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第94回 塾長さんの “今週のメッセージ” 意識 その20 16年9月27日
生徒が変わるとどうなるだろうか。
いや、生徒はどう変わるだろうか。
理論が解った子供達は、自分の上での卓球の将来像が見えてくる。自分が何をすればいいか、どのように伸びればいいかが解ってくるのである。
誇張ではない。卓球が解るとはそういうことなのだ。
そうなると意欲が変わってくる。6時からの練習に、6時前には全員がそろっていることになる。
それぞれがどうすればいいかが解っていると、自分のためにどうすればいいかが解るから、すぐに練習が開始できるのである。みんながある程度集まってから始めるというのではない。一人ですぐ始めていく。
卓球には一人で練習できるものがたくさんある。心を閉ざさせる指導をすると、そこすらも気が付かないようになっていくものなのだ。
嬉々として練習に向かうものと、やらされて渋々やるものとの差は、練習場に来る時間で解る。「卓球に行くのがいやだな」と思う子の足は、どうしても遅れがちになってしまうのだ。
そうさせてはならない。そのためにも、卓球理論を生徒一人一人に理解させる必要があるのである。
もっとも大きな変化は、「自分のミスの原因が、なぜだったか」が自分でわかるようになっていくことだ。ここが重要である。自分で自分の卓球がチェックできる、ここが重要なのである。
ただ、勘違いしてはいけない。チェックが出来るから、即、直るわけではない。そこがむずかしい。
理論を、自分の体で表現する。それが練習である。
だが、そのように振っているつもりで、かなり、意識と違う振り方になっている子がいる。指導はそこの指摘になる。
そこを一致させてしまうとあとは楽なのだが、高度な技術になればなるほど、そこの一致が難しくなるのだ。
何を言っているか解るだろうか。
子供に、「目をつぶって水平に両手をあげてみなさい」と言ってみる。見ると、そうやっているつもりで、右手が下がっていたり、決して水平に出来ない子供がいる。意識とのずれがあるとはそういうことである。
卓球にもそれが現れる。
そこなのである。そこを一致させることから、指導が始まる。
さあ、子供の意識が変わった。
これからの指導をどうするのか。
今週は、そういうホラを吹いてみました。
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