全関西春季トーナメント第3戦、なみはやドームに行ってきました。
今日は、7・8位決定戦に回りましたが、本学バスケ部としては充分。
創部5年目にして、一部と公式戦を戦える、しかも3戦も戦えるなんて夢のようです。
泣いても笑っても、これで最後。
ベスト8に残れたときから、勝利より、次につながる戦い方、経験を積んでほしい、
それだけ願っていました。
今日もセンターコートです。
今日は、大幅にスタートを変えてこられました。
セツ、ミチ、サトに、新戦力のサンとタク。
もう何年もチームにいるようなそんな雰囲気さえ漂う2人です。
もちろん、今日は総力戦だと思います。
今日のジャンプボールは、サンです。
サンは高さもあるうえに、跳躍力もハンパないほどです。
相手も相当大きいと思いますが、これ、勝ってるんです。
これまでの2戦とは少し違います。
今までは、1Qからドーンと開けられて、その後をヨチヨチとついていく感じだったと思います。
2年前、3部Aに昇格が決まったばかりの秋季トーナメントでびわこ成蹊と戦った試合を思い出します。
その時は、スピードが全然違う、4Qまできっともたないと思いました。
でも、今日の試合は、平常心で戦えているように思いました。
もちろん、一部のチームですから、今までのように当たりは強く、フィジカルも強い。
でも、この子たちの順応力は凄い!
3試合目にして、スピードにも当たりにも慣れてきたのかもしれません。
と思ったのも束の間、やっぱり一部は強いです。
3Pを決められ、ジリジリと引き離されます。
でも、何とか食らいつきたい。
この3試合で目立っている、サト。
今日もミドルシュートを放って、気を吐きます。
上級生になって、周りが見えてきたのか、仲間が増えたと同時に、笑顔も増えました。
朴訥な印象はそのままですが、ゆとりがあります。
岩倉先生の指示にも瞬時に反応して、応えられるようになったと先生も絶賛されてました。
ミチは、ここまでの勝ち上がりで、かなり活躍しましたから、
予想はしていたものの、かなりのマークにあっています。
ここを切り抜けてこそ、真のゲームメイカーになれるのだと思います。
彼女にとって、入学後、初めてといっていいほどの壁だと思います。
でも、チームとしては、彼女が不調のとき、
代わりにゲームを組み立てる人材の育成が急務かもしれません。
今日は、キャンに代わってタクが出ていました。
タクは、試合中と普段とは、別人になります。
普段は本当にメチャメチャ明るいいい子ですが、
試合中は大声で指示を出し、司令塔の役割を存分に果たしています。
試合に出ていることを決して鼻に掛けず、
むしろ、それに感謝するかのように、荷物を運ぶのも率先して動いているところは
本当に心が和みます。こんな子なら、いくらでも欲しいです。
ルーズボールは私のボールと言わんばかりに、
手の届くところに来たボールは、どこからでも絡んでいきます。
昨日からキャンは少し弱気になっている部分があって、
ボールをとられた記憶にとらわれているようなところがあります。
また、とられるんじゃないかと弱気な部分が見え隠れしています。
自信を失ったとき、やろうとしていることがうまくいかない時、そういうときは練習しかありません。
世界の王貞治も松井秀喜も練習は嘘をつかない、と言っています。
また、松井は打席で打てるかどうかは結果だけど、
その打席に臨むまでに自分のやるべきことをきっちりできているかどうかが問題だと言っています。
結果は、相手があることだから、自分でコントロールできない。
自分で制御できるのは、練習だけだとのことです。
キャンは、いつも一生懸命。決してサボっているわけではありません。
一層飛躍する前の停滞期(ジャンプする前の縮んだ体制)に入ったのかもしれません。
今までなら、PGは一人だったので、練習でもマッチアップできる人間がいませんでしたが、
今は、タクもいます。
練習後、タクの力を借りて、マッチアップの練習をさせてもらうといいでしょう。
イツも何度か起用されましたが、あまりボールに絡むシーンがなかったように思います。
あまり出ていないので、少し周りとのコンビネーションが合わないのか、
先輩に気を使っているのか、今日は、元気がなかったように思います。
キラも途中、サンと交代しました。
サンの加入でキラもかなり刺激を受けているようで、前よりかなり良くなりましたが、
今大会では性格の優しいところが出て、どうも持てる力が出せていないように思います。
キラには、高校3年の兵庫大会の時の神戸星城戦を思い出してほしいです。
などと言っている間に、1Qが終わってしまいました。
昨日までと同じような点差にはなっていますが、
内容的には決して悪くなく、いいところもいっぱいありました。
2Qは挽回してほしいと思います。
タクが必死で動き回り、シュートを放ちます。
イマイチ、いい写真がないので掲載できませんが、セツは今日もフル回転していました。
2番から5番までできるセツ。
今日も積極的にPGからのボールをもらいに行きました。
前より目立たなくなったことこそ、セツの進化だと思います。
前は、セツのワンマンチーム、セツを押さえられたら勝てないようなチームでしたが、
今は、バリエーションが増えたこともあるけれども、セツがアシストに回るケースが非常に増え、
チームとしてのまとまりが向上したと言えます。
でも、ここ一番での勝負強さ、得点力、パスカット、
どれをとっても一流だと思います。
この人を欠いては、京都学園のバスケの歴史はありません。
市尼に行って、体育教官室で吉川先生とセツとご両親とお話しした時のことを思い出します。
初々しい高校生だったのが、あれから3年経つということは、
僕もそれだけ歳をとったということだろうと思います。
そうこうしているうちに、2Qも終わりました。
このピリオドはやはりサトの活躍が大きかったように思います。
写真を見ても、サトのゴールに絡むシーンが多く、
後はサンのインサイドプレー、ミチ、タクのアウトサイドも効果的だったように思います。
ご覧のとおり、8点差。
ここまで詰めた試合はなかったと思います。
人科戦も2Q終了時には、これに近いところまで行ったと思いますが、
今日は、お互いに総力戦でぶつかっての結果だけに、後半崩れなければ勝機も見えてきます。
ところが、3Qに入ると、奈良産は一部の意地を見せてきました。
パスカットが何回あったことか、それに今までとれていたリバウンドがとれなくなり、
ドリブルもスチールされる。
セツ、サト、サンの3人で、インサイドを絡めて、ミドルシュートで追いすがるものの、
やはりその確率が低く、なかなか追いつけません。
相手もそれほど高い確率で決めてきているわけではなかったので、
惜しいピリオドだったと思います。
ディフェンスもギリギリに飛んでくるので、かなりのプレッシャーだと思います。
しかし、今までと違って、インサイドに切りこむことができ、
アウトサイドとのバランスがよくなったことを思えば、まだ戦いやすかったと思います。
ただ、それとシュートの確率は別問題で、この2試合はすべてそれで泣いてきたように思います。
アコとイトも投入されますが、突破口が開くと言うほどではなかったようです。
ただ、アコとイトのいいところは、コート内でよく声が出ること。
アコが指示を出し、イトがそれに応え、かなり雰囲気は戻った瞬間だったと思います。
イトとキラは、ベンチでも非常によく声が出ていて、
シュートが決まった時の喜び方も、非常に大きなアクションが見られ、
チームのムードが一気に明るくなります。
練習時でも、イトの甲高い声がよく響いて、ムードが高まることがよくあり、
流石に岩倉先生と2年間歩んできただけのことはある、
何を求められていて、何をすべきかがよくわかっているかけがえのない存在です。
いつも、この足が可愛いです。
イトは、昨日の試合でぶっ飛ばされて、顎の下に青タンを作っていました。
女の子なのに、困るね。
あっという間に、8点差が21点差になってしまいました。
残すところは、4Qだけになってしまいました。
4Qに入っても、パスカット、スチールの流れが止まりません。
それだけで何点取られたことか。
逆にそれをうちがとっていたら、展開が大きく変わっていたと思います。
流れを変えようとイツを投入されますが、イツは昨日の元気がありません。
何かあったのでしょうか。
サンがインサイドでファウルをもらいます。
高い打点と持ち前のジャンプ力は他を寄せ付けないものがあります。
後はシュートの確率が上がってくれば、もっともっといい選手になれます。
サンも優しい性格なので、タクのように別人になればいいのかもしれませんね。
この絵、とても好きです。
サンの攻撃に合わせて、サトとイツが懸命にリバウンドをとりに行こうとしています。
まだ、1年生と2年生です。これから先がとても楽しみです。
向うの端にいるセツもまだ3年生。
今年だけでなく、来年もまだバリバリやれます。
まだ伸びしろを十分に持っていると思います。
選手も必死なら、先生も必死です。
1点でも追いつこうと、細かな指示を出されます。
残り数秒の段階で、イトに託されます。
イトもみんなもそれに応えようとイトに集めましたが、
残念ながら決まらず、ゲームセット。
予想外といっては叱られるかもしれませんが、
僕の予想をはるかに上回る活躍、大躍進で、今日まで来ました。
人科、関西外大には大差で敗れましたが、奈良産とは21点差。
一方的な展開にならずに、粘れたと思います。
この3試合を振り返って考えてみました。
一部のチームとうちのチームは何が違うのか。
まず、シュートの確率が非常に高い。
2Pにしても3Pにしても、FTにしても、得点できる時には必ず得点してくる。
あとはディフェンスの激しさ。
今日の奈良産もそうだったけれども、シュートを打つ時には体ギリギリのところまでディフェンスが来る。
ガードの動きをよく見ていて、捕まえられそうなら、すかさずWチームをかけてきて、
スティールをしかける。
インサイドにドリブルインして切れ込んでもディフェンス網に引っ掛かることが多い。
リバウンドはサトを中心に頑張っていたけれども、やはりスクリーンアウトをしっかりかけられていて、
なかなかリバウンドが奪えない。
あと、ファウルになるかならないかギリギリのところで、体をうまく使ってプレッシャーをかけてくる。
なかなか対処は厳しいのかもしれませんが、
うちも今までのようにギリギリの人数でやっている訳ではないので、
普段の練習で一部の試合を想定して、色んな事を試してみるというのがいいかもしれません。
そんななかで、色々と力を伸ばした選手が出てきたのは大きい。
新戦力の台頭、上級生の力の伸び。
それがコラボして、今回の快挙につながったのだと思います。
これだけ当たりの強い一部のディフェンスを経験したので、
二部のディフェンスは多少軽く感じるのではないでしょうか。
ただ、課題も多い試合だったので、一部を目指す本学としては、
この課題解決に向けて対策を考えなければなりません。
スタッフも考えますが、一番に自分が考えて、対処を考えてみることが大切です。
メンタル面のサポートについては私が担当しますが、
技術面は岩倉先生に相談してください。
次は西日本のトーナメントです。
今月末からだそうです。
これもまだ、1勝もしていないので、今年こそ1勝を挙げたいと思っています。
恐らく、今大会での活躍が西日本へのいい手応えになったのではないでしょうか。
来年の今大会も8シードに残れるかどうかは微妙ですが、
それを確実にするため、今後、私は色々な高校や全国各地の大会に顔を出したいと思っています。
皆さんの近くに「京都学園大学ですが、うちでバスケやりませんか」と声をかけることがあると思いますので、
2つ返事で、「OKです」と答えていただければ嬉しいです。
もちろん、売り込んでいただくことも大歓迎です。
部員の後輩たちも、先輩の活躍ぶりをこのブログを通して、確認してください。
そして、いつか京都学園大学女子バスケットボール部のファンになってくださいね。