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このゲームはまさに「起・承・転・結」がハッキリしたドラマティックなゲームであった。
立ち上がりはシーホークスのペースでゲームが進められる。起承転結の「起」である。
2度づつの攻撃で1stDownを更新していく堅い攻撃である。それに対しスティーラーズはCBテイラーがインターセプトをミスる等波に乗れない。その後シーホークスは、タッチダウンを狙うパスを2度行う等、シーホークスがゲームを押していた。ちなみにこの2度の内1度は反則を取られて幻のタッチダウンとなっている。
「承」でスティーラーズのドラマが始まる。それは第2Q残り3分40秒頃からであった。その前に反則を取られたりQBロスリスバーガーが抑えられたり等して迎えた3rd&28。つまり残り2度の攻撃で28ヤードも進ませなければならなかった場面である。この時のポジションは残り40ヤード。ここからこのゲームの風向きがシーホークスからスティーラーズに変わった。QBロスリスバーガーが落ち着いていた。時間をかけてレシーバーを探す。そして目に入ったのはWRウォード。このウォードに37ヤードのロングパスを通すのである。このゲームの流れを変えた大きなプレーであったと思います。
その後大きな体のRBベティスが2度の攻撃で1ヤード進ませ、3度目の攻撃でロスリスバーガーが自ら飛び込む逆転タッチダウンを決めて前半7-3で折り返す事になる。
ローリングストーンズのハーフタイムショーが終わって第3Qが始まる。
ハーフタイムショーが間に入ってもスティーラーズの勢いは止まらなかった。第3Qが始まった僅か30秒ぐらいでスティーラーズRBパーカーが75ヤードを走ってタッチダウン。一気にシーホークスを引き離す。
その後もスティーラーズがゲームを押していき、残り7分50秒の時点でスティーラーズがゴール残り7ヤードの時点でタイムアウトを取る。それはじっくり料理してやろうという様なタイムアウトであり、ここでタッチダウンを決めると勝負は決まってしまう3rd&6の時点である。
ところが、ここからこのゲーム2度目のドラマが始まる。まさに「転」と言って相応しいプレーが見られる。
この3rd&6の攻撃でスティーラーズQBロスリスバーガーが大きなミスを犯してしまう。タッチダウンを狙って80番の選手に投げた緩いパスを、シーホークスのハーンドンがインターセプト。ここから76ヤードも戻したのである。このゲームを面白くしたビッグプレーであった。
そしてその後、シーホークスQBハセルベック→TEスティーヴンスとボールが渡ってタッチダウン。4点差に詰め寄るのである。
考えてみればこの2度のドラマの主役はいずれもスティーラーズQBロスリスバーガーであった。
しかしシーホークスはここまでであった。
第4Q残り9分頃のスティーラーズのタッチダウンはQBロスリスバーガーからのパスではなく、QBロスリスバーガー→RBパーカー→WRランドレルにボールが渡り、WRランドレルからWRウォードに約45ヤードのロングパスでタッチダウンを決めて引き離したのである。
「結」は残り4分でしょうか。ここから3度目のドラマが始まる。
スティーラーズの攻撃は1stDownからじっくり時間を使う。この時シーホークスが使えるタイムアウトは3度あった。ここからスティーラーズが細かく短時間で2度攻撃し、シーホークスはその都度タイムアウトを2度使う。シーホークス最後の勝負を賭けて、時計を止めるのである。
そして3rd&3で迎えた3度目の攻撃。スティーラーズの攻撃は、QBロスリスバーガーが自ら飛び込み1stDownを更新する。勝負を決めたと言ってもいい1stDown更新。ここでのドラマの主役もロスリスバーガーであった。
スティーラーズはAFC6位からの出場。ここから1位のコルツを破り、ホーム全勝であったブロンコスも破り、最後はNFC1位のシーホークスも破る、見事なスーパーボウル制覇でありました。
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TBありがとうございました。ラジオ放送での生観戦でしたので、細かいプレイはあいまいになってしまいましたが、シーホークスは全員が緊張していたのでしょうね。今年のスティーラーズは「巧者」でしたね。
2006/2/7(火) 午後 1:49
すばらしい解説ありがとうございます 両軍合わせて31点と珍しくロースコアのスーパーでしたが中身の濃い試合でしたね
2006/2/7(火) 午後 3:04
リキさん、the greatest hawkさん、NFLに限らず海外スポーツはいつも時間帯の問題がありますので映像でのLive観戦は難しいですよね。今回はお役に立てて何よりです。ミスが多すぎるという声もありますが、私は結構ドラマティックなゲームだったと思います。
2006/2/8(水) 午前 0:05 [ タクマのパパ ]
凄い!まさに試合内容そのものです。第2Qのロスリスバーガーのタッチダウンは微妙でしたが、勢いを獲るのも勝利への気迫か?祝、スティーラーズ!ありがとうございます。
2006/2/8(水) 午前 0:45 [ bap*_b*uma ]
ロスリスバーガー自ら飛び込んだタッチダウンは確かに微妙だったですね。TVでも解りづらかったです。しかしそのプレーを導く為の、直前のウォードへの37ヤードロングパスで一気に試合の流れを変える事に成功したのが、結果的にスティーラーズに勢いをつかせた要因になったと思います。
2006/2/8(水) 午前 1:06 [ タクマのパパ ]