「ゴーゴー、ムーブムーブ」なんでしょうか?
2010/4/12(月) 午前 11:06
ありんこさん、
前進あるのみっていうのは、アメリカ的なんでしょうかね。
程よい挫折が大事とは,自分の体験から思いました。駿台**校では、見事に偏差値27というのを取ったことがありますが,あまりの低さに、笑っちゃいまして,俄然張り切りました。
きっと、挫折しても立ち直れないんじゃ困るし,程よい刺激ということでしょうか。
結局モチベーションを如何に高く保ちながら,夢や志望に向かって、実現させるかというところで、カンフル剤の役目が必要ってことですよね。
2010/4/12(月) 午後 3:54
お父様がおっしゃった事は、私も同感です。
成功した方との関わりは、子供にとって良いと思います。
我が家は、世界的に有名な方々とお会いする機会が多かったので、
「このテレビに出ている人って、有ったよねmamaさん!?」
子供達は、自分の考えでその方々の評価をしていました。
娘ちゃんが「世界で一番凄いと思った方は『皇太子様』」と言います。
留学から帰国して、東宮御所で接見させて頂いて興奮していました。
娘ちゃんの高校での担任が、皇太子様と同級生でした。
その担任の先生は、小笠原流の上層の方でいらっしゃいます。
カーレースのF1を見ても、オリンピックを見ても知り合いが・・。
オーラの有る方との出会いは、子供達の宝に成っています。
何事にも動じない娘ちゃん・・・。
私よりも大きな心の持ち主かもしれません(笑)
2010/4/13(火) 午前 0:44 [ ブルドッグ大好き〜♪ ]
mamaさん、私の父の場合には,例えば,あのDNAの二重螺旋構造を発見した人だったり,カルシウムチャンネルを発見した人だったり,専門的なんですけど,どの方々も、非常に腰が低く、それでいて、うちからオーラがあふれ出ていたんだそうです。
父からの教えは、能ある鷹は,爪を隠す。でした。
ちなみに、我が家の夫は,アメリカに来て10年で,こちらも専門では,知る人ぞ知る、デバイスの創設者だったり、各国で活躍なさっている人々とごいっしょの機会に恵まれていて、変なコンプレックスが取れて,虚勢を張らずに,落ち着きが出てきたように感じています。
そんな私は,とりわけ誰に会ったというような強烈な出会いは特にないですが、小さい時から,父の弟弟子とか学生さんたちを見て育ちましたが,ブランド学歴に捕われずに,人の真の力というか人となりある程度見抜く力は備わったと思います。
2010/4/13(火) 午前 5:54