★めぐみさんが帰ってくるまで★頑張らなくちゃ

「保存版スカイツリー」を予約録画していたらなぜかフジTVのバレーが予約になっていた。大ショック!

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2007年4月24日

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湯島天満宮と藤の花〜泉鏡花の思い出の場所〜

イメージ 1先日の土曜日、湯島天神まで行って来た。先々週は湯島聖堂から神田明神を回り、上野まで行ったが、そういえば、天神さんも寄ってみようと思って、今回足を伸ばした。御茶ノ水駅から北北西に向かって700〜800mぐらい歩く。江戸時代において湯島天満宮は、和歌や連歌の神、芸能の神、書道の神、さらには縁結びの神として崇められ、本郷や下谷にかけての町人層の間で特に親しまれていた。東京では亀戸とここの天神が菅原道真を祭った箇所として双璧である。

湯島天満宮の建つ丘は、眺望が良かったそうだ。今は周辺に建物が多く建ちいまひとつだが、女性や子供は勾配のゆるやかな女坂を、また男は真直ぐで急な男坂を登ったそうだ。池之端の町屋や上野の不忍池が見通せたのだそうだ。建物の中で結婚式をしていたんだよ。写真でチラリと見えるでしょ!


イメージ 2さて、これが湯島天満宮の藤だ。今が盛り。ここの藤はこれだけしかないのだが、とても美しい。この日も銀座三越のデパ地下でお弁当を買ってこれを見ながら食べた。この藤の紫色はとても好きな色で、この時期よく湯島に足を向けるのだ。












イメージ 3イメージ 4








大好きな豆腐。鎌倉小町。抹茶塩で食べるんだよ。京風の食べさせ方・・・
有名な「松露」の卵焼き。『だし巻き』がなかったので。あとは『豚しゃぶうどん』!!

【つきぢ松露(しょうろ)】http://www.shouro.co.jp/top/1.html

イメージ 5そして有名な「筆塚」。昭和17年に、里見 惇、久保田万太郎、岩田藤七らによって建てられた。泉鏡花『婦系図』の舞台となった。鏡花の本では「湯島の白梅」が有名だが、残念ながらこの時期は咲いていない・・・。『婦系図』は、ここを舞台にした悲恋の長篇小説である。
主人公である早瀬主税は、世間に内緒で、芸者あがりの女・お蔦と所帯を持っていた。主税の師・酒井俊蔵が2人の仲を許さず、潰されてゆく様を描いている。







イメージ 6それを思いながらこの風景を見ていると味わいがあるのだが、ちょっと上を見るとビルの山。風情がなくなってきた・・・
実生活で鏡花は、神楽坂の芸者・桃太郎と同棲し、後に結婚をしている。それを師・尾崎紅葉から反対された経験が、同作品に投影したといわれているのである。
池をじっと見ていると明治にさかのぼれるんじゃないかなあという錯覚に陥る。

泉鏡花の文体が僕はとても好きだ・・・






イメージ 7あはは、また、おみくじ。今度は15番の「大吉」神田明神に引き続いての大吉だ。浅草寺のことを考えるとちょっぴりうれしい。

海ならず ただよふ水の 底までも
            清き心は  月ぞ照らさむ

道真公の和歌だ 











イメージ 8香港からこられたお客さん。写真交換することになったけど、住所だけわたしちゃった。変なダイレクトメールこないよね・・・
かわいい女性たちだったので、時間があればご案内してあげたんだけどね・・残念

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僕のアイドル『ヘルベルト』〜その4「ブラームス交響曲第1番」

カラヤンが初来日したのは1954年のことだそうだ。もう半世紀前のことだ。単身で来日して約1か月滞在している。NHK交響楽団を指揮して東京、京都、名古屋、宝塚で計14回指揮したのだそうだ。
ベルリンフィルと来日したのが57年だから3年前。昭和でいうと29年のことだ。

日本において、1番最初に演奏したのが4月7日で、Rシュトラウスの「ティルオイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、そしてブラームスの交響曲第1番だ。場所は日比谷公会堂。最後の演奏は87年5月5日サントリーホールでの演奏でモーツァルトの交響曲第39番とブラームスの交響曲第1番だった。もちろん最後はBPOだ。
【63年録音】
イメージ 1カラヤンのレコード及びCDは非常によく販売された(グラモフォンのトップ広告はいつもカラヤンだったわけだし)が、評論やクラシックファンといわれる人たちのコメントでもくさされる事はあったも絶賛されることは決してなかった。いつも書いているけど、彼の音楽を褒めることは、クラシック音楽のなんたるかを知らない人間として分類される風潮にあった(現在でもナチ狩りのように『カラヤンサポーター』を攻撃する音楽一派が存在する)。

表現すると『弦は艶やか、木管はビロードみたいな肌触り、そして金管は大音量でも柔らかく』といった、芯のないふやけた音楽の称号を与えられている。
彼の音楽は、あまりに美しすぎて、どこか言いようもない冷たさを感じさせるのも確かだ。自然界には、これほど完璧なものは存在しない。音楽評論家は、土のぬくもり、香りがしない人工の産物のように比喩する。

そして口をそろえて次の言葉を念仏のように唱える。

「音楽に深みが欠ける・・・」


「深み」って何??僕はこのご立派な言葉がいまだにわからない。音楽の深みとは何をもってそういうのか。

小林秀雄は『モオツアルト』で次の有名な言葉を述べている。
美といふものは、現実にある1つの抗し難い力であって、妙な言ひ方をする様だが、普通一般に考へられているよりも実は遥かに美しくもなく愉快でもないものである。

この言葉が好きで僕はこの文章をもう20年も覚えている。
たとえば、モーツァルトの交響曲第40番の第1楽章の冒頭とカラヤンが最も得意とするチャイコフスキー交響曲第6番の第1楽章第2主題を口ずさんでみてほしい。後者は流麗、美しく口ずさめるが前者を美しく口ずさめる人がいるだろうか。思ったほどの音楽ではない。

しかし、これをいったん頭の中で旋律にしたり、実演奏を聴くと、モーツァルトの物悲しく、美しい旋律が響いてくる。<現実にある1つの抗し難い力>として心を揺さぶるんじゃないだろうか。
カラヤンのチャイコフスキーのメロディなど映画音楽、ムード音楽の範疇に追いやられてしまうのである。

カラヤンの音楽をまるで『パロディ』の分野に分類されてしまうのである。
これは、ベートーヴェンもそうだし、ブルックナーもそう。

イメージ 2フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、クレンペラー、ベーム、シューリヒトの音楽(特にベートーヴェンやブラームス)を好んでいるというと、クラシックファンとして一流の勲章が貼られ、カラヤンの『英雄』やブラ2が愛聴盤だと口をついたところで『音楽どしろうと』とレッテルを貼られてしまうほど彼の音楽はポピュラーに仕上がっているのである。


【77年録音】





イメージ 3彼のブラームスは武骨さのかけらもない。4曲とも流麗に鳴り響く。音楽にドイツ語のような強いアクセントもなく鏡のように滑らかな音楽を奏でる。
1番の冒頭部分の低弦とティンパニーと一緒に出てくる旋律も流麗に流れているのである。
多分54年のN響の演奏もそうだったにちがいないし、87年の演奏ではまさにそうだった。


【87年録音】





カラヤンについては、このブラームスの第1番の冒頭の指揮ぶりに彼の本質があるのだ。僕は彼のブラ1の映像をそれぞれ時代の異なるビデオでもDVDでも持っているが、ある共通点があり、明らかに他の指揮者と振り方が違うのだ。
第1楽章の序奏でダーン、ダーン、ダーン、ダ・ダ・ダ、ダーン・・・って音を刻む際に、普通どの指揮者も当然のように1拍ずつ刻みながら指揮棒を振るのだが、カラヤンは異なるのだ。

アタマの部分を1回振り下ろすと、長いフレーズをゆったりと振っている。彼の指揮法はメロディを長いフレーズで弾いている楽器が大きなスケールで弾けないことをとても嫌がるというのをどこかの解説で読んだことがある。1,2,3,4・・・と音を刻むことにより『リズムを意識するとメロディがないがしろになる』とカラヤンは言っていたそうだ。

【59年録音〜VPO来日DVD】
イメージ 4彼の音楽の本質はリズムではなくメロディに力点を置いているということだ。それはテンポが動く箇所でも指揮棒が大きく動かないということで如実に現われている。
ここが武骨な音楽を排したとところで、彼の音楽を「深みのないもの」と表現させている所以である。

カラヤンの音楽作りの『本質』を僕なりに理解したのは、彼が演奏するバルトークの録音を聴いたからである。いつもいうが、このバルトークは多くのクラシック音楽の中、僕が最も深く愛し、理解しているものなので、カラヤンがリズムでバルトークの音符を追っかけているのでなく、メロディで音楽を形成させていることを認識したことにある。バルトークは、本来『リズムで追っかける音楽』だからね。

そうした観点から、カラヤンのブラームスの1番を聴いてみると、彼の音楽が卓越していることが理解できたのである。CDで本当に彼の音楽全体が聴けたかは疑問であるが、何度も言うが一度は生演奏で聴いてみたかった。

アンチカラヤンへの反論
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/26911517.html
カラヤンの神髄〜71年盤「悲愴交響曲」
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/38569943.html
僕のアイドル『ヘルベルト』〜その1「プロローグ〜鬼神」
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/45914164.html
僕のアイドル『ヘルベルト』〜その2「来日とチケット」
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/45990685.html
僕のアイドル『ヘルベルト』〜その3「ショスタコーヴィッチの暗号『第10番』」
http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/46064396.html

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