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昭和世代の男の子の心をわしづかみにした「空手バカ一代」です。
極真会館を一代で作り上げた大山倍達氏の実録という内容です。
今は亡き梶原節全開のこのまんがセリフひとつとっても琴線に触れまくります。
例えば上のセリフですが
四国に極真の道場をひろめるために単身のりこんだ芦原氏。
持ってきた金もなくなり、ようやくできた弟子たちにごはんをおごる金もない・・
ポケットの中をかき集めても、ようやく頼めるのはライスだけ。
とてもおかずの分はありません。しかし中華店にある備え付けの調味料を見て
芦原は「こいつはいくらでも無料!おれはソースめしといくか。塩めしもいける!」
などといいながら努めて明るく弟子にごはんをおごるのです。
その気遣い・切なさに胸をうたれながら弟子達は塩めしを泣きながら食べるのでした。
嗚呼、塩めし、涙めし・・・・
どうです?いいでしょ?(笑)
他にも「力無き正義は無力なり、正義無き力も無力なり」
「技は力の中にあり」などナイスなセリフ満載です。
表紙を見てもらうとわかりますが
作者がつのだじろう氏から影丸譲也氏に途中で変わってます。
影丸譲也氏の迫力ある絵に一瞬違和感を感じますがすぐなれます(笑)
大山倍達本人の話から極真が世界に広まっていき
個性豊かな弟子たちの話に移行していきますが面白さは変わりません。
特に私が好きなのは「芦原編」です。
あの頃は実録にもロマンがありましたね〜。
大人になって、梶原一騎氏のスキャンダル、大山倍達氏の死去、極真の分裂、など
色々あり、また、数多くの暴露本、回顧録も出版され情報が溢れました。
それはそれで楽しめて良かったとは思うのですが
裏事情を知らなかったあの時代のほうが
この漫画を読む人にとって幸せな気もしています。
★★★★★ゴッドハンドに合掌度
★★★★★実弟真樹真樹日佐夫氏って怖い度
★★★★★つのだじろうご愁傷様度
私のおすすめ:
空手バカ一代セット
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