「SUBWAY」【高崎】
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◆「SUBWAY」【高崎】 ◎「フィリーステーキ&チーズ」四五〇円+「ポテトセット」三〇〇円+「ドリンクサイズアップ」三〇円 +「ポテトサイズアップ」八〇円 …昨日の月曜日は諸般の事情で特別休暇を充てていた為、今日は三連休明け。
八月頭以来、此れから訪れるであろう事象を気に病み、一時は食事も喉が通らなくなり、 夜も眠れず、随分と具合の悪い日々が続いた事も有った。 其の懸案事項も、昨日、雲散霧消し、心の閊えがスッと取れた感じで、一気に脱力してしまう。 ホッと胸を撫で下ろしつつも、今日から勤めに出る暮らしが始まる。 勤めに出るったって、別段、僕の職業が花魁と言う訳ではない…。 今日は、十二日の金曜日以来、十一日振りに群馬県は高崎へ出掛ける。 夢の超特急・新幹線に乗車する事は許されないので、高崎線の鈍行列車で向かう。 我が故郷、深谷を通り、洗濯物を干す母親の姿を尻目に、シレーッと通過。 まあ、前日に会ってるし…。 高崎に着けば、先々週に引き続き、暑い中での汗だくでの仕事。 汗が止まらないったら有りゃしない。 止め処無く、豚骨臭のする汗が噴き出し続け、「暑いっ!」と発さざるを得ない。 三〇度を切ったからと言って、涼しいと持て囃すのは止めて頂きたい。 十五度を下回って初めて、涼しい、清清しい陽気と言うのが妥当であろう…。 十二時半も近付き、上司から昼休憩の指示が出る。 各自、適当に摂る事となり、僕は独り、高崎駅構内に在る飲食店街へ向かう。 軽く済ませられる食事しか無いが、時間も限られているので致し方有るまい。 其の中で、豪い久し振りに、野菜麺麭専門店の此方にしてみる。 数年前、減量中は足繁く通っていたが、野菜嫌いの僕には、余り縁は無い…。 夏休み中の学生が屯する雑多な一画に入り、此方の店頭に並び、発注の準備に入る。 僕の番が廻り、パッと目に付いた「フィリーステーキ&チーズ」なる物を発注。 先ずは麺麭を、「ハニーオーツ」、「セサミ」、「ホワイト」、「ウィート」の中から、 胡麻麺麭を発注するも、何てこったい、切らしていると抜かしやがり、 仕方無く、訳も分からず適当に「ウィート」と言うので御願いする。 小麦胚芽入りの代物らしいが、拘りは全く無い。 すると、麺麭をちょいと小粋に炙って呉れると言うが、面倒臭いので其の儘にして貰う。 店員の若い婦女子は直ぐに調理に取り掛かり、麺麭に野菜を挟むと言う。 好きな野菜を増したり、嫌いな野菜を抜いたり出来るらしいが、僕の場合、 野菜が全く入らなくなってしまうので、此れ又、其の儘で御願いする。 レタス、赤茄子、玉葱、ピーマン、西洋胡瓜の酢漬け、オリーブが入る。 そして、普通であればドレッシングを選択するのが、此の「フィリーステーキ&チーズ」は、 しっかりと味が付いているので、其の儘の味で召し上がる様に薦められ、 若くて美しい婦女子の前では、煮過ぎた豆腐の様にグヅグヅで、言われるが儘に従う。 じゃが芋は焼いている最中と言い、先に麺麭を手渡され、着席して頂く事にする。 此の手の、様々な具が挟まった食べ物に関しては、不器用極まりないので食べ方が頗る下手。 折角、ちゃんと挟まった物を、ボロボロボロボロと零し、レタスや赤茄子が零れ落ちる。 抑、「フィリーステーキサンド」とは、二〇世紀前半に米利堅は、西辺威業州費府で生まれた、 薄く切ったステーキと、溶けたチーズ、玉葱等を長い麺麭に挟んだ物と言う。 ステーキと言えど、此れは豚肉で、胡椒を効かせた薄切り肉。 チーズは蕩け、濃厚な味わいを醸し出している。 然し、其の他大勢の野菜が多い所為で、余りコッテリ感は主張出来ていないのが気の毒…。 其れにしても、具は零れるし、口の周りは汚れるし、全く以って食べ方が下手。 高倉 健よりも数倍は不器用だろう…。 顎に穴が開いている程に野菜やテレレを零しつつ、何とか完食した数分後、 漸く、じゃが芋が出来上がって運ばれて来て、熱熱の馬鈴薯の味を堪能する。 揚げていない、焼いたじゃが芋と言うのも良いものだな。 |




