地方の新しい風
|
今朝のニュースで一番注目したのは横須賀市長選挙で33歳の元市議会議員の吉田雄人氏が、現職の蒲谷亮一氏(64)破って当選したというものだった。蒲谷氏は現職である上に、自民、公明、民主の推薦、あの小泉純一郎氏の応援まで得たのに落選したということでこれはきたるべき、子息の小泉進次郎氏の国政選挙に影響するということだ。
もともと小泉氏が圧倒的に強いはずの選挙区であり、しかも自公はともかく民主党まで推薦した候補が敗れたという意味は絶大である。自公両党にはショックだろうが、民主党にもショック、いやある意味で自公以上にショックであったのではないか。どうして吉田氏推薦に回らなかったのかと悔やんでいるのかもしれない。
名古屋市、さいたま市、千葉市という政令都市の市長選挙で、自公推薦の候補を民主党推薦の候補が破って当選しているがこれは単なる偶然ではなく、今地方では確実に地方政治に新しい風が吹いているということだろう。その極めつけが、この横須賀市長選挙ではなかったか。
民主党は名古屋、さいたま、千葉などの選挙で勝った勝ったと喜んでいたが、横須賀地元県連も党本部もどうしてその風を読むことができなかったのかである。
週末TVニュースショーには鳩山元総務相や、東国原宮崎県知事などが出ていて、さかんに今話題のトピックスの主役を演じていた。東国原知事など「地方分権」をまるで、金科玉条みたいにしゃべっていた。民主党岡田幹事長は、そのことについて、それをあの郵政民営化劇場選挙の再来にならぬようしなければならない、などと警戒感を述べていたが、私に言わせると、東国原氏のいう「シアター」の再来などもうありえない。
いや、そうではなく、「地方分権」というテーマに関しては、あの東国原氏や橋下氏が唱える総論以上に各地方都市の住民の地方政治、行政に関する意識は具体論として浸透しているのではないかということだ。もちろんそれには、民主党がこれまで唱えてきた霞が関解体のこととか、天下りのこと、橋下氏が指摘してきた地方行政と中央官庁との軋轢のことが、そうした住民意識改革の大きなベースになっていることは否めないだろう。
要するにこの時代、地方行政がどうあるべきかという問題に関しては、今や住民の意識は想像以上に進んでいるのではないかと思われる。
昨夕日本テレビのバンキシャという番組で東国原知事が出ていたが。コメンテーター川上和男氏は東国原氏を厳しく批判していた。川上氏は「地方分権、分権というが、政治はそれが全てでなく、国には国の仕事があり、地方とどうその仕事を分担していくかが重要なのだ」と言っていた。その通りなのだ。これは橋下氏の道州制論と民主党の分権論の根本的な違いの問題ともからんでいる。
どうやら国民は霞ヶ関解体必要性の大筋はもう理解したようだ。後は解体でなく、改造された霞ヶ関中央官庁と地方行政がどう仕事を分担してやっていくのか、その具体的な内容仕事の進め方をより分かりやすく説明することが求められているのだと思う。
それは橋下知事や東国原知事の仕事ではない。中央政治と地方政治の両方をバランスよく見ている国政政治担当の政党側にあることは明白だ。自民党にせよ、民主党にせよそことのところは、でんと構えるべきだということだ。自民党のように、その主張の中身というより、知事を選挙の顔として使えるかどうかなどという発想は大間違いであることはいうまでもない。
民主党の方は、タレント知事の存在などなにも恐れることはない。橋下知事の主張の正しい部分は十分取り入れた上で、地方分権の意味と内容、それを実際の政治の中でどう実現していくか、中央政府と地方政府の仕事の分担、ステップをマニフェストとしてきたるべき選挙で国民にわかりやすく提示することだ。
tad
|
トラックバック(2)
トラックバックされた記事
横須賀市長選挙 開票
市議会議員になるためには横須賀市で市議会議員になるために必要なものはなんでしょうか?選挙の時期だったのでちょっと気になりました。必要な費用・票数等、過去のデータや、一般的に考えられる条件を調べようとしたのですが、うまく見つけられませんでした。&[⇒回答を読む] 横浜市長を変えてほしい!給食を!!ので大変です。毎日6時におき作り、メニューもマンネリになるので辛いです。東京でも政令都市では給食が当たり前なのに、中田市長は認めてくれません。大阪の橋本知事も給食を今回導入しました。給食が無いことで
2009/6/30(火) 午前 6:02 [ 世界の主要なニュースを速報! ]
トラックバック先の記事
- トラックバック先の記事がありません。

東国原知事が自民党に行きそうなので、民主党は面白くないので
東国原さんに対しての嫌がらせは続くでしょうね
わたしは、民主が政権をとっても自民党の総裁に東国原にやってほしい、、
2009/6/29(月) 午前 5:32
ホント素晴らしい事ですね…。公務員テロや宗教テロを撲滅できるチャンスが徐々に、徐々に近づきましたね…。暗黒の時代から夜明けが見えてきましたね…。
2009/6/29(月) 午後 2:12 [ reo**reo ]
おっとっと・・・忘れ物・・・ポチね。
2009/6/29(月) 午後 2:12 [ reo**reo ]
川上和男が出て来たのはサリン事件からであり、専門外のことにコメントするのは気の毒なのでオウム事件も一段落しているので早く辞めていただいたほうがよい。
2009/11/15(日) 午後 7:11 [ 視聴者 ]