こひつじと旅するブログ

ひつじが好き。花が好き。音楽が好き。
坂戸市のホームページを見ると、若葉駅から東武バス八幡団地行きか「さかっちワゴン」利用とのこと。しかし前者は1時間1本、後者に至っては1日4本という…(笑

イメージ 1
 
12時前に降り立った本川越駅前では、50年の歴史を持つイトーヨーカドーが解体されているところだった。駅で昼食の調達をと思った矢先、20分ごとのバスが目の前に到着。食いっぱぐれ覚悟で乗車して、公式とは違うルートで「すみよし桜の里」を目指す。

バスは週末で賑わう川越市街を抜けると、少しずつ乗客を減らしながら田園風景の中を走る。所要30分程度で、閑静な住宅団地が広がる終点八幡団地に到着する。

イメージ 2
 
たぶん初めて来た、埼玉県比企郡川島町。ここ八幡地区は1980年ごろから宅地化が進められた、当時よくあった郊外型ニュータウンのひとつと言える。普通にご飯食べるところもなさそうなので、とりあえず越辺川の堤防から周囲を観察することにする。

…と思ったものの、意外に河川敷が広くて何もわからない(笑

イメージ 3
 
グーグルマップを頼りに県道の橋をぐるっと回り、越辺川を渡ると坂戸市に入る。この「越辺」は「おっぺ」と読み、アイヌ語っぽい音だけれどもその由来ははっきりしないらしい。堤防を降りると小さな集落があり、農村らしい水の流れに梅の花が咲き誇っていた。

イメージ 4
 
集落はすぐに終わり、周囲は高圧鉄塔が立ち並ぶ田園地帯へと変わる。遮るもののない吹きっさらしを歩くことしばし、遠く正面に飯盛川の堤防と、その頭越しにうっすらピンク色のラインが見えてきた。八幡団地から40分、このルートは明らかに失敗だ(笑

イメージ 5
 
橋を渡り下流から覗いた河津桜の並木は、意外に遅く6分咲きと言ったところ。完全に終わっていた昨年と比べると駐車車両や観光客の姿はあるが、遠目に見えたほど大盛況でもない。静かに流れる飯森川に、林立する鉄塔がこの地のアイデンティティー。

イメージ 6
 
すみよしの桜並木は、2003年に地元の手で植えられた150本の苗木がはじまりと言う。4年後の2007年にはじめて花をつけてから、ちょうど今年で満10年を迎えた。

イメージ 7
 
長閑な風景の中で咲く花の姿は魅力的ではあるものの、泣き所は遊歩道から見ると逆光になってしまうこと。休耕田を利用した菖蒲園に下りて、何とか順光の一枚を撮影。6月になると、今度はここで菖蒲祭りが開かれる。

イメージ 8
 
こひつじと河津桜、また会えたね。

イメージ 9
 
シーズンの土曜日ということで、川沿いの一角では農協の婦人会やらによる出店が並んでいる。スタッフ10人に対し客0人だったりして、開店休業なのか閉店してるのか一瞬わからないんだけど…(笑 焼き鳥5本500円は高いし、たこ焼きは焼いてないし…。

具の溶け切ったすいとん(200円)と、なかなか餡に到達しない今川焼(130円)を購入。

イメージ 10
 
どこを見ても鉄塔だらけの、この地の風景。これは東電の新坂戸変電所が近くに立地し、会津山中の田子倉ダムから通じる只見幹線を中心に高圧線が集まっているため。それが見通しのよい地形と相まって、巨人がチェスをするかのような景観を作り出している。

イメージ 11
 
日が傾くにつれ、風が肌寒く感じるようになってきた。そろそろ撤収の時刻かね。

イメージ 12
 
帰路は素直に、若葉駅まで60分弱の道のりを歩く。道中には1995年に開廟した台湾のお寺「聖天宮」があるんだけど、豪華絢爛で見た目テーマパーク臭がするので食指が動かない。それにしても地図や案内板が少なく、歩行者に冷たい街・坂戸。

「小」「中」「公」とか、固有名詞書いてくれないとわかんないでしょ(笑

イメージ 13
 
道中マクドに立ち寄りつつ、ニュータウン臭漂う若葉駅到着は16時過ぎ。この駅も1979年開業と、冒頭の八幡団地と時期が符合する。高度経済成長からオイルショックを経て安定成長に移行するこの時期、郊外では公団住宅の不人気の一方で戸建住宅の開発が進んだ。

まぁ話が逸れるからアレだけど、知らない町を歩くといろいろ思うところがあるのだ。

イメージ 14
 
公共交通機関が不便な故、鄙びた風情が守られている感もある「すみよし桜の里」。はてさて来年は、どういうアプローチを試してみようかな。
 
 
○すみよし桜の里関連の過去記事

この記事に

開く コメント(0)

満開の西園は、秩父の山並みを背にした山上らしい眺め。

イメージ 1
 
青空のキャンバスにばら撒いた、黄色い絵の具のような。花そのものも壮観なんだけど、空間がとにかく甘い香りに満ち満ちている。

イメージ 2
 
時計も10時を回って、ロウバイ園を訪れる人も増えてきた。人々の声を聴いていると、感激と落胆で二分されているのが面白い。日照の乏しい時期に咲くロウバイの花は多くはないけれど、種子に毒を持たせることで小さな実りを護っている。そんな強さがいい。

イメージ 3
 
秩父山地の山々に囲まれた秩父盆地。盆地ならではの閉塞感だとか、都会でも田舎でもない微妙な立ち位置だとか、「あの花」にも描かれたそんな空気感が見渡す風景から伝わってくる。

みんな何を思って、497mの山頂に佇むのか。

イメージ 4
 
11時も近づいたところで、名残惜しいが下山することにしよう。

宝登山の推奨される登山ルートは、事業用の車両が走る林道状のルート。しかしところどころにショートカットする山道もあって、歩く人も少なくないので復路はそちらを選ぶことにする。

イメージ 5
 
山道は場所によって泥濘があるものの、時に町を見晴らす岬のような地形もあったりと新鮮。しかし途中で分かれ道があって、より人の通らなさそうな右を選んだのが間違いの始まり…。日当たりのよい斜面はすぐに終わり、道は緑の森の中へと吸い込まれる。

廃プレハブ小屋のある小さな平場。行く手を遮るように木々が倒れ、足元には水が溜まり底なし沼の様相を呈している。これはもしかして、廃道ってやつか。

イメージ 6
 
結局この場を高巻きで越え、その後もしばらく続く難所を突破したところで、往きに歩いた林道状の登山道へと突き当たった。改めて来た道を振り返ると、こちら側には「通行はご遠慮ください」との立て看板が…。上の入り口にもこれ、立ててほしい(笑

生還した人里は駐車場待ちの車が長い列を作り、例年の観光地の雰囲気を取り戻していた。

イメージ 7
 
もうすっかり汗だくになりながら、宝登山のすぐ足元にある秩父鉄道直営のお食事処「ガーデンハウス有隣」へ。駅前で幟を見かけて、往きに少し店も覗いておいたのだ。店内は我慢大会のように(笑)ストーブが焚かれ、12時前ながら多くの客で賑わっていた。

秩父の郷土料理らしい冬季限定「おっきりこみうどん」(880円)をオーダー。セルフサービスの水をがぶ飲みしていたら、ようやく体の火照りも落ち着いてきた…。

イメージ 8
 
初めて経験するおっきりこみうどんとは…。醤油ベースの出汁に、たっぷりの根菜とともに煮込んだほうとう状の麺が入る。生地を切っては投げ込むのが名前の由来だそうで、東北の「ひっつみ」に共通するものがある。弾力はさほどなく、ワンタンのような触感かなぁ。

もともと煮込み系のうどんは好きなんだけど、たっぷり野菜の素朴な味わいがいい。

イメージ 9
 
長瀞駅方面へと、だらだらとした参道を下る。毎年立ち寄っている、秩父産そば粉を使ったたい焼き屋さんで「秩父味噌あん」(260円)を購入。まぁ普通に「小倉あん」の方がおいしいんだけど、旅人としては地のものにこだわりたいからね。

イメージ 10
 
秩父鉄道の踏切を渡って、長瀞渓谷方面へ。駅からライン下りまでの道のりは、狭い路地にお食事処やお土産屋さんが軒を連ねるところ。昼下がりとあって人通りは多く、どうも江の島あたりの光景と重なる。店頭に並ぶのは秩父名物の、みそおでんやみそポテト。

イメージ 11
 
今日は水位が低く、ライン下りも一部運休らしい長瀞渓谷。ここは地殻変動による変成岩が地表に露出したところで、「岩畳」と「秩父赤壁」とに挟まれたその間を、緩やかな「瀞」が流れていく。

イメージ 12
 
そして今日、こひつじの写真に一生懸命で出番のなかった二人も…(笑

イメージ 13
 
長瀞駅まで戻ったのは13時過ぎ。「ロウバイ鑑賞記念乗車券」(470円)をまぁ、記念なので購入。電気機関車のデザインで、昨年の「鉄道むすめ」デザインと比べどうだろうな(笑 急行券(200円)を買って、構内踏切を渡りホームで待つことしばし…。

古き良き幹線駅の雰囲気を残すホームに、西武電車を改造した急行列車が滑り込んできた。

イメージ 14
 
御花畑到着は13時37分。西武線の乗り換えまで50分ほどあるので、普段だったら仲見世通りで食事でも…と思うところなんだけど。仲見世通り閉鎖中、仮店舗のおにぎりやお弁当も売り切れとのことで、国道沿いのサンクスで食料補給。

西武秩父駅は温泉施設のみならず、駅舎もリニューアルに入っている模様。元町・中華街からの直通ライナーも走り出すようで、秩父に対する最近の攻めの姿勢は嬉しい限り。

イメージ 15
 
14時25分発の「ちちぶ30号」に乗車、所沢で乗り換えて清瀬まで1時間ちょっとの道のり。何で今日こんな早め行動だったかと言うと、16時から歯医者の予約が入っているからという(笑 開花状況と天気を見て、前日に無理矢理スケジュールを組んだのだ。

そんな秩父路のお土産は、今回ごく適当に…。

イメージ 16
 
「あの花」クッキーは、箱がしっかりデザインされててコレクターズアイテムかもね。職場で右隣の二人がアニメ詳しいので、その人たちへと思って。ポテチは自宅用だけど、このブログ執筆時点でまだ開けてない(笑

睡眠不足と体力低下から風邪を引き、翌週半ばまで調子悪かった…(笑 はたして早起きは、三文の得だったのか損だったのか。
 
 
2017/2/4 タイムスケジュール
6:44〜7:42 所沢→西武秩父「ちちぶ61号」
7:45〜7:50 西武秩父駅→御花畑駅
8:04〜8:21 御花畑→長瀞「秩父路4号」
8:25〜9:20 長瀞駅→宝登山山頂(奥宮)
9:35〜10:55 ロウバイ園
11:00 〜11:40 宝登山山頂→宝登山神社
11:45〜12:20 昼食「ガーデンハウス有隣」
12:20〜12:35 宝登山神社→長瀞渓谷
12:55〜13:05 長瀞渓谷→長瀞駅
13:20〜13:37 長瀞→御花畑「秩父路5号」
13:40〜13:45 御花畑駅→西武秩父駅
14:25〜15:22 西武秩父→所沢「ちちぶ30号」
 
長瀞・宝登山 蝋梅と青空の旅、今年も!(2017/2/4) その2

この記事に

開く コメント(1)

数日前に届いていたんだけど、何となく開けてなかっただけ。

イメージ 4
 
会員種別は変えてないけれど、今年は特典からユニが消えていたので、そこがスポーツタオルに代わっている。思ったより厚手で大きくて、商品としてはよかったかな。あとは内野指定席引換券が2枚と、会員証とハンドブックと…あれ、DVDないんだっけ。

イメージ 1
 
卓上カレンダーは今年は1人ずつ、ベストナイン的な12人と言ったところなのかな。投手は雄星、光成、牧田、増田で、あわせて26勝24敗28セーブ。

イメージ 2
 
野手は秋、栗、浅、中、メヒア、銀、友哉、侑司と、どちらかと言うと投手が寂しい限りで、ただ野手ももう一つ育ってほしい選手が出てきてない感じかな。このあたり、昨年のカレンダーの顔ぶれと見比べてみるとまた感慨深い。

イメージ 3
 
チケ代は試合によって3段階に分かれたけれど、実質的には値上げだねぇ。しかも9月以降分は発売までわからんとか…。どんなシーズンになることやら。
 
 

この記事に

開く コメント(3)

花の盛りと、青空がかみ合うことってなかなかない。そんなチャンスには、何をさておいても駆けつけなきゃあ。

イメージ 1
 
清瀬を6時半過ぎの電車に乗って、所沢始発6時44分の「ちちぶ61号」に乗り換え。少しずつ白んでいく空の下、眠たい瞼を乗せて秩父へと走る。飯能からは単線区間。上りの特急と2度の交換待ちをしながら、峠を越えたころにはさわやかな朝の光が輝いていた。

イメージ 2
 
西武秩父到着は7時42分。温泉複合施設「祭の湯」のオープンを春に控え、アーケードは完全に閉鎖されていた。仲見世通りは駅前広場の小ぢんまりとしたプレハブに集約され、しかも9時開店ということで早くも食いっぱぐれが濃厚になってきた(笑

イメージ 3
 
かつての仲見世通りをぐるっと迂回する形で、秩父鉄道の御花畑駅へ。長瀞までの乗車券470円を買ったあとで、「長瀞満喫きっぷ」(往復+フリー区間)870円の存在に気づいたり…。さらに窓口で急行券200円を買い足し、今日はあえなく定価で乗車。

やってきた蝋梅ヘッドマークの「急行秩父路」に揺られ、8時21分長瀞到着。駅前の人影は数える程度で、天気はいいが風が吹くと肌寒い。

イメージ 4
 
当然開いている店はどこもないので、若干の空腹を抱えながら宝登山登頂を目指す…。とは言え、陽が上っていくとともに、少しずつ寒さからも解放されて。

イメージ 5
 
ロープウェイも待ち時間ゼロで乗れそうだったものの、あっけない気もしたので例年の徒歩ルートを選ぶ。この時間出会うのは早朝ランナーだったり、山上の小動物園のスタッフだったり…。挨拶を交わしながら登っていく。

イメージ 6
 
例年だと雪解け水でぬかるんだ徒歩道だけれど、今年は雪が少ないのか乾いていて歩きやすい。山頂にほど近いこのあたりなんて、北側斜面に取りつく難所だったりするんだけど…。もう上着が煩わしく思えるほど、暑い。

イメージ 7
 
麓から40分ほど。最後に急な階段を一気に登ると、そこが宝登山神社の奥宮。ここだけ木々に覆われた冷気漂う空間だけど、今はそれがすごく心地よい。この気持ちは、ロープウェイじゃあわからない。

イメージ 8
 
まずは日本武尊からの歴史があるという奥宮にお参りして、それから昨年と同じくお婆ちゃんが切り盛りする売店で「みそおでん」(200円)と甘酒(300円)を購入。やっと今日の朝食、と言うにはあまりにもアレだけど。

イメージ 9
 
「焚火であったまっていって」という優しげな言葉を笑顔で流して(だって暑いんだもん)、薄暗い境内から一歩外に踏み出してみる。すると眼前に広がる光景は、黄色に溢れていた。

イメージ 10
 
山頂直下の斜面に開かれたロウバイ園は、日当たりのいい西園から見ごろが訪れる。こちらの東園はまだ蕾が多いものの、少しずつ開花して来週末には満開を迎えるだろう。花の命は短くて、日々その姿を変えていく。

イメージ 11
 
Sky Canvasには虹色がお似合いデス…ん?

イメージ 12
 
 

この記事に

開く コメント(0)

ぼっとしているうちに、今年も「残渣」になってしまったじゃないか…。

イメージ 1
 
昨年のシャンパンゴールドから一変して、今年はピンクで纏めた新宿サザンテラス。タイムズスクエアやマイズタワー、線路を挟んで東西の事業者がしのぎを削った演出はクリスマスで終わり、今は輝く並木達がそれでもいくばくかの非日常空間を創り出している。

イメージ 2
 
花より団子、イルミよりゴントラン シェリエ、みたいな。

イメージ 3
 
JR東日本本社前、昨年はスイカのペンギンが立っていた記憶があるけど、今年はケーキのようなかわいらしいツリーが。ガラスに反射するピンクの並木が、ここいちばんの借景。

イメージ 4
 
帰宅を急ぐサラリーマンの中で、立ち止まる人もごく少なく。クリスマスの時期にはカップル御用達のこの小道も、今はあえて通る人影もなく。

イメージ 5
 
「新宿ミナミルミ」は、バレンタインの2月14日まで開催。だいぶ規模縮小した後だけれど、今日も山手線内のビジョンでCM流れてました。
 

この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

[ すべて表示 ]


.


みんなの更新記事