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日産の国内新車登録台数が昨年の10月から3月まで連続6ヶ月間、前年同月比マイナスを記録しています。更に北米マーケットでも陳腐化した量販車種や燃費のかさむ大型ライトトラックが低迷して一時の元気の良さが影を潜めつつあるような気がします。
商品面では最近のシルフィーやウィングロードなどはスタイリングも含めてティーダ、ラティオが出た当時のような斬新さや躍動感がなくこれぞ日産というアピールポイントがないように思います。また、ムラーノのハイブリッド版が出されるようですがハイブリッドの機構部分はトヨタからのOEMと聞きます。ここでも個性的なムラーノのスタイリングではあっても中身には日産の独自性が発揮されていません。
しかしコミュニケーション面では例えばテレビCFを見ると日産のものが他の自動車メーカーのものと比べると一番できが良いように思います。また、販売網についてもレッドステージとブルーステージの統一など合理化を模索しており、その作業がまだ完成していないとはいえ特に大きな問題を抱えているようには見えません。
とするとこの低迷の原因はやはりその商品力の低下と言わざるを得ません。多少価格はアップしても良いからシャシーの大幅な充実に加えて例えば国内販売の日本車のトップをきってサイドエアバッグやカーテンエアバッグ、ESCなどをシリーズ全モデルに標準装備するなり最近フェースリフトされたホンダオデッセイのようにほとんどの類別にイモビライザーやディスチャージヘッドライトを標準装備するなど実質的な装備の充実を図ってもらいたいと思います。
ニューヨークショーでG35(スカイライン)やアルティマのニューモデルがお披露目されましたがこれらが従来の日産車以上のボディーや、シャシー面での充実が図られて大幅な商品力の向上がなされていることを期待します。日本車第2位の座を占める日産がトヨタの牙城を脅かすようにならないと日本車全体のレベルアップが遅れてしまいます。奇跡の復活を遂げた日産がここで腰折れせずにもう一段の飛躍をして欲しいものだと切に願うものです。
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