三毛猫はちょっとひいき目

猫と、花と、木と。。。。大好きでーす♪

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猫さんの手術、そのあとで。。。

   
   
先日、猫さんの避妊手術を終えたときのことでした。


「わぁ〜〜♪かわい〜い♪見て見てぇ〜〜♪」


片付けをしている看護師さんがなんだかとってもはしゃいでいます。


「なに?どうしたの??」


「あ、先生、見てくださいこれ、かわいいでしょう〜?」



・・・・見ると手術に使っていた12センチ四方ほどの1枚のガーゼ。

うっすらと、赤い血が、偶然にも、『猫さんの足跡マーク』を描いて
いたのでした。


手術というと、特にメス猫の避妊手術といえばお腹を開けての手術になります
から、血がドバーっと出る、そんなイメージがあるかも知れませんが、
実際猫さんの避妊手術程度では出血はほとんどなく、小さなガーゼ1枚で
ほんの少しの血液をふき取るぐらいで済みます。


このときには、その1枚のガーゼにうっすらとしみ込んだ血液の模様が、なんとも
かわいらしい形を表していたということで。。。。


「わ、ほんと、かわいいね♪・・・あでもこれって、血だよね。」 笑


思わず可愛いと言ってしまいましたが、これっていわゆる血のりで描かれた模様と
いうわけで。推理ドラマのダイイングメッセージじゃないんだから〜><


・・・これを見て「可愛い♪」と言ってしまうところ、、、新人看護師さんたちも
相当この業界になじんできたものですな〜

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ポチくんの決心

イメージ 1

   
   
「ポチくん、こんなに痩せちゃったんですね・・・」

皮下点滴を受けにきたポチくんのガリガリになった体を保定しながら
久しぶりにポチくんを見た看護師さんが言いました。

「そうね・・・。でもね、ポチくん今、自分でごはんを食べるように
 なっているのよ。
 信じられないでしょう?

「えっ!?食べられるようになったんですか!?」

「そうなの、2ヵ月以上の間、全然自分で食べようとしなくて
 Nさんがスポイトでほんのわずかな流動食を口に流し込んで
 生きながらえていたでしょう?
 でもこの間からね、突然また自分から、ごはんを食べるように
 なったのよ。」

「信じられない・・・すごいですね・・・。」

「そう、それがどうして食べるようになったのか、不思議な話でね。」


 * * * * *


ポチくんはどこからか放浪してきたノラ猫の男の子でした。

十数年前にふらっとNさんの庭に現れるようになり、Nさんの奥様が、
いえ、20年前からの患者さんで、今はもうおばあちゃまと呼んだ方が
ふさわしいご様子になられているのですが、庭で餌を与えるようになった
のがきっかけで、Nさんのおうちの子として迎えられました。

ポチくんはそれでも完全に人に心を許すことはなく、半分は外で暮らす
気ままな生活をしながら生きてきたのですが、歳をとるにつれてだんだんと
Nさんの家の中で過ごす時間が増えていたそうです。

Nさんのおばあちゃまは、昔からの患者さんで、ゴールデンレトリバーに
似た大きな雑種のわんちゃんや、いちばん多いときで5〜6頭の猫を飼われて
いたのですが、1頭、また1頭と見送り、今では年老いた黒猫とこのポチくんを、
最後の猫と思ってとても大切に可愛がっていらっしゃるのでした。



そんなポチくんが、咳をして呼吸が苦しそうと言って連れてこられたのが
この7月頃のことでした。

キャリーバッグに入れられるのを嫌がってひどく暴れ、何度も苦しくあえぐ
ポチくんを、どうしても今日こそはと、意を決してのご来院だったのです。

Nさんのおばあちゃまは、ただ事ではない病状のポチくんを心配する
気持ちと、無理につかまえた心の痛みが交錯する複雑な表情を浮かべ
診察室に入っていらっしゃいました。


ポチくんの胸は大きく波打ち、見ているのが辛くなるような苦しそうな
呼吸でした。
レントゲンの検査で、ポチくんの胸の中には大きな腫瘍が疑われる陰影が認め
られたのです。

Nさんのおばあちゃまはそれを黙って受け止められました。
高度医療は望まず、嫌がるポチくんを何度もキャリーバッグに詰め込むことも
望まず、自宅で様子を見ていくことを希望されました。


大切な子の最後を看取らなければいけない現実に直面したとき、飼い主さんは
悲しみや、不安や、おそらく恐怖や、そんな気持ちで心がいっぱいになる
ことでしょう。

そんなときにわたしは、

「何かご心配なことがあったらいつでもご相談くださいね。そして時々で
 いいですから、もしも無理せず簡単にキャリーバッグに入れられるときが
 あったら、また診せにいらっしゃってください。」

連れてきても、連れてこなくても、どちらでもいい、そんな風なあいまいな
言葉を飼い主さんにお伝えします。

愛する子の死の重みを、ひとりで背負いこまないで欲しいという、それが
わたしにできることなのではないかと思うのです。


おばあちゃまは、2週間に1度ぐらい、ポチくんを連れていらっしゃるように
なりました。

ポチくんは程なく食欲をなくし、自分から何かを食べることをしなくなりました。

おばあちゃまは、1日に小さなスポイト2本か3本のトロトロの流動食を、
無理やりポチくんの口に流し込むのがやっとでした。
そしてポチくんもほとんど動かないようになり、おばあちゃまも心配で
外に出すことができず、ずっと家の中で面倒をみるようになっていたのです。

ポチくんは日に日にやせ細り、夏を越すのは無理なのではないかと思われましたが、
おばあちゃまの頑張りで、なんとか秋を迎えていました。


 * * * * *


「10月のある日にね、ポチくんがふとした拍子にぱっと外に出て行ってしまって、
 どこにそんな力があったのかというぐらいのものすごい速さで走って、路地の
 向こうに消えてしまったんですって。

 それでNさんが心配して、死に場所をさがしに行ったに違いないって言ってね。
 ご近所のお友達にも頼んで、ポチくんを必死で探しまわったらしいんだけど、
 何時間かしたら、ポチくん、自分でトコトコ帰って来たんですって。

 それでね、その日から、ポチくんまた自分でごはんを食べ始めたのよ。」


ポチくんは、最後によっぽど会いたい誰かがいたのか、それとも秘密の薬草を
そっと口にして帰ってきたのか・・・・

その真相はわからないけれど。


ポチくんが、自分の最後はNさんのおばあちゃまのもとで迎えようと決心をし、
そしてそうとなったらできるだけおばあちゃまには迷惑をかけないように、自分の
力で生きられる限り生き抜こうと、覚悟を決めて帰ってきたように、わたしには
思えてならないのです。


ポチくんとのお別れが近づいています。
どうぞ安らかに、大好きなおばあちゃまの胸の中でその時が迎えられますようにと
今は願うばかりです。

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あの一点だけ、無頓着になってしまう、わたし達^^;

   
   
先日、病院の仲間たちみんなと仕事の後に『お好み焼屋さん』
に行きました。

去年、今年と、続けて3人の若者が加わったので、なんだか
新しい風が入ったようで、活気があって楽しいです。



『お好み焼き』を食べ進み、そろそろ『もんじゃ焼き』が運ばれて
きたころのわたし達の会話。



「くっちゃんの下痢、やっと良くなってきましたね〜」

数日前から、病院で里親さんを探している子猫たちの間で、下痢や嘔吐が
続いていたのです。

「あ〜、言っちゃいましたね、もんじゃ焼きの前に〜!」

「あはははは!!」

「しーっ!食べ物屋さんではその話、大きな声で言っちゃだめよぉ〜」

・・・・とわたしがいつものごとくたしなめるものの。


「あ、でも見て見て、このキャベツが原形をとどめてる感じが、
 下痢っていうよりゲロっぽいですね〜」

「あホントだ〜、昨日のシュンちゃんの!!」

「わ、やだ具体的ぃ〜」


近くで他のお客さんが食事をしているときには決して言ってはいけない
単語の連発です・・・・

そんな会話で内輪ウケしながらも、’シュンちゃんのゲロ’のように
グジャグジャの『もんじゃ』をコベラでじゅーじゅーと焼き付けては
口に運ぶわたし達。ああ。



お隣の席のお客さまホントにごめんなさい!!
でもその時は小さな子供さんが何人かいて、わいわい楽しんでいらっしゃった
からきっと、こちらの話は聞こえなかったことでしょう、、たぶんね。

あ、それから、これを読んでくださった方にも、、、大変失礼いたしましたっ!!^^;

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ワイン色のクローバーに惹かれて♪

イメージ 1

   
   
クローバー ’ティントワイン’

お花屋さんで一目ぼれ(*^^*)

このクローバーに合わせて寄せ植えを作れないかしら。。。
と思って、ちょっと渋めの色合わせのひと鉢を作ってみました。


クローバーの色に近いワイン色の入ったビオラを選びました。

そして左が ヒューケラ ’キャラメル’
右が ヒューケラ ’シナバーシルバー’

この2種のヒューケラはずいぶん前に買っていたのですが、前回
寄せ植えを作ったときには使えなくて。。。ポットのまま出番を
待ちながらずいぶん育っていました。

・・・待たせたね♪居心地はどうかな〜♪




イメージ 2

小さな、ちょっとした寄せ植え。
赤いシクラメンはクリスマスカラー。これからの季節にピッタリですね。

ハロウィンが終わったらすぐにクリスマス♪
切り替えはやっ!!・・・日本人ですな〜




イメージ 3

先日ご紹介した寄せ植えがひと回り大きくなって、ビオラもずいぶん
咲き始めました。




イメージ 4

玄関前にあったオレンジのジニアを、先日作ったこの鉢と入れ替えました。

こちらもハロウィンからクリスマスへの模様替えです。

秋の暖かい日が続きましたから、ビオラもあっという間ににたくさんの
花を付け、スイートアリッサムもひと回り大きくなりました。




11月!!!
・・・2か月ごとのカレンダーが、最後の1枚となりました。はぁ〜。。。
年末年始の休診のお問い合わせなどがちらほら入り、なんとなく気ぜわしく
なります。

風邪などひかないように、今年の最後も乗り切りましょう〜〜
・・・・って、まだ早いですね。

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名前

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患者さんの猫さんやワンちゃんには、基本的には「ちゃん」を付けて
呼んでいます。

「モモちゃん、今日はどうしましたか?」
「サクラちゃん、元気になったわね〜」
「ケンちゃん、久しぶり!!」

などというように。

けれどしょっちゅう来院する患者さんであったり、頻繁に入院やお預かりを
繰り返す患者さんであると、病院内のスタッフの間では親近感が増していき、
その子の名前を呼び捨てにするか、院内でだけ通じるニックネームで呼んだり
するようになります。

もちろんそれは親愛の情を表すものであり、より親密であるあかしであるの
ですが・・・・



例えば、体重2キロの可愛いポメラニアンの『メグ』ちゃん。
つぶらな瞳ににふさふさの毛並み、今にも折れそうな(実際メグちゃんは
2回骨が折れましたが・・・)きゃしゃな体♪

病院ではいつも『メグメグ』と呼ばれ、
「うぅ〜〜メグメグ〜〜いつ見ても可愛いね〜〜!!」などと可愛がられて
います。



ちょっと性格がきつくて診察の時には気をつけないと咬みついてくるダックスの
『ギブリ』ちゃん。

この子が来ると「あっ!『ガブリ』が来たよ。」と密かに言われています。
これはぜったい飼い主さんには聞かせられませんね。



そんなふうに言っていても、飼い主さんの前ではきちんと名前に「ちゃん」をつける
ようにしてはいるのですが、あまりにも長年に渡って頻繁に入院を繰りかえす猫ちゃんに、
お迎えに来た飼い主さん自身が

「まりちゃーん♪おまたせ〜♪」・・・と言っているのに、

わたしが「まり、またね♪」などと言っていることもあります、まずいまずい。



そして美しいプードルの『アリス』ちゃん。
先日は診察に来たアリスちゃんに向かって「わー、アリポーン!!」と言ってしまった
スタッフが、飼い主さんに「・・・・アリスです。」と真顔で言われる事件も
あったりして。


悪気はないのですよ、けっしてけっして。
すべて親愛の情から生まれることなのです。



心臓が悪いシーズーの『アレックス』ちゃん。
この子はたびたび肺水腫を起こして緊急で来院し、利尿剤の「ラシックス」という薬を
頻繁に使っていました。

「アレックスにラシックスを注射して!!」
「アレックスにラシックスを追加して!!」

というふうに。

ある日飼い主のお母さんから電話があったとき

「先生!!ラシックスから電話です!!」と取り次いでしまった看護師さん・・・あ、これは
単なる天然なのでした^^;



名前というのは飼い主さんの特別な思いが込められた、一人に一つの大切なもの。
いずれにしても、名前を間違えることだけはないように〜、と思う毎日なので
ありました。

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