【紀州犬】犬と歩けば棒にあたる!【一期一会】

『今そこにいる犬を観る』 しつけ方法を学ぶよりも、犬という生き物への理解が大切。

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当お散歩会は2009年5月に発足し、その当時作った「お散歩会の主旨」は7年以上経った今も健在です。

嬉しい事に、近年ではお散歩会と名の付く犬イベントも方々に増えてきましたが、その目的は娯楽的なものからトレーニング的なものまで主旨は様々です。

当お散歩会の細かな目的は変わっていませんが、他のお散歩会とは一線を画した内容を自負している為、その違いを踏まえたうえで目的に応じて参加して頂ければ幸いです。

そこで、当お散歩会の目的をより分かりやすくする為に「企画の主旨」を更新しました。

※お散歩会関連 2017年 活動イベント予定



企画の主旨 〜2016年 改定版〜 

お散歩会は、犬の社会化社会性継続、および犬の行動観察によって犬語(行動の本質)について学ぶことなどを目的とした、体験学習による犬化向上プログラムです。

犬化向上とは・・・ 犬の適性行動を尊重し、動物としての犬らしさの向上を図ります。そして飼い主は犬の生得的な行動に対する理解を深め、思考の犬化を図ります。

犬の社会化を真面目に取り組みたい方や、犬に対するアプローチとして犬の心を尊重する志向を持つ方であれば、どなたでも参加可能です。(犬種も問いません)

【注意】 当お散歩会は、ピクニックやオフ会のような人間中心に楽しむ為のイベントではございません。

また、犬の行動を都合よく変えることを目的としたものではなく、人側の意識と行動を変えることが目的となります。

人が行動を変えれば犬の行動も変わります。

犬の行動を改善したいと考える場合、まずは人が意識を持って行動を変えることが近道となります。

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お散歩会による社会化の狙い

他犬や他人に不馴れな犬でも、散歩を通じて適切な空間共有を図ることで、仲間の存在を許容したり理解を深めるようになります。

無秩序なドッグランとは異なるので、ガウガウ吠えやすい犬や臆病な犬でも、それぞれの社会距離(個体距離)を見定めながら、時間の流れの中で無理なく状況に馴らしていくことが可能です。

その過程において自分の犬が吠えたり唸ったりした場合でも、飼い主は犬を叱る必要もなければ、申し訳なさそうに謝る必要もありません。

何故ならば、それが犬という動物の行動様式を理解することだからです。

だからと言って犬を放置する訳ではなく、適切に犬をフォローすることは怠りません。

また、幼犬時代に社会化を行ったものの、他犬との付き合いが疎遠になり気味な成犬や老犬の参加も有効です。


散歩の質を考える

適切な社会化を行うにあたって最優先するべきことは、犬の行動ニーズを満たすことにあります。

散歩における1番の行動ニーズは、嗅覚を用いた「匂い嗅ぎ」です。

犬が散歩で行う匂い嗅ぎは、情報収集・コミュニケーション・社会学習・気分転換・娯楽などの要素があり、それらを満たしてあげることはとても重要なことです。

散歩は時間や距離などの量よりも、その質を考えることが大切なので、普段の散歩の質を見つめ直す機会として頂けます。

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社交性と社会性の違い

他犬に対してフレンドリーな犬は、一見すると良い犬に見えるものです。

しかしその陽気さゆえに、他犬のパーソナルスペースを不用意に侵してしまうことがあります。

これは社会距離を重んじる犬の世界ではタブーな行為です。

そのようなフレンドリー犬を連れた飼い主は、他犬に急接近させてしまう前に、相手の犬の動きをよく観る時間を設けて、相手犬がどのような反応を示すのかを判断することが大切です。

また、ガウガウ吠える犬や臆病な犬の場合、他犬を避けるように犬を連れて逃げ回ってばかりもよくありません。

他犬と十分な距離を保ち、犬が状況に馴れる時間を与えてあげることも必要です。

それに対して社交的な犬の飼い主は、犬同士の付き合いが苦手な犬に対する理解も大切です。

このような経験の場を犬に与えてあげることで、犬は犬を知り、また飼い主も犬を知ることが出来ます。

また、社交性(馴れ合い)と社会性(調和)は似て非なるものです。

犬の社会化において求めるべきは、社交性ではなく社会性となります。


犬同士の交流アプローチ

「犬の挨拶=お尻の匂い嗅ぎ」という誤った認識から、一方の犬を押さえて他犬にお尻を嗅がせるといったドッグトレーナーや飼い主が少なくありません。

犬同士の挨拶は距離を取るところからアプローチが始まり、体の向き、姿勢などのボディランゲージを駆使して行われます。

つまりお尻の匂い嗅ぎ行為は、一連の挨拶行動の断片に過ぎないのです。

また、それらの挨拶行動を行うかどうかは犬自身が選択することなので、身体を押さえて挨拶を強要する行為は犬の行動に倣うどころか、犬の行動様式を無視した変態プレイとしか言いようがありません。

当お散歩会では犬の行動様式を尊重しているので、無理に挨拶を促すようなことは致しません。

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飼い主にとってのメリット

他犬と交流を図りたいと思ったり、無難にやり過ごしたいと思いつつも、日常の散歩では犬同士の交流とも呼べない短時間のスレ違いや、対立の緊張感が生じやすい正面対峙の状況に陥りがちの方も多いかと思います。

当お散歩会では犬たちに過度なストレスが掛からないよう状況コントロールに努めるので、犬も飼い主も気負わずにマイペースで取り組んで頂けます。

日頃は見ることが出来ない愛犬の行動はもとより、他犬の行動もじっくり観察できるので、犬の行動全般に対する認識の幅が広がります。

そして、犬と人とのコミュニケーションの在り方を見つめ直す機会にもなります。

特に見学参加は、犬および飼い主の動きを客観的に観察したり交流を図るなど、自由に動き回ることが可能となるので、犬同伴参加とは異なる気付きを得られるのでオススメです。

また、これから犬を迎えようとお考えの方にとっては、犬育成の一つの方向性として参考にして頂けるかと思います。

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犬しつけに関する問題点

巷で多くの飼い主が悩むであろう犬の行動問題。

その要因は、犬という動物の習性を理解せずに犬の適正行動を抑制したり、人側の一方的な都合を犬に要求することなどから関係性が拗れることなども挙げられます。

そもそも人は何故、犬と暮らすのでしょう。

使役犬は別として、少なくとも一般家庭犬として犬を飼う目的は、生活に安らぎや潤いを求めているという理由もあるかと思います。

犬との暮らしは色々と恩恵をもたらしてくれるものであり、そのドッグライフは楽しいものであるべきですが、残念ながら巷の犬情報はしつけ至上主義に囚われ過ぎて、犬にとっては非常に窮屈な暮らしを要求するものとなっています。

そして、その情報に振り回されて進むべき方向を見失って困惑している飼い主も多く見受けられます。

当お散歩会を通じて犬に対する理解を深めて頂ければ、巷のしつけ方法が無駄な労力であり、犬のしつけは肩の力を入れて行う程のものではないことにお気付き頂けるかと思います。 

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保護犬の社会復帰

飼育放棄された保護犬の中には、社会から隔離された生活を送ってきた過去がある個体や、社会化不足または社会化に失敗した過去がある個体も少なくありません。

社会復帰を目指したリハビリや、新しい飼い主への譲渡に備えて成功体験の積み上げなどを目的に、当お散歩会をご利用頂ければ幸いです。

たとえ継続的な参加が出来なくても、1度の参加経験がその犬の経験値となります。


使用する道具、その他

【1】 フレキシブルリード(伸縮自在リード)は使用不可。

フレキシブルリードは操作の全てを巻き取り機構やブレーキ機構に依存する構造であり、製品特性として犬の誘導・行動管理が適切に行えない道具です。

特に、緊急時の咄嗟の対応における操作性は非常に悪く、危険が伴います。

フレキシブルリードとはそのような特性なので、操作する本人が犬の動きに対応出来ずに、自分や他人の足に巻き付けて怪我をする事例も多数ある程で、使用そのものがトラブルを招く恐れがあります。

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【2】 チョークチェーン、スパイクカラー、スリップカラーは使用不可。(ハーフチョークは可)

社会化取り組みおよび日常散歩において、犬の自主性を育む為にはチョークチェーン等を用いるような強制訓練(調教)は必要ありません。

チョークチェーン等の嫌悪刺激を用いる道具使用は犬の行動ニーズを阻害する要素があるうえ、犬同士のコミュニケーションを図る場面では余計な抑圧刺激となり、適正なボディランゲージ(意思表現)の妨げとなります。

現在チョークチェーンを引っ張り矯正用として使用中の方については、チョークチェーンがデメリットの多い道具であることを知って頂く機会となります。

また、チョークチェーンを使わずにリードの引っ張りを改善したい方には、「犬にも人にも優しいリードワーク」をレクチャー致しますので、首輪かハーネスをご用意下さい。

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【3】リードの長さについて

市販リード 120〜150cmでも参加可能ですが、180〜300cmの長さがあると人も犬も互いに散歩が楽になります。

なお、原則として当お散歩会にて使用するリードの長さは、コントロール性を考慮して300cmまでと致します。(※BAT仕様の450cmリードに限っては使用OK)


【4】多頭飼いの参加頭数について

1人での多頭引き参加は不可です。

犬の行動ニーズ、およびコミュニケーションの質を満たすべく、リードを適切に操作する必要があるので、同伴する犬は1人につき1頭となります。

多頭飼いをされている方で、いつも日常的に多頭引きの散歩をされている方については、多頭引きのデメリットと1頭引きのメリットを再認識して頂けます。

たまには1頭の犬とじっくりのんびりと散歩を楽しむのも良いかと思います。


【5】犬の散歩に最適な道具(犬の行動ニーズを満たす)

・180〜300cmのロングリード
・首輪でもOKですが、ハーネスのほうが犬の行動をより引き出せます。
・両手フリーでリードが扱える装備(ウエストバッグ、ヒップバッグ、ショルダーバッグ等)
・安全で動きやすい靴(クロックス、サンダルはNG)

※200〜300cmのロングリードおよびハーネス試用をご希望の方には貸し出しも致しております。
  興味のある方は事前に申し出て下さい。

 
フリース・ラインド・ハーネス&パーフェクト・フィット・ハーネス

犬の体に優しいフリース・ラインド・ハーネス(FLH)およびパーフェクト・フィット・ハーネス(PFH)は、犬の行動を阻害することなく自然な動きを引き出すことが出来ます。 その秘密は開発コンセプトにあり、犬がボディランゲージを表現しやすく配慮された専用設計なのです。 お散歩会では皆様にFLHおよびPFHによる犬とのお散歩を体験して頂けるよう、一通りのサイズを取り揃えております。

【FLHサイズ】
0号/1号/2号/3号/4号/5号
【PFHサイズ】
 [タイニー] トップ:1/3 ボトム:2/4/6
 [15mm]  トップ:XXS/XS フロント:XXS/XS ガース:XXS/XS/S/M
 [20mm]  トップ:S/M/L  フロント:XS/S/M ガース:S/M/L/XL
 [40mm]  トップ:L/XL/XXL  フロント:S/M/L/XL ガース:M/L/XL/XXL



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【初心者の飼い主さん歓迎♪】

馴れないイベントや取り組みへの参加は緊張するものです。

とくにご自身の犬がよく吠えてしまったり、しつけが全くできていないなどの理由で参加を躊躇される方もいるかと思います。

いわゆる出来の良い犬と出来の悪い犬という差別をしてしまう感じでしょうか。

でもそれは、あくまでも人間にとって都合の良い犬かどうかという話であって、犬を客観的に評価したものではありません。

世の中には「優良家庭犬」という言葉がありますが、いったい何をもって優良犬なのか?

優良家庭犬の解釈も様々ですが、家庭犬として当お散歩会で求めているのは「犬らしさ」です。

そして、その犬らしさを引き出せるかどうかは飼い主が与える環境(育て方)によって左右されるところがあります。

当お散歩会では、そのような犬らしさを引き出し、犬に対する理解を深めて頂くことが目的となります。 

しつけを含む犬の育成にお悩みの方の多くは、実は犬という生き物の本質を知る機会に恵まれないだけのように思います。

そして当お散歩会は犬の本質を知る為のキッカケとなり、きっと悩みのお役に立てるかと思います。

特に初心者の方には出来る限りのフォローを致しますので、安心してご参加頂けます。

以上


■お散歩会の年間予定 ⇒ 2016年版
■開催地の詳細および申込み・受付状況 ⇒ 掲示版

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