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TS392955歯医者とシュロ
TS392956蛸薬師の看板
TS392958旧家のシュロ
医院や歯医者にシュロの木をよく見出す。
蛸薬師はこの先にあるという。
もともと京都の2条室町にあった薬師堂の薬師如来から来たものだろう。
なぜ蛸(たこ)なのかはわからない。
『京都の繁華街新京極通に面して蛸薬師堂はあります。
豊臣秀吉の時代、都の東の端の城壁代わりに、大きなお寺ばかりが集められた時、蛸薬師堂永福寺も、二条室町から移されました。
また、病気平癒や厄難消除に霊験のある蛸薬師如来様を参拝する人々で賑わった参道を蛸薬師通と呼ぶようになりました。
京都市中京区新京極蛸薬師東側町五〇三番地』
(「蛸薬師堂」より)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~takoyakusido/
ここは宮城県大崎市古川北稲葉の蛸薬師である。
「稲葉」という地名は出雲族の神話を思い起こさせる。
出雲族の信仰が原型なのだろうか。
『この蛸薬師は「ミズイボ」に霊験あらたかと伝えられ、昔から遠近の人々の信仰を集めてきた。
「蛸薬師」の名の謂れは定かではないが、ミズイボが、蛸坊主の頭のようにスルリと治るので、それに因(ちな)んで近隣の人々が親しみを込めて蛸薬師と呼ぶようになったと考えられている。
願をかけミズイボが治れば、茹でた蛸をお供えしてお礼参りをして願を解くのが慣わしになっている。』
(「みちのく歴史散策…宮城県大崎市 蛸薬師」より)
http://www.pacs.co.jp/hist_walk/walk_miyagi01.htm
私はミズイボとは知らなかった。
足にできる魚の目やタコのことかと思っていたが、児童の間で伝染するウイルス感染だという。
『古くから「水いぼ」の名で知られているこの皮膚病は、正式名称を『伝染性軟屬腫』(でんせんせいなんぞくしゅ)と呼ばれます。
水いぼの原因になるのは、ポックスウイルス科のウイルスで、伝染することがはっきりと解っています。
そして、水いぼは法律によって学校伝染病の一つに定められています。
さて、水いぼ治療なんですが、昔からよく行われてきたものには、外科的に切除・摘出するという方法、あるいは硝酸銀によりウィルスを焼灼するという方法があるほか、最近では外用薬やパッチなどによって無痛で取り除く方法も一般的になっています。
ちなみに、水いぼを掻き崩したり、自分でつぶしたりすると、中味の液体や血液が付着したところから、新たな水いぼができることもあり、水いぼ治療はやはりお医者さんにお任せするのが賢明のようです。』
(「水いぼ治療はお早めに」より)
http://rimina.seesaa.net/
茹でた蛸を献上することで治してもらえるならばありがたい。
治ったあとで「願」を解くために茹でた蛸をお供えするとあるが、願いをかけたらそれを「解く」必要があることを知った。
お礼参りのことと同じことなのだろう。
神様や如来様も、いつまでも願い続けられたらお疲れになることだろう。
詳しく調べたけれど、蛸薬師には寄らない。
私は観光ではなく、奥州街道を通しで歩くことが目的である。
街道沿いにあって歩くついでに寄れる距離なら寄る程度である。
旧家の庭の中からシュロの木が塀越しに首を出している。
宮城県大崎市はシュロの木が目立つ。
さっき見たが、「奥州一宮」の板碑がある地域である。
出雲方が植えていったのだろう。
出雲にも蛸薬師如来があるような気がする。
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