紀元前1万年 10,000BC
狩猟部族ヤガル族の青年デレー(スティーブン・ストレイト)は、マンモスを狩った褒美として、エバレット(カミーラ・ベル)との結婚を許される。 そんなある日、遠方からやってきた奴隷狩りの一団が襲来し、ヤガルの男たちとともにエバレットを連れ去った。 デレーは彼女を救うため過酷な旅に出発し、周辺の部族に呼びかけ、兄弟な帝国に立ち向かう。 「これは歴史のレッスンではない。 叙事詩的かつ神話的なスペクタクル・エンタテインメント作品だ」 ローランド・エメリッヒ 監督は「インディペンデンス・デイ」のエメリッヒ。 歴史的考証はすっかり無視していると、堂々宣言している。 彼曰く、映画は歴史の教科書ではないそうだ。 まあ、作品にもよると思うが、本当はどうだったんだろう、という興味は、歴史に疎い僕でも常にある。 真実を知りたいという欲求は、誰にでもあると思う。 まあ、12,000年前の真実など、誰にも分らないとは思うが、でも、出来るだけ、仮説でもいいから、歴史物は事実に基づいて作ってほしいものだ。 確か、この時代のエジプトは緑に覆われていたのでは、という話も聞いたことがある。 砂漠では人、住めないよね。 ピラミッドの配置はオリオン座の星の位置と同じだ、という話も聞いた。 エバレットの手の甲の傷痕は、オリオン座のように見えた。 この“しるし”を何故か恐れる神。 (追記・ご指摘をうけまして、このしるしは北斗七星の誤りでした) この神も結局何だったのだろう。 会話の中で、空から降りて来た、とか、海に沈んだ大陸(アトランティス)から来たという噂もある、と言っていた。 これは現代のテクノロジーでも、造るのは至難の技だと言われているピラミッド造りに、地球外生命体の力があったという説によるものからきた話だろう。 僕的にはこの方がロマンがあって、いいと思う。 でも、地球外生命が造ったとしても、一体何のために?って突っ込まれそうだね。 しかし、ピラミッド建設の風景は圧巻だ。実際に見ることは不可能な過去を、こうして大スペクタクルな画面で見せてくれる、サービス精神はかっておこう。 ストーリーは、偶然マンモスを倒してしまった主人公が、奪われた彼女を奪還するとともに、本当の勇気と信頼を勝ち得ていく冒険譚だ。 制作期間のうち、1年を費やしたという、CGマンモス。 押し寄せてくる大群のシーンの重量感も迫力はある。 ふさふさした毛を表現するのが大変だったらしい。 サーベル・タイガーや謎の怪鳥など、まだ我々が見たこともない生物も出てくるが、こうなったら、もっとたくさんの種類が見たかった。 その他の動物が全然出てこないのが逆に気になった。今とは違う、進化の過程の生物、もっと出してほしかったね。どうせウソならば、より徹底的に。 まあ、お金がかかるとは思うけど。 この怪鳥は、鳥と恐竜の合いの子みたいな感じだが、恐竜は鳥に進化したと言われいているのでいいでしょう。 サーベルタイガーもせっかく出てきたんだから、もっと活躍してほしかった。残念。 “牙と話す者”デレーのもとにどのように人が集まって来たかも描かれている。『モンゴル』にもこういう描写があっても良かったと思う。あ、これはまた、別のお話。 それにしても、あの後ピラミッドはどうなったの? ほったらかしでは困るよ。 実際のピラミッドがあの形のままだったら、面白いんだけどね。 さて、この映画のエンド・クレジットが何と10分を超えたという。
VFXに関わった人が多いほど、長くなるわけだ。 こう長くなると、少し、映像も入れたりしてくれると、最後まで席を立たない僕としては、うれしいんだけど…。 |
トラックバック(5)
トラックバックされた記事
紀元前1万年
=== 誰も見た事ない世界は、『過去』にあった。 === {{{ 解説: 紀元前1万年の世界を舞台に、愛する女性を取り戻すため旅を続ける若者の姿を描く壮大なアドベンチャー巨編。『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督が、マンモスが地上を闊歩(かっぽ)していた
2008/5/1(木) 午後 11:45 [ 映画狂の日記 ]
●紀元前1万年
{{{ 紀元前1万年 10,000BC 5.5 }}} [[attached(1)]] [[attached(2)]] [[attached(3)]] {{{: ■監督 ローランド・エメリッヒ ■出演 スティーブン・ストレイト/カミーラ・ベル/クリフ・カーティス ■制作 2008年 米国 ■時間 1時間49
2008/5/2(金) 午前 1:23 [ 狂力バボーン!! ]
紀元前一万年 10,000 B.C.
もうちょっと小難しくつくってもいいんじゃないかと思ったけど、こういう単純なのはやっぱりいい。 ピラミッドは奴隷によって造られたという一般的な考え方は否定されてると思ったけど、相変わらず奴隷が造っていた。 造った頃は砂漠じゃなかったような気もするが、砂漠の
2008/5/2(金) 午後 0:37 [ Drunkard ]
紀元前1万年
{{{:監督、製作、脚本: ローランド・エメリッヒ 製作総指揮、脚本、音楽:ハラルド・クローサー 音楽:トマス・ワンダー ナレーター: オマー・シャリフ 出演:スティーヴン・ストレイト、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス、他:}}} CGとわかっていても、マンモス
2008/5/6(火) 午前 4:46 [ DoobieのCINEバカ日誌 ]








神話的な、話にしたかったと、思うんですが。
それにしても、盛り上がりに欠ける話でしたね。
しるしは、たぶん北斗七星だと思います。
昔から、動かないので、目印にしてたので、たぶん。
2008/5/1(木) 午後 11:54 [ ティルク ]
映画狂さん
そうでした。確かに北斗七星でした。僕の勘違いです。
どうもありがとうございました。
記事直しちゃってもいいですか?
2008/5/1(木) 午後 11:57
映像的にはスケール感もあってよかったのですがね。お話の方はぱっとしませんでした。
2008/5/2(金) 午前 1:23 [ つっぱり太郎 ]
つっぱり太郎さん
お話は取り立てて、どうってことないんですよね。
そういう点で満足されない方も多いようですね。
2008/5/2(金) 午前 6:54
こういう単純なのは、大好きです。メッセージもシンプルで分かり易いし。
”紀元前一万年に砂漠でマンモスがピラミッドを作っている”衝撃的なボケ。byおおひら←私はこれさえも許しちゃいました。どころか、面白かった(爆。エバレットに印があった、というのも(情報が勝手に真実?を作っちゃう)今の時代への皮肉として、まずまずのものだったと思います。なによりも。碧の瞳の少女の伝説がはじまったのには、脱帽でした。よくやってくれたと、本気でそう思ってます(^^♪。
2008/5/2(金) 午後 0:36
未見ですので・・・気になるところですが^^;
DVDになっちゃうかも(アセアセ)
2008/5/2(金) 午後 6:38
しんさん
エバレットの傷痕を印として、読みとってしまうところ、預言や伝説などの成り立ちがおぼろげながらに見えてきて、興味深いですね。
碧の瞳の少女伝説、お気に入りのようですね。
2008/5/2(金) 午後 7:51
くるみさん
どうせご覧になるのでしたら、でかいスクリーンの方が、あのスケール感を味わえると思いますよ。
この作品も賛否両論ですので、好みによるかも知れませんね。
2008/5/2(金) 午後 7:53
通りすがりの…映画好きです!
地球のお話にしてはかなり無理がありますが…とてもよく似た星のお話ならf^-^;
ただラストの彼女が生き返るのは頂けない(>_<)
一応ハッピーエンドで良いのだけれど…f^-^;
2008/5/3(土) 午前 9:48
エンドクレジットが10分を超えたんですか?すごいですね〜!!
ピラミッドは地球外生命体が地球人を使って建設したと考えたい私としては興味のある作品かも?
2008/5/3(土) 午前 10:09
板金屋さんいらっしゃい
これはもうSFファンタジーってことでいかがですか。
2008/5/3(土) 午後 9:16
つららさん
計ってなかったけど、長かったですね。
僕が席立つころには、お客さんだいぶいなくなってました。
時間については、後で雑誌を読んだらそう載ってましたよ。
2008/5/3(土) 午後 9:18
まったくの架空のストーリーにしたいのだったら、
逆に、未来の西暦3000年くらいの話とした方が、良かったです。
誰もどんなになっているか、わかりませんからね。。。
まあ、この作品は、取り合えず楽しめたけど。。。
TBさせてください。
2008/5/6(火) 午前 4:46
Doobieさん
そうですね、歴史を無視するのなら、パラレルワールドにするとか、地球に似た別の惑星ということでも良かったですね。
映像的にはそこそこ楽しめました。
2008/5/6(火) 午後 10:01
ほとんど砂漠地帯のような場所で多くの部族が集まってきましたが、実際のその時代は、
どれだけ緑があって、どれだけ砂漠だったかなんて、わかりませんからね。
2008/5/12(月) 午前 1:36
ふぁろうさん
過去のことはある程度の想像はつくとは思いますが、確実とは言い切れませんよね。誰も見たことがないんですから。
2008/5/12(月) 午前 6:32