昨年5月以来の投稿となります。ご無沙汰をしておりました。
お伝えしたいことが沢山あるにもかかわらず、
筆不精のワタシは、仕事でバタバタしていたことに感けて、
投稿がお留守になっていました。
今年は一年を通して、 「住まいづくり」を楽しみ、「地球環境」と「家計」に貢献
に役立つ情報や弊社の思いを、どしどし発信して行きたいと思います。
よろしくお願い致します。
今月12日にY様という女性から、会社に電話が掛かって来ました。
お話しは、「昨年11月に住宅を内装リフォームしたが、リフォームをした部屋の
壁の大半が結露して大変!! ほかの部屋は結露していないし、リフォームをした
部屋も以前は結露はしていなかったのにどうしてそうなるのか?
どうすればいいのか?」というご相談の電話でした。
後日、ご自宅を訪問しお部屋を見せて頂きながら、ヒアリングを行ないました。
内装リフォームをされたのは2階の寝室等で、結露しているのは、
寝室の外周面の壁だけではなく、室内側の壁や押入の壁も結露して
カビが生えていたそうです。
ヒアリングを終え、早速に天井裏も含め調査に入りました。
調査を行った結果を取りまとめ、結露発生の要因とその対応策について
ご報告した内容は以下のとおりです。
1.暖房器具が開放型の石油ストーブのため、暖房時に水蒸気が大量発生している。
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暖房器具をFF式ストーブや電気ヒータ等、暖房時に水蒸気を発生させない器具に替える
2.部屋には、常時開放型のレジスター(自然換気口)が1個付いていて、いつも湿度の高い
外気と繋がっているため、水蒸気が侵入している。また、換気がきちっとなされていない
ので寝室に湿気が滞っている。
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局所換気扇(湿度センサー付換気扇or顕熱熱交換換気扇)を設置し、換気を行なう。
3.屋根断熱をしていない天井裏は、外気と同じような状況になっています。
天井に断熱材が入っている所とない所(断熱欠損部)がある。(写真参照)
↓
天井裏の未断熱部分に正しい断熱施工を丁寧に行ない、断熱欠損部をなくす。
(断熱施工は安易に見られがちですが、建物の耐久性さえも左右していまう
程とても大切な工事です)
4.結露した寝室と部屋境の室内側間仕切壁の内部が、外気温度に近い天井裏と
空間として繋がっているため、間仕切内も冷えていて室内側の壁も結露している(写真参照)
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グラスウールの断熱施工マニュアルに沿って、当該間仕切上部に通気止めを行ない、
天井裏と間仕切内部の空間的繋がりを遮断する。
(断熱施工の要の一つですが、住宅会社や工務店の中に、そのことを把握していない
会社がまだまだ多いと思われます)
以上の取り組みを行なえば、『結露』は防げると思います。
※Y様は、「他の部屋と一緒で、寝室も以前は結露しなかった」とお話しされていました。
それは、築30年ほどのご自宅が殆んど無断熱に近い状態なのと、住宅の気密性が悪い
(当時の建物では当たり前)為、内外の温度差が少なく『結露』していませんが、
冬はとても寒くて大変だとおっしゃていました。
省エネと住環境向上を目的に、住宅の断熱性能が高まって来ていますが、
住宅の創り手が断熱について安易に考えたり、施工方法を正しく理解せずに
施工を行なったりすると、家族を育む『幸せの器』といわれる住宅を、
欠陥住宅にしてしまいます。
このような事例に接し、住まいづくりに対する気持ちを新たにしたところです。
調査が終わり最後に、何故弊社にご相談されたのですか?とお聞きしましたら、
セカンドオピニオンとして、
お住まいがある射水市内の住宅会社に相談してみようと
タウンページを見たら、会社の名前に『環境』とついていた
弊社に目が止まったそうでした。
(写真:Y様邸天井裏断熱施工状況)
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