カレーライス(6日目)
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夕方6時くらいだっただろうか。
3日間を過ごしたイオンから、旦那のおばさん(義母の姉)宅へ移動した。
おばさん夫婦には2人の娘がいるが、
2人とも結婚しお嫁に出ているので、
おばさんとおじさんの2人暮らし。
でもこの時は、私たちも含め15人が一つ屋根の下にいたことになる。
(ややこしいと思いますが、一応その内訳を記しておきます。)
おばさんの次女と旦那さん、その子供2人。
おばさんの母(ブライトのばーちゃん)、兄、その奥さんと息子。
おばさんの妹(ブライトの母)、その旦那(ブライトの父)。
そこに、ブライトと私とライト。
少し前まで、おばさんの長女家族も避難してきていたようだったが、
その人達が出て行き、部屋が空いたので、
そこに私たちがお世話になることになったのだった。
おばさん宅に着き、皆に挨拶をし、
荷物を部屋に運び入れた。
その日のうちには電気が通るという話だったが、
この時はまだだったので、懐中電灯で明かりをとっていた。
貸していただいた部屋に、
荷物を全て運び入れ、とりあえずひと段落・・・
するとそこに、義母が夕飯を持ってきてくれた。
義母 「おなかすいたでしょう、食べなさい」
断水中で水のやりくりも大変だったので、
洗わなくて済むように、皿はラップで包まれていた。
そのラップで包まれた皿の上には、
温かいカレーライスが盛られていた。
懐中電灯の明かりの中、皿から湯気が立っているのが見える。
旦那 「おぉ!! サンキュー♪ いただきます!!」
私 「ぁ・・・ありがとうございます・・・」
涙が出た。
私 「あ〜、ダメだ!泣けるー
旦那 「なに泣いてんだよ(^^;)」
私 「だって〜
旦那 「ほら、泣いてないで、あったかいご飯、ライトに食べさせてやれ!」
私 「うん・・・そうだね」
自分が温かいご飯を食べられることも、もちろん嬉しかったのだが。
何より、息子に食べさせてあげられることが、涙が出るほど嬉しかった。
高熱のある息子はそれほど食欲はなかったようだが、
ご飯を少し食べ、病院から処方された薬を飲ませると、すぐに眠りについた。
息子の額は熱く、眠っても息が荒かったが、
『薬を飲んで眠れていれば大丈夫』 と医者に言われていたので、
解熱剤はしないでそのまま寝かせた。
(ちなみに病院から処方された解熱剤は、大人用のモノだった。
「小児用がないので、大人用を半分に切って使ってください」 と言われていた。)
温かいカレーライスの味だが・・・
美味しかったことは言うまでもない。
この震災で、都市ガスは水や電気と同じく復旧までに時間がかかったが、
プロパンガスの家は煮炊きが出来ていた。
ちなみに皆様は、 『ガス釜』 というものをご存知でしょうか?
名前の通りガスで米を炊く炊飯器なのですが・・・
私はこの震災まで(おばさん宅で見るまで)その存在を知りませんでした(^^;)
おばさん宅はプロパンガスだったので、
煮炊き出来るうえに、ガス釜があったのでご飯もそれで炊くことが出来ていた。
(ガス釜がない家では、鍋を火にかけご飯を炊いていたらしい)
ご飯を食べ終わり・・・
息子が眠ってしまい一人おいてはおけないので、
私は貸していただいた部屋にそのままいたが、
旦那は皆に顔を出してくるといって茶の間に行った。
それから少しして・・・
電気が点いた!!
私がいた部屋にも、
茶の間にいる皆の 「おおー!!」 という声が聞こえた。
茶の間ではさっそく、久しぶりのテレビを観ているようだ。
せっかく電気が復旧したが、
私の部屋では息子が寝ていたので暗いままにしていた。
夜8時、消灯。
旦那も部屋に戻って来て、敷かれた布団に親子3人で並んで寝た。
スペース的にはイオンにいた時と同じくらい、
セミダブルくらいのサイズだろうか。
ダンボールに毛布を敷いていたイオンも、
それほど寝心地は悪くなかったが。
やはり、畳に敷いた布団に充分な掛け布団・・・
申し分のない寝心地だった。
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私の実家もプロパンガスでガス釜です。

私の実家は兼業農家ですが、お米を作って居て、祖父はお米に強いこだわりがあり、米はガス釜で炊くのが美味い。と言う考えからずっと使っています。
最近は、美味しいご飯を炊ける電気の炊飯器も沢山あるんですけどね。
普段何気なく使っている電気が止まると何も出来なくなりますね
当たり前に生活出来る事ってすごくありがたい事なんだなってすごく思いました。
2012/3/3(土) 午後 2:24
★りょんさん
へー、ご実家はガス釜ですか!
お米作りしている方がこだわって使っているということは、本当に美味しく炊けるのですね。
おばさん宅にいる時、もっと注意して味わって食べれば良かった(笑)
この時は、『温かい、炊きたて』というだけで感動でした。
今ではまたそれが当たり前になってますが…
「有り難いことだってことを忘れないようにしなきゃ」
と、思い出しながら記事にしていて自分でも思いました☆
2012/3/3(土) 午後 8:52
こんにちは

うちはアウトドア用の飯盒があったのでそれで楽しみながら米炊いてました
適当にやり過ぎて固かったですけどね
2012/3/5(月) 午前 10:09 [ GT−M ]
★10:06さん
ガス釜、結構つかってるお宅あるんですね!やはり美味しく炊けるんですね^^
私は電気の炊飯器しか知りませんでした(^^;)
震災がなければ、ガス釜の存在はもっとずっと知らなかったかも・・・。
私も避難生活中、思いました。
『平穏な日常』 と 『健康な身体』 って似てるな・・・って。
「普通の状態」 よりもちょっと何かが欠けるだけで、
「普通の状態」ってものすごく有り難いことだったんだなって気づかされますよね。
本当にそうですね、特別なことなんて何もいらないから、
「普通でいたい」 と思いますよね☆
追伸:全然かまいませんよ♪^O^
2012/3/5(月) 午後 1:36
★GT−Mさん
アウトドアを楽しみましたか♪^^
でもそういうことが出来るってのは、ああいう震災時には強いですね!
少々固いご飯も、あの時は美味しかったことでしょう☆^^
2012/3/5(月) 午後 1:43