e-ALS 筋萎縮性側索硬化症に関するニュースブログ

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※米国ALS協会ニュースリリースより

2013年4月2日付

脊髄の中で通常は神経細胞をサポートしている細胞が、ALSの場合は病態を悪化させている事がALSを再現した動物モデルで確認された。この研究は先頃Nature Neuroscienceに掲載された。

研究グループはオリゴデンドロサイトと呼ばれる脊髄内の細胞を調査した。この細胞は運動神経を含む神経細胞を包むミエリンの層を形成する。また栄養分を供給する事で神経細胞の代謝もサポートしている。

研究グループはSOD1遺伝子変異によるALSモデルマウスで、ALSの症状が出る前にオリゴデンドロサイトが衰える事を見出した。オリゴデンドロサイト内の変異遺伝子を取り除いた場合、運動神経を含む他の全ての細胞で変異遺伝子が活動しているにもかかわらず、発病は遅くなり重症度も低下した。オリゴデンドロサイトの機能不全はALS患者の脳や脊髄でも見られる。

米国ALS協会Lucie Bruijn博士は次の様に述べている。この研究結果は、ALSの進行過程では運動神経に加えてその他のタイプの細胞も影響を受けるという事例を強化するものだ。これは運動神経だけでなくオリゴデンドロサイトを対象にした治療法探索を提起するものであり、オリゴデンドロサイトをターゲットにする事で、運動神経が失われる前にサポートできる可能性がある。

この治療戦略は、同じくオリゴデンドロサイトが関わると見られる多発性硬化症の分野で現在行われている研究が助けになる可能性がある。幹細胞を利用してオリゴデンドロサイトを置き換える事も、脊髄損傷の研究を基に考えると現実的に実行可能な戦略となり得る。

この研究はメリーランド州ボルティモアのジョンホプキンス大学Jeffrey Rothstein博士とDwight Bergles博士の指導の下、同大学のShin Kang博士とLing Yi博士によって行われた。

Li博士は2011年に米国ALS協会からMilton-Safenowitzポスドク研究奨励金を受けており、現在Rothstein博士の研究所でポスドク特別研究員となっている。ALS研究賞の為のMilton-Safenowitzポスドク研究奨励金は、前途有望な若い研究者がALSの分野に入る事を奨励する為に設けられている。この2年間の研究賞の資金援助は、1998年にALSで亡くなったSafenowitz氏を偲んでの家族による寄付金で、米国ALS協会ニューヨーク圏支部を通して提供されている。

ソース:
http://www.alsa.org/news/archive/disease-worsened.html

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きたきたきたp(^^)q

いよいよ完治が見えてきましたね。
あとは日本で幹細胞治療を受けられるようになれば万事OK。

なにはともあれ1日でも早くってことです。 削除

2013/4/8(月) 午前 8:23 [ ポジティブオンリー ] 返信する

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いつも、ありがとうございます。発病前の、話でも、効果がでればいいですね。

2013/4/9(火) 午後 8:21 [ ALS ヒデパパ ] 返信する

ポジティブオンリーさん、こんにちは(^_^)

幹細胞関連は情報が色々多くて玉石混淆なのかな?と見えます。タップリ期待しつつ慎重に見ていきたいと思います(^_-)

2013/4/11(木) 午後 5:36 [ ALSニュースサイト・e-ALS事務局 ] 返信する

ヒデパパさん、こんにちは(^_^)

他の疾患と重なる部分があると、流用できたりして良いですね(^_-)

2013/4/11(木) 午後 5:38 [ ALSニュースサイト・e-ALS事務局 ] 返信する

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