ホナ星人の独り言(2010年4月より赤島からの発信です)

赤島は周囲0,54平方キロメートル。標高54メートル。福江島の南東に位置する孤島です。現在、13世帯18人が暮らしています。

変な助け舟

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変な助け舟(その4)

何を理由に、「自給自足生活」に入ればいいか。悩むのはそれであった。
だが、ちょうど、そのころ、「公務員の副業」問題の投書で、私の身辺が急にあわただしくなった。誰かが役所に「Mの副業を許していいのか」という投書をしたのである。
後でわかったことだが、それは私の学校のおえらさんのリークだったのだ。もう一人の女性と結託して、2チャンネルを中心に破廉恥な活動を始めた。実に熱心である。

 それを確かめるために、ある情報を直接その本人だけに流してみた。なんと次の日に、そのままリークされているではないか。なるほど、個人情報に詳しいはずだ。その二人の書き込みだけが、2チャンネルの中でも、個人の情報をあげての、職種の蔑視と悪意に満ち満ちている内容ではあった。

「あ、これを口実に卓球界から引けるな」
私は内心喜んでいた。
 これで、この4月にやめて、長年の夢であった、田舎暮らしが実現できる。
また、同じ人に、「いろいろと叩かれるから、仕事をやめようと思う」というネタを流してみた。案の定、「もう一押しでMがやめるぞ。ここでもう一押し」というくらいに、2チャンネルの投稿が激しくなった。とても読むに耐えない内容で、「書いた本人は、返す刀で、自分も傷ついているだろうな」と同情したくらいである。

 人格者といわれる人も、匿名が許されるなら、いくらでも、鬼になれる、本音が言えるというわけである。
頭がいいだけに、それは辛らつを極めていた。そして、実に面白かった。

わたしは「人間というものはそういうものだ」と長い人生で悟っている。
批判されることでは別にどうということはなかったのだ。

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変な助け舟(その3)

卓球で知られすぎた。不本意である。
卓球をやめて、自給自足にまい進したい。2005年の11月に、そういう思いが強くなった。
HPが3年過ぎて、54万件のアクセス数。優勝も4回を数えた。生徒も少なくなった。区切りである。
だが、どうやって卓球から手を引くことを周りに納得させるか。

11月。もうひとつ大きな理由があった。
血糖値が下がらないのである。318の数値から、220までは落とすことができた。110が正常値なのだ。
その11月に、一大決心をした。「食事量を減らす」から、「食生活を変える」のに方向転換をした。
一番好きな食べ物をやめるのである。「量を減らす」から、「完全にやめる」にしたのである。
一番好きな食べ物は、「米」である。米のご飯を食べるのをやめたのだ。

米の代わりに、豆にしたのだ。大豆(だいず)、小豆(あずき)、野菜、納豆。酢。それを私は「粗食」と呼んだ。
効果はてきめんだった。
体重は88キロから75キロまで減った。体脂肪も、26%から19%まで少なくなった。
健康を取り戻すことが卓球界から引く理由にはなりえない。保護者も、関係者も、健康になったから、続けろというだろう。

どうやって手を引くか。

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変な助け舟(その2)

その少し以前から、わたしのHPの掲示板に、アラシが入り込んで、その節操のなさには我慢ができないものがあった。
そして、ある勢力から「公務員が副業をしていいのか」という、2チャンネルを中心にした批判が相次いだ。
全国ホープス卓球団体戦で2連覇をしたころから、生徒が急に増え、ボール代として集めていた月謝も1日100円から、「これではとても無理だろうから」と、保護者会が170円に値上げしてくれたのであった。毎日の練習で、つまり、月謝3000円から、5千円にあげてくれていた。
また、5年前から、息子が、卓球で生きていこうと経営に乗り出してくれていた。しかし、私は子供たちの負担を増やす気はなかった。赤字であっても、生活はできる。私が公務員を卒業するまで、赤字でやっていこうと思っていたのである。

土地、建物に1千万円。つい4年前には、約800万円をかけて、卓球場の水周りの改修工事も終えていた。
それさえも「子供たちの成長のために、公務員は奉仕をするべきだ」と考えて、妻を説得して決して黒字にならないように息子の経営をセーブさせていたのだ。

それが「公務員の副業」だと、たたかれだしたのである。
そして、私の勤務する役所に、「Mが副業をしているのを許していいのか」という投書があったのである。

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変な助け舟(その1)

25年近く、卓球の指導をしてきた。かなり、知られるようになり、全国に私のクラブ名を冠したネットワークが自然に出来上がり、一人歩きをし始めた。
不思議なものである。決して予期したわけではない。決して、期待していたわけでもない。ましてや、希望してできたものでもない。
HPも、公開して丸3年で、54万件のアクセスを記録するにいたった。

公開から丸3年が経過した折、私の卓球生活とHPから離れて、長年の「自給自足生活」の夢を実現したいと思い始めた。
27年を勤務した下級公務員生活。ここいらで卒業して出身地である五島列島での「自給自足生活」。
「やれないこともないだろう」。
だが、ここまで来た「卓球指導」から、私が手を引くことができるだろうか。
幸いに、息子が5年前から、実質の経営者になり、利益はないものの、とりあえずは心配はなくなっていた。
それが2005年の11月であった。

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