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人生五十年、それが江戸時代の常識であった。それが今では五十路はまだ人生の半ばであり、
あと30年、まだお釣りがくる世の中となった。長生きが良いとばかりは言えぬのが昨今
のご時世。表題の句なども五十年生きたら、後の寿命は丸儲けだ、と割り切った生き方が
江戸ッ子気質なのかもしれない。
大船に乗る心持ちなり
子の重荷みな片付けし身の老いれ-----人生の帳尻合わぬ子の宝後は任せて骨壺の中
人五十路元とり後は丸儲け-----老いぬれば丸儲けとて煩わし
世は忽せ(ゆるがせ)に成って住み佳き
時頼の衣は民の隠れ蓑----時頼も三葉葵にひれ伏して (黄門様の世直し行脚)
古戦場花に夕べの骨を踏み----助左衛門羽ぶり忘れぬ遺骨掘り (ルソン島の偽遺骨)
親よりも子は始末する具足売り---具足売り近頃見えぬ三代目 (北の三代目の消息は?)
王城の土喰うミミズ皇(きみ)拝め----近頃は君が代の地も汚染され (ミミズにつもる放射能)
餌に飢えずいすかの嘴も曲形(まがりなり)----嘴曲がるイスカに噛めぬ米の味
盗人も無事の一つを取り得にて----盗人も魂を取っては身の破滅
(注)時頼=北条時頼=鎌倉幕府の執権、出家して諸国遍歴し民を助ける
具足=甲冑=武器
助左衛門=ルソン助左衛門、フィリピンの遺骨掘りで偽遺骨に騙された日本の役人を揶揄
イスカ=小鳥の野鳥で嘴は上下とも曲がっている、北方系の小鳥
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こんばんは。きょうは午後から冷たい雨となりました。
人生の終焉まであと二十数年。住みにくい世の中となりました。
2012/2/14(火) 午後 9:08