日によりて韓国見ゆる枯れ台地(自句自解)
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・ 日によりて韓国(からくに)見ゆる枯れ台地
佐賀県の北部に東松浦半島がある。そこは上場(うわば)と呼ばれているように小高い山々が起伏して連なっている台地である。そこに名護屋城跡がある。ここは16世紀に豊臣秀吉が朝鮮半島への侵攻をくわだてた拠点の城跡である。もちろん、礎石しか残っていないのだが、その本丸跡から北西の方角を望むと、朝鮮半島が微かに遠望できる。
話は変わるがこの場所からの夕焼けはあまりの美しさのあまり、天国とはこのような景色の所ではないだろうかと思われるほどである。青春の日の私はわざわざこの地にやってきて涙を流し続けたものである。
・ 修道女冬木の道を帰りけり
佐賀県の西部に伊万里市がある。伊万里焼で全国的に名が売れているところだが、ここに腰岳(488m)という山があり、中腹にトラピスト修道院がある。数多い修道院の中でも特に戒律の厳しい修道院ということであるが、この修道院は田畑を持ち、クッキーなどの菓子も作って、ほぼ完全な自給自足の生活を営んでいる。そこの修道女が毎日のように二人連れで山を下り、市内のデパートなどに手作りの菓子を卸に来るのである。
余談になるが、私が10年ほど前に修道女たちの道を辿って、トラピスト修道院の高い塀を巡って、固く閉ざした門から案内を請うたことがある。ダガ。固く閉ざされた門の内からは何の応答もなかかった。そのことを、後日友人に話したところ、おまえはバカかと言われた。
・ 冬川に猪(しし)裂きてゐる山家かな
佐賀市は平たん部であるが、その周辺にあたる脊振山(1055m)の麓は田畑の広がっている地帯だが、近年猪が里に出没して農作物だけではなく時には人間にも害を及ぼしている。したがって、以前のように一人で山歩きをするのは極めて危険なのだが、私は時々ステッキを持って山歩きをする。その折に、私の目で見たリアルな情景である。農家の人が捕えた猪を川辺で解体していたのである。あまり人には見せたくない情景なのだろうか?彼は私の話しかけにもほとんど答えずに、その仕事に熱中していた。
この画像はお友達のSeiさんから頂いたものです |


あいのきせきさま
解説があると、想像力が広がってきますね。
奥が深いです。
修道院は男子禁制ですから・・きっと応答はないですね。
2010/12/21(火) 午後 8:15
「 冬川に猪(しし)裂きてゐる山家かな 」
今日も猪が街中に現れたニュースを手日で観ました、
人も野生動物にも不幸なことなのでしょうね。☆
2010/12/21(火) 午後 8:21 [ 藤花 ]
修道女冬木の道を帰りけり
気持わかります^^
だって、塀の向こう側気になるものね^^;
解説いいなぁ♪
ポチ
2010/12/21(火) 午後 8:48
人魚姫さま。みなさんの反応が鈍いので、これはあまりにも私の独りよがりの句を作りすぎたかな、と思って罪滅ぼしをしているのです。いえね。修道院は男子禁制とはいいながら、外国の宣教師もこのトラピスト修道院には住んでいると、聴いたものですから、軽い気持ちで出かけたのです。高い塀をめぐらした修道院は冷たく静まり返って、やはり浮世離れをしていましたね。私など2日とはもてないでしょうね。
2010/12/21(火) 午後 8:48
藤花さん。人間が彼らの生活の場所をどんどん狭くしたのです。だから、山には食べ物が少なくなって、仕方なしに人家の近くをうろつくようになったのです。にもかかわらず、人間たちは、増えすぎた害獣と言うので、駆除に乗り出しています。かといって農家の人たちの苦労も考えなくてはなりませんから、これは難しい問題ですね。
2010/12/21(火) 午後 8:56
はなびらさんは、ぼくが友人からバカと言われたので、ぼくに同情していますね。さすがに、はなびらさんはぼくの味方だけのことはあります。見たことのない、別世界を覗いてみたいという気持ちは、だれしも持っていますからね。
俳句の解説はところどころ付けたほうがよさそうですね。句の後につけると煩わしく感じる人もいますから、今日のように3句から4句ぐらいにまとめてつけるつもりです。また読んでください。
2010/12/21(火) 午後 9:04
おはようです。。
母ちゃん。4時から^^起きてます><
修道院ですかぁ〜。気になりますね!
写真も。綺麗♪
きせきさん。解説、嬉しいですぅ〜。。ありがとうのポチ☆
2010/12/22(水) 午前 5:45
ともともさん。母ちゃんは4時起床ですか?それは毎朝たいへんですね。睡眠不足にならないように気をつけてください。
あなたも修道院の高い塀の内側気になりますよね。おバカさんのぼくは本当に訪ねて行ったのですから、友人にバカと言われても仕方がありませんよ。写真は東北のお友達が旅行先で撮ったものだと送ってくれたのです。俳句の解説はできるかぎりやりますね。
2010/12/22(水) 午前 8:06
昨夜の雨が上がり清々しい朝が嬉しい。
一輪のコスモスが故郷を思わせ、暮れの寂しさを増してくれます。
暦がもう一つの歳の重ねを待っている。
来年にはいくつになるんだっけ?
2010/12/22(水) 午前 9:11 [ 韓国みこし ]
韓国みこしさん。故郷はいくつになっても懐かしいものですね。あなたがこちらに何年間過ごして来られたのか知りませんが、異境に生活していると一層故郷が恋しくなるのでしょう。今年もあと10日ばかりで終わります。また歳を重ねてゆくのです。
あなたはいくつぐらいかな?まだ40代でしょう。女性としての魅力が最大限に発揮できる年齢です。また、来年を期待しています。よい小説を書いてください。
2010/12/22(水) 午後 3:11
ほうき草の写真が美しいですね、
解説ありがとうございます。俳句無知の私にも 解説付きだとよくわかります。
修道女ではないけど、イスラームの世界では日常的に、男女が別々の部屋で 会食をしたり、電車の車両も初めから 女性専用とかあったりして 女にとっては住みやすい所も多かったです。
2010/12/22(水) 午後 9:41
サラさん、この写真はdaysのお友達からもらったものです。東北の人ですが、気が強くて私には格好のけんか相手です。お別れしたのに、時々このような写真を送ってくれます。このほうき草綺麗ですね。宗教もその民族の文化です。あなたはイスラム世界にも旅行なさったようで、よい経験をなさいましたね。
2010/12/23(木) 午前 8:22
こんにちは。初コメです。
あいのきせきさんって佐賀の人ですか?
私は佐賀なので解説を読んであ〜そうなんだって変に納得しました。
写真も素敵です♪ぽち☆
2010/12/23(木) 午後 0:19 [ miejp ]
miejpさん、さっそくコメントありがとうございました。お互いに佐賀ですね。佐賀のお友達ができたのは初めてですよ。ブログ読んで、ああこれ佐賀のことだと、わかりましたでしょう。わあ、最初からポチ頂くなんてご祝儀ぽちですね。
あなたのブログも立派でしたが、ポチしていません。ぼくはどなたにもポチしたことがなかったのです。最近、気に行ったブログにはポチと知りました。
2010/12/23(木) 午後 4:26